自転車ブーム






お目汚し、失礼いたします。



近頃は不景気による経費節減やCO2排出量の削減、あるいはみずからの健康増進のため
自動車やバスの利用をやめて自転車通勤をするサラリーマンが増えているとのことでございます。
そのため自転車そのものはもちろんのこと
関連するグッズやファッションも売れ行きが良いようでございますが
そういった賑々しい自転車ブーム、ポジティブな側面ばかりではございません。



ルールやマナーを守らない自転車乗りが多いのは以前から取り沙汰されておりますが
最近はそれに加えて、自転車の安全性よりもファッション性を重視し
ブレーキの付いていない「 ピスト 」と呼ばれる競技用自転車を公道で乗り回す
あるいはブレーキの付いている自転車からわざわざブレーキをはずして使うといった
無謀な行為に及ぶユーザーがいるとか。
ブレーキ無しでどうやって止まるのか素人の私にはよく分かりませんが
警察はこういった現状を踏まえて自転車乗りに対する取締りを強めているようで
そのような自転車に乗っていた廉で某お笑いタレントが警察に摘発された
というニュースも伝えられております。



これら一連のニュースを先月末の朝、テレビの情報番組で知り
仕事で車を利用することがあるゆえ、運転の際、自転車に対しては
これまで以上に注意を払わなければならないなと肝に銘じた私でございますが
そういった昨今の自転車事情が報じられてから10分乃至15分ほど経ったあとのこと。
同じ情報番組において、ミュージシャンの小田和正氏がコンサート会場のステージを
自転車に乗って駆け抜ける映像が流れておりました。



もう60代だというのに精力的にコンサート活動をされている小田和正氏の
エネルギッシュな姿を伝えたいという意図があったのでございましょうが
もう少しタイミングや組み合わせを考えてその映像を流せなかったのか
別の日にオンエアできなかったのかと、歯がゆい思いがいたしました。
自転車の安全運転をめぐる問題や一部の不心得な自転車乗りの存在を伝えた後に、この映像。
私の個人的な印象でございますが、間にある程度の時間を置いているとはいえ
自転車についてのネガティブな報道の後では、自転車に乗ってステージを疾走する
というパフォーマンスを演じる小田和正氏の無防備な姿は違和感がございました。



小田和正氏は日本を代表するミュージシャンであり、私も氏の歌は好きなのですが
このときほど小田和正氏がヘンテコリンに見えたことはございません。
せめて安全性をアッピールするべくヘルメットを着用するべきではなかったか
そんなふうにも思いましたが、それではますますヘンテコリン。
ともあれタイミングや組み合わせというものがいかに大事であるか
痛感した次第でございます.....





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日焼け遊戯






お目汚し、失礼いたします。



昼夜問わずにしのぎやすくなり、季節はもう秋でございます。
狂ったように熱かった夏がもたらした日焼けの跡もその境界が不鮮明になり
ヒリヒリとした痛みを感じたあとに皮の剥けた背中も
のっぺりとしたバナナのようにきれいになってしまう季節でございます。



日焼けというのは、女性にとってはあまりありがたくないもののようでございまして
また皮膚癌を引き起こすリスクをはらんでいるということからも
回避すべきものには違いありません。
しかし若い世代、特に思春期前後の少年少女にとっては
日焼けした肌や顔はオサレでセクシーだと感じるものでございましょう。



かく言う私も高校生の頃、青白い自分の顔がイヤで
なんとか日焼けしたいと思っておりました。
されどろくにスポーツもせず、下校後は特撮ドラマの再放送をテレビで見て
それ以外の時間はオナニーに耽るというような
アウトドアとは縁遠い少年時代を過ごしておりましたゆえ
肌が黒くなろうわけがございません。
それでもなんとか肌の色を黒くしてみたくて、たまに外に出歩くことがあれば
わざと太陽の方へ顔を向けるようにしておりました。



とある夏の日、旺文社の高一時代か、はたまた若者向けの漫画雑誌か
記憶が定かではございませんが、その中に私の目を惹く記事がございました。
どんなことが書かれていたかと申しますと

星の形やハートマークのシールを手か足に貼り付ける。

そのままの状態で日焼けをする。

あとからそのシールを剥がす。

手足に星やハートの跡が残る。

カコイイ

というわけでございまして、禿げしく興味をそそられた私
星型のシールを手に入れ、手の甲に貼り付けて外に出かけました。



その時あいにく天気は曇り空。
湿気が強く、ジメジメと蒸し暑いばかりで陽射しはいっこうに強まりません。
私の地元の夏といえば、当時は最近のような炎暑とは程遠く
最高気温がせいぜい31度というところ。
しかも滲み出る汗のせいでシールが剥がれてしまい、役に立ちません。
それ以後、2~3日は同じような天気が続いたため
もともと飽きっぽかった私はすぐにあきらめて、また元通りの特撮ドラマとオナニー漬けという
土中に潜り込んでいるセミの幼虫のごとき生活に戻ったのでございます。



なぜあんなことをしようと思ったのか、今では㌧と見当もつきません。
しかし、この記事を書いているうちにふと気付いたのですが
ファッション感覚でタトゥーを入れる若者の心理
あれと似たようなものがあったのではないかと存じます。
もっともタトゥーはいったん入れると容易には消えませんし
入れるときには苦痛を伴います。今仮に高校生に戻ったとしても
恐らく私にはタトゥーを入れるような覚悟は無いでしょう。



まぁ仮に今私が高校生に戻ったとしたらタトゥーを入れるよりも
真夏それも高温注意報が発令された日に手足にシールをベタベタと貼り付け
炎天下の屋外へ嬉々として躍り出ているというのが関の山でしょうか。
あるいは、今は日焼けサロンという便利なものがございますゆえ
股間や尻の穴にまでシールを貼り、シュールな日焼け跡を作っているのではないかと存じます.....





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完全運転






お目汚し、失礼いたします。



これはあくまでも私の個人的推測ですが
連休前日の交通事故発生率はきわめて低いのではないかと存じます。
せっかくの連休を前にして交通事故というトラブルを引き起こしたくはない。
そんな意識が車のドライバーにおのずと慎重な運転をさせるようになり
その結果、交通事故の数が減るのではないかと私はそう考えるのでございます。
もちろんググったわけではなく、具体的なソースや資料も探したわけではございません。
今、ふと思ったのでございます。



交通事故を起こせば、社会的制裁を受けたり何らかの経済的損失を被ったりするのは
もちろんでございますが、風紀紊乱・人命軽視の傾向が著しい昨今ゆえ
そんな生活上のデメリットよりもむしろ楽しい週末が過ごせなくなる
せっかくの連休が台無しになる、といった感情的デメリットの方が
安全運転を心がける動機付けにおいて大きなウエイトを占めているような気がいたします。
したがって、それは「 安全運転 」とは呼ばず
後腐れなく休日を迎えるための「 完全運転 」と言えるでしょう。



いずれにせよ事故が減ることはイイことではございますが
基本が「 安全運転 」ではなく「 完全運転 」である以上、「 安全 」は二の次になっている
というリスクが懸念されます。また、「 完全運転 」に失敗した人間が
事故後の対応について「 完全 」を目指すとは限りません。
せめて生活上のデメリットだけでも回避するべく事故を無かったものにしてしまう
「 完全犯罪 」へと走る危険性も有りましょう。当て逃げ・轢き逃げは無論のこと
悪くすれば事故で重傷を負った相手を拉致した挙句に殺害、死体遺棄という
忌まわしい所業に及ぶ場合も考えられます。



せっかくの連休を前にして殺伐とした話になってしまい、申し訳ございません。
ともあれ皆様、交通事故の無い良い週末を.....





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巨星、乙






お目汚し、失礼いたします。



今月5日、巨大ITベンダー、アップル社の会長に就任していた
スティーブ・ジョブズ氏が亡くなっております。
享年56歳。癌を患っていたそうでございまして
新製品の発表会か何かに出ている様子を何ヶ月か前にテレビで見かけましたが
かなり痩せていて何だか心配だなという印象を受けました。
此度の訃報、来るべきときがやって来たということだったのでございましょう。



私個人はリンゴマークのPCとは全く縁が無く、もっぱら窓印オンリーのユーザーなので
ジョブズ氏のことはほとんど存じません。
どんなかたかググってみたところ
こういったビッグビジネスの最先端で働く人間の多くがそうであるように
カリスマ性の強い人物のようであります。
何回も会社を辞めたり追い出されたり冷や飯を食わされたりしながらも
その都度、業界に貢献するような仕事を成し遂げ
正に映画になりそうな人生を送ってきた実業家でございまして
味方やファンも多いのでしょうが、その分、敵や被害者も多いのではないかと存じます。



そんなジョブズ氏、数々の名言や逸話を遺しているそうでございますが
氏の様々な名言の中で特に私の眼を惹いたのは

〝 画面にはとても見た目のよいボタンを配した。思わず舐めたくなるだろう 〟

というもの。どのような場で発せられた言葉かは存じませんが
機械の持つ機能性を重視するばかりではなく
審美眼的側面からの価値をも追及していた氏のスタンスを物語る名言でございます。



またジョブズ氏は、死を前にすると、自分にまとわりついている諸々のもの
……恐らくそれは富や名声、人脈、製品の売れ行きや評判といった
ジョブズ氏を評価する世俗的なものすべてを指しているのだと思われますが……
そういったものがすべて抜け落ちたと言ったそうでございます。
氏は禅に傾倒していたとのことで
何やらそういったライフスタイルを物語るような興味深い発言ともとれますが
実際は巨大ITベンダーに関わる実業家としての毎日に疲れ果てていたのかもしれません。
私のような卑小な人間からは想像もできないような
恐ろしいプレッシャーや軋轢にさらされることに疲れ果て
そのようなストレスから一刻も早く解放されたかったのかもしれません。



ともあれ、PC業界において偉大な業績を残し
さらにこれからも活躍が期待されていた人物が亡くなったのは残念なこと。
そしてジョブズ氏、亡くなるすこし前にマイクロソフト社の会長ビル・ゲイツ氏と
二人だけで食事をしたそうでございますが
PC業界の両巨頭がこの食事会でどんなことを話したか
何やら気になるところでございます.....





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説得力






お目汚し、失礼いたします。



今年の夏は福島原発の事故が発端となり
日本全国が節電モードになっているといった感がございました。
一部の企業ではサマータイム制を導入いたしまして
仕事を朝の涼しいうちに早く始めて空調機器の稼動を抑え
早く終えることにより業務中の電力消費を少なくするといった対策がとられたようですが
果たして効果はあったのでございましょうか。



ついこの前の7月か8月のある朝のことでございました。
テレビの某情報番組を見ておりましたら
そんなサマータイム制に関する取材ビデオが流れておりました。
ソフトドリンク業界の某大手企業がサマータイム制を導入しているとのことで
その企業の社員がそのことついてどう思うか、どう感じているかを
レポーターがインタビューしておったわけですが、コメントする社員が男も女も美男美女。
取材される側が企業のイメージをアッピールするべく、そのような美形社員を取り揃えたのか
はたまた取材する側のスタッフの好みのタイプなのか存じませんが
いかがなものでございましょう。
二枚目やカワイコチャンにコメントを述べさせるよりも
ごくフツーの容姿を持った男女に物を言わせる方が説得力があるのではないかと
私個人としてはそう思うのですが。



見た目いかにもビッチという女が登場するAVは、説得力が弱ぅございます。
むしろごくフツーのOL、ごくフツーの主婦、ごくフツーの女子高生、ごくフツーの看護婦
ごくフツーの保険外交員、ごくフツーの掃除のオバチャンがM字開脚をさせられたり
フィストファックに挑んだり、獣とまぐわったりする方がムラムラとくるものでございます.....





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絶対悪






お目汚し、失礼いたします。



天下りが大きく問題視されるようになった当初、私は天下りというものを
国家的な規模で構築された口止め措置のためのシステムかと思っておりました。
すなわち現役時代に職務上知りえた秘密
わけても役所や政府の中枢機関が保持している機密事項に関する情報を
野に下った役人がうっかり、あるいは確信犯的に漏らすという愚行に及ばないようにするべく
アメをねぶらせているのではないか……そう考えていたのでございます。
もちろん、そういった機密の漏洩は法律で禁じられ
それを破れば厳しい罰則が待っているわけでございますが
しかしさらに万全を期するために、官民一体となってOBの待遇を良くしていたのではないか。
かように考えていたわけでございます。



実際のところ天下りにそういった「 囲い込み 」のような役目があるのかどうかは別にして
私も当初は、そういった「 囲い込み 」はそれなりに意義のあることであり
やむをえない側面もあるのではないかという諦観めいたものを感じておりました。
ところが、これまでに取り沙汰されてきた企業や役所のスキャンダルに絡む
天下りの実態を見聞きするうちに
本来このシステムは機密漏洩に対する危機管理の一環というよりかは
企業がその営利活動をスムーズにおこなうための方策であると同時に
役人やそのOBが甘い汁を吸うためのシステムであるということが
遅ればせながら分かってきたのでございます。
そして福島原発の事故をきっかけに露見した東電の天下りの実情を知るに及び
諦観よりも理不尽さしか感じることができなくなってしまいました。



天下りというシステムについて必要悪だという意見もありましょうが
そのシステムによって役所が民間企業とナァナァの関係となり
それによって緩んだチェック体制が此度の原発事故を引き起こしたのだとしたら
それはもはや絶対悪だとしか言いようがございません.....





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アスファルトのランナー






お目汚し、失礼いたします。



休日・平日を問わず、街なかでランニングに勤しむかたをお見受けすることが最近多くなりました。
普通にランニングウエアを着て走っているかたはもちろんですが
ちょっとランニング用には見えないような服装
たとえば何やらよそ行きのような印象のあるお洒落なTシャツとジーパン
というスタイルで走っているかたも拝見することがございます。
たまたま先を急いでいたからその格好で走っていたのかと思いましたが
よく見るとそんなに慌てているようには見えないゆっくりとしたペースで走っておりますし
信号のところへ来ると停まって足踏みなどしております。



それなりのスポーツウエアを買い込んで真剣にランニングに取り組もうというつもりがないのか
それともそういった大上段に構えたやり方が御自分の肌に合わないのかは存じませんが
少なくとも健康増進のためにランニングをやるのなら
十分な装備や心構えでやるべきではないかと存じます。
聞くところによれば、アスファルトで舗装された歩道や広場でのランニングは
足腰を痛める原因になるとのこと。
専用のシューズならそういったことになるリスクを減らすことができるそうですが
基本的にはアスファルトの上ではなく、土や草の上を走るのが良いそうでございます。



私も若い頃、ジョギングに励んだことがございました。
ちょっとプライベートでイライラすることがあり
そのストレス解消のために早朝から走っておったのでございます。
一応ジャージの上下を着ておりましたが
靴はランニング専用ではなく普通の運動靴でございました。
そのまま続けていたら今ごろ足腰がガタガタになっていたかもしれませんが
幸か不幸か半年ほどでリタイアしてしまいました。



原因は「 お通じ 」でございます。
早朝ジョギングをすることによって「 お通じ 」が良くなり
走っている最中に便意を催すようになってしまったのでございます。
今ならコンビニエンスストアに駆け込んで用を足すこともできましょうが
その当時はコンビニも今ほど多くはなく
またその中のトイレも一般客が利用することを前提としていなかった頃でございまして
便意を催すたびに私、自宅へトンボ返りをしておりました。
一時間近くも走ったところで腹部に圧迫感や痛みを覚えたときなどは
何度も野グソの誘惑に耐え、イヤ~な汗に全身を覆われたまま帰宅いたしまして
それはそれは辛ぅございました。



今でも早朝に街なかを歩いたりすると、あの時のほろ苦い体験が脳裡に蘇って参ります.....





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アンチドラマ化




お目汚し、失礼いたします。



往年のテレビアニメ「 妖怪人間ベム 」が実写ドラマ化され
近々テレビ放映されるとのことでございます。
このアニメ、全26話が40年以上も前に初オンエアされて以来
今日に至るまで脈々と人気を保ち続けてきた名作アニメでございます。



今回、ドラマ化の報を聞き、あらためてこの作品についてググってみたのでございますが
YouTubeでこの作品を拝見したところ、キャラの動きや画像のアングルなどが
半世紀近く前のアニメにしては実にダイナミックでスタイリッシュなのでございます。
まさに今日のアクション系アニメの雛形とも呼んでもいいようなものがちりばめられており
動画関連の最先端技術を駆使して置換( 「 リメイク 」ではございません )すれば
かなりエキサイティングなものに仕上がることでございましょう。



そんな名作アニメを実写化すると申すからには
さぞかし練った企画と精選されたスタッフやキャストをそろえているのでしょうが
ベム役にジャニタレを使っているというのが、個人的にはチョト残念でございます。
「 妖怪人間ベム 」という看板でオッサンのハートをつかみ
はたまたジャニタレ主役で若い世代のハートをつかみ
視聴率をガッツリ稼ごうというテレビ局の浅はかな目論見がミエミエ。
「 オワットル 」とまでは申しませんが、「 本腰入れてないだろ?」とか
「 gdgdになりそう 」「 出来そこないのオッサンホイホイでつね 」といった嫌味のひとつも
プロデューサーや制作スタッフに言ってやりたいものでございます。



もっとも、妖怪人間のベラを演じる杏という女優さんが
本家本元のベラのごとく見事な鞭捌きを披露しながら
「 あたしゃ悪いやつが大嫌いでね~♪ 」と啖呵をきって
悪者妖怪の背中やイチモツをピンヒールで踏みにじるシーンがあるとしたら
私、このドラマを見ることに吝かではございませんが.....





レギュラー満タン




お目汚し、失礼いたします。



私の行きつけのGSが今年、折からの不況で閉店してしまいました。
仕方なく現在はセルフのGSで給油しております。
このセルフGSなるもの、思ったよりも給油の手順は簡単で
今ではすっかり給油が板についてきた私なのですが
ただ、フルサービスのGSならフロントグラスを拭いてくれたり
タイヤのエアチェックをしてくれたりというサービスがロハでやってもらえたのに対し
セルフサービスですとそのような付加価値はございません。
それが玉に瑕といえば玉に瑕なのですが、もう一つ困ったことがございます。



給油に関連することではないのですが
仕事先で外食をするとき、注文を訊きにやってきたウエイトレスやウエイターに
ともすれば私、「 レギュラー満タン 」と言いそうになってしまうのでございます。
今までGSに行くと必ず、店員さんに対して開口一番「 レギュラー満タン 」と申しておったため
そのセリフの言い場所が急に無くなってしまうことによって
今までの慣れと脳の老化との相乗効果がこのような現象を引き起こしてしまうのでございます。



先日も某ラーメン店の店員さんに「 何かお好みはございますか?」と訊かれて
「 ネギ多め、背脂ひかえめ 」と言うべきところ、「 レギ… 」と言いかけてしまいまして
咄嗟に遮二無二かろうじて「 レギ多め、背脂ひかえめ 」と言い直しまして
その場を切り抜けました。店内は騒々しかったゆえ、店員さんも気付かなかったようで
注文を復唱するときにちゃんと「 ネギ多め 」とおっしゃっておられまして
私ホッといたしました。



もともと新しい環境に順応することが苦手な私ゆえ
「 レギュラー満タン 」の呪縛とは当分縁が切れそうにございません.....





意気消沈




お目汚し、失礼いたします。



先月のことでございますが、仕事の発注が一件ございました。
半年ほど前に、とりあえず見積もりを、と御連絡をいただき
お見積もりをお送りいたしたのですが、遠方のお客様ゆえ直接お会いすることができません。
また頻繁に出張をなさいますので、なかなか連絡が取りにくく
御発注いただけるか微妙だったのでございますが、ようやく御注文を頂きました。



このお客様、私より10歳は年上のようで、もう定年まぢかか定年を迎えているはずなのですが
未だに現役で働いておられます。
そう申しますと元気でいいじゃないかと思われるかもしれませんが
このかた、数年前に大病を患って体を壊され
本来ならとっくに会社を辞めていなければならないほど体がボロボロとのこと。
しかし生活のため、食っていくため、働かざるを得ないそうでございます。
大変な状況ではございますが、会社が雇用してくれているだけまだマシと言えるでしょう。



去年だったかと存じますが、街なかで車を運転中、リュックを背負った背広姿の老人を見かけました。
昼日中、60歳を優に越えていると思しきその老人は
街角に貼ってある某与党の宣伝ポスターの前に立ち、じっとそれを見つめておりました。
ポスターには与党党首の写真とともに「 元気な日本を復活させる 」などと記されております。



何やら元気とは程遠いような光景に見えました。
そしてポスターに写っている男が「 元気な日本を復活させる 」ことなど到底できそうにない、
いや、もっと意気消沈してしまいそうだ。……そんな気がしたのを記憶しております。



お役人連中が年金の支給開始時期を70歳に引き上げることを検討中とのことですが
このときの光景はそのことを予言していたのかもしれません。
そしてあのリュックを背負った老人は、私の将来の姿なのかもしれません.....





つまみ食い




お目汚し、失礼いたします。



ドラマ・映画・アニメなど、ネットには様々なコンテンツが満ち溢れておりますが
私が最近目にしたもので、一風変わったコンテンツがございました。
minisodeと称するもので、かつて人気のあったテレビドラマの面白い場面や
キモとなる部分をうまくつなぎ合わせて5分程度でまとめたものでございます。
まぁたとえて申しますならば、某火曜サスペンス劇場のOPのようなもので
短時間でそのドラマのストーリーがわかってしまうという
高速度情報化社会にピッタリのコンテンツなのでございます。



しかしこのコンテンツ、悪く申せば「 つまみ食い 」のようなもの。

『 つまみ食い? ハァ? 元々テレビドラマってのは
 テレビ受像機のダイヤルやリモコンによって
 容易にチャンネルを変えてつまみ食いができるコンテンツなんだろ?
 たかがテレビドラマじゃねーか、難いこと言うなよ 』

と言われたら確かにそうなのでございますが
自分がつまみ食いをするのと他人のつまみ食いを見るのとでは
大いに印象が違いましょう。
そこには、新品のビニール本のページをめくってヌキどころを探すのと
他人が使ったビニール本のページとページがくっ付いているところを見るというのと
同じ違いがございます。



まぁ随分な言い方をしてしまいましたが、このminisodeなるもの
ドラマの元々の内容を改変していないぶん、良心的と言えましょう。
少なくとも、あとから編集して当初の記事とは
大幅に内容が変わってしまっているブログよりかは罪がないものだと存じます.....





最後の遠足




お目汚し、失礼いたします。



私が小学6年生だった時の、とある秋の日のことでございます。
小学校最後の遠足でハイキングに行くことになり
他の生徒と一緒に私は学校の前に停まっている観光バスに乗り込みました。
私は最後部の座席に座り、やがてバスは出発したのでございますが
一時間ほど経ったころ、何気なく座席の後ろを覗くと
漫画雑誌らしきものが座席の下のほうに落ちていることに気付きました。
私たちの前に乗っていた観光客の忘れ物か、バス会社の関係者の落し物かは存じませんが
その雑誌を手にとって見ると、なんと「 少年ジャンプ 」ではございませんか。



今も発行されておりますが「 少年ジャンプ 」という少年向け漫画雑誌
私が小学生だった当時はヒジョーにセンセーショナルな雑誌でございまして
なぜセンセーショナルだったかと申しますと
永井豪氏の漫画「 ハレンチ学園 」が連載されていたからでございます。
当時としては画期的…おっと失礼、刺激的なエロシーンがその中で描かれているということで
かなり話題にもなり、問題にもなった漫画でございまして、そういったことから
「 少年ジャンプ 」と言えば「 ハレンチ学園 」、「 ハレンチ学園 」と言えばエロシーン、
よって「 少年ジャンプ 」と言えばイヤラシイという三段論法によって
「 少年ジャンプ 」はエロ雑誌の烙印を押されていたのでございます。



そのときの私、少年ジャンプという雑誌を手にしたことも無ければ
ハレンチ学園を読んだこともありませんでした。
何しろ当時の私の小学校では少年ジャンプを読んだり持ち合わせていたりすると
「 不良 」扱いをされるので、現物を手に入れることができなかったのでございます。
それゆえ偶然にも少年ジャンプをみつけてしまった私は
狼狽や戸惑いを感じていたのですが、同時に激しい好奇心が湧いてくるのを感じました。

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