見せ売




お目汚し、失礼いたします。



受信メールの中にときおり某ED治療薬の広告メールが混じっていることがございますが
私、この手の怪しげなメールには食指を動かすことがございません。
また、おかげさまで私、そういったもののお世話になる必要も無く
健康なオナニーライフをマンキツしております。



ところで、薬局やドラッグストアで精力剤・強壮剤の類をよく見かけますが
果たして効果のほどはどうなんだという眉唾意識を持つ消費者も多いことでございましょう。
薬局・ドラッグストアの側からすれば、これらを売る際の最大の障害は
こういった眉唾意識でございましょう。
試食・試飲のような形で売り込むこともできましょうが
しかし店頭でその種の薬剤を食べたり飲んだりするのは
客の側からすれば羞恥心が邪魔をしてなかなかできないものでございます。
そこで私、考えたのでございますが、発想を変えてサクラを使ってはどうでせうか。



「 泣き売 」をしろというわけではございません。「 見せ売 」でございます。
客を装ったサクラに店頭で精力剤・強壮剤を服用させ、その効果を見せ付けるのでございます。
サクラは高齢男性がよろしゅうございましょう。
70代、80代の男性が商材の精力剤をゴキゴキと飲み干し
高麗人参や鹿のツノをボリボリと齧ったあと
ズボンのジッパーをおろして股間の一物がグングン聳え立っていくさまを
店内の客や通行人にそれとなく見せ付ければ
少なくとも客引きの効果としては十分でございましょう。
もちろん、あくまでも「 それとなく 」見せ付けるのがポイントでございます。



これならプレゼンテーションの分かりやすさや即効性のアッピールなど
何かと便利ではないでしょうか。
持続力を強調したいのなら、携帯電話をストラップで竿に引っ掛けておけばよろしゅうございましょう。
あとあと面倒なことになるかもしれませんが
一見客に対して強烈なインパクトを与えることは請け合いでございます。



庶民の財布の紐が固くなっている昨今、家計に占める薬剤関連費の割合も
以前と比べると著しくダウンしていることでございましょう。
庶民の財布の紐が固くなっているという状況を打破するために
股間の竿が硬くなっているところを見せ付けるという
このような売り方も一興かと存じます。
もっとも私が経営者なら絶対にやりませんが.....





鈍舌




お目汚し、失礼いたします。



日常的な会話において誰かに何かを伝える場合
気の利いたオシャレな言い回しや無駄を省いた的確な表現というのは
なかなかできないものでございます。
そして自分の伝えたいことや伝えなければならないことが
相手にうまく伝わったかどうか、常に気になるところでございます。
わけても仕事中、特にお客様とお話をする際、私のようなコミュ力不足やボキャ貧の人間は
その点いつも胃が痛くなるような思いをしているわけで
どうして自分はこんなに口下手なのか、もっと舌が滑らかに動かないのかと
自分を呪うこと頻りでございます。



数年前、当時働いていた勤務先でのことでございます。
店頭を訪れたお客様と大事な商談を終えたあとに、世間話をしておりました。
PCのことに話が及び、やがて無線LANの話題になったのですが
そのお客様は私よりかはかなり年配で、パソコンやネットとはまったく縁の無いかたでしたので
それほど詳しい話はしなくてもいいだろうとタカをくくった私
無線LAN機器について得意満面で説明したのでございます。



されどいかんせん私、素人に毛が生えた程度の知識しかありませんし
前述のとおりコミュ力不足のボキャ貧野郎ゆえ、LANだとかホームネットワーク
親機・子機といった言葉の意味を説明するのに、イマイチ垢抜けた表現ができません。
大汗かきながら、回りくどくて意味不明な言い方に終始し、挙句の果てに
無線LAN用の子機のことを「 電波を吸ったり吐いたりする呼吸装置 」と申してしまいました。



なぜ「 アンテナ 」という表現ができなかったのか、今も臍をかむような思いが尽きません。
恐らく大切なお客様を前にして緊張していたことが大きな原因だったのでしょう。
ともあれ、そんな私の稚拙な説明を御理解いただけたかどうかは存じませんが
お客様は始終にこやかに私の話に耳を傾けておられました。



それからまもなく世間話は終わり、お客様はおいとまを告げられたのですが
きっと腹の底ではこう思っていらっしゃったことでしょう。「 日本語でぉk 」と。





庶民派志向




お目汚し、失礼いたします。



マスコミやネットで知名度が上がると、それなりの有名税をかけられるのは致し方ないもの。
特にそれが政治家のような公人ともなれば、税率は極端に上がってまいります。



与党党首選でめでたく党首の座を獲得し
某国の第95代内閣総理大臣となった野田佳彦氏でございますが
その野田氏が党首に就任した当初のこと。
氏が行きつけの理髪店へ行くときの様子がテレビで報じられておりました。



そこはいわゆる「 1,000円カット 」と呼ばれる格安の理髪店で
まぁ庶民派ということをアッピールして好感度をアップさせようという
首相サイドの思惑もあったのでしょうが
それにしても自分が利用している理髪店まで取材に来られるとは
有名税とはかくも厳しい苛税かとあらためて思い知らされたような気がいたします。
これでは落ち着いて耳かきエステなどには行けませんでしょうし
ましてやソープランドやSMクラブなどもってのほかでございましょう。



ところでこの首相、庶民派を売りにしているようでございますが
さようなことをアッピールする有名人・著名人の地金が剥がれるというのは
よくあることでございますし、生半可な庶民派志向はかえって
「 ふん、その程度で『 庶民派 』かよw 」とソッポを向かれてしまいましょう。
どうせなら、記者会見の場を設けて「 私はコレを何度も洗って使っています 」と
使用済みコンドームを見せるだけの気概が必要ではないかと存じます。
可能ならば、使用したばかりのホカホカと湯気が立っているようなものを見せれば
なおのこと好感度はアップすることでございましょう.....





禁じられた話題




お目汚し、失礼いたします。



光学機器メーカー、オリンパスがおこなった企業買収にまつわる不祥事が報道され
上を下への大騒ぎとなっておるようでございます。
バブル崩壊による企業損失をオープンにすることができず
うまくカモフラージュしながら処理しようとして失敗したというのが
事の顛末のようですが、この手の金融関係の不祥事ではおなじみの「 ケイマン諸島 」。
マネーロンダリングとかペーパーカンパニーとか脱税とかいった
ネガティブなイメージのあるイギリス領でございまして
今回問題となっている買収劇にも、このケイマン諸島に籍を置く
ペーパーカンパニーらしきものが介在していたとのこと。



買収に関わったオリンパスの関係者たちにしてみれば
この「 ケイマン諸島 」については禁句や鬼門の類だったでしょう。
恐らく、仕事やプライベートで裏事情を知らない人間と会話を交わすときは
この島のことが話題になれば、それとなく席をはずすか、さりげなく話題を変えるか
あるいは完璧にしらばくれるかしなければならなかったに相違ありません。
買収には何百億という巨額のカネが動いたわけでございますし
何らかの経済犯罪の構成要件に該当すれば、当然警察の御厄介にもなりましょう。
かなりの精神的ストレスを抱え込み、やがて「 ケイマン諸島 」の「 ケ 」でも聞こうものなら
たちまち顔は青ざめ、胃が禿げしく痙攣するようになったことでございましょう。
「 ケイマン 」という言葉を連想させるものにさえ拒絶反応を示し
毛の生えたマンコを見ているうちに、白目を剥いて卒倒する関係者もいたのではないでしょうか。



しかしそんな苦労も水の泡。
空気の読めないイギリス人の禿げオヤジを社長に据えたばっかりに
すべては白日の下に晒されてしまいますた。
とはいえ、そもそも20年前のバブル崩壊がもたらした今回のスキャンダル
最初から損失の有無を開示していればこんなことにならなかったはず。
一企業の愚行だということを祈りたいのでございますが
似たようなことに手を染め、胃が痛くなったり卒倒したりしている企業関係者が
オリンパス以外にもいるのではないか、何やら心配でございます.....





患者層





お目汚し、失礼いたします。



4年ほど前まで、とある歯科医院にお世話になっていたのですが
その歯科医院において、なぜか女性患者の姿をほとんどといって良いほど
見かけたことがありませんでした。
待合室にも治療室にも、若い女性はもちろん幼い女の子や年配の女性さえ
見受けられないのでございます。



かといってその医院がヒマだというわけではなく
患者の数はけっこう多くて繁盛しておりました。
小学生から大学生、中年、老人と色んな年代の患者が治療を受けに来ていたのですが
大抵の場合、それらは男性でございました。
私も最初のうちはさほど違和感を覚えなかったのでございますが
行く度に野郎ばかり見かけるので何やら妙だなと思うようになったのでございます。



歯の治療をするのは男性の医師が一人だけで、その医師が院長なのですが
どことなく体育会系のニオイを漂わせてはいたものの
タチが悪いとか女性のウケが悪いとか、そういった印象はございません。
二人か三人ほど看護師の女性がいらっしゃいまして
まぁオバーチャンばかりではございましたが
どなたも同性の患者に嫌われるようなタイプには見えません。
医院の建物は内も外も小奇麗で、申すことは無かったのですが
ただもう少し外装や内装のデザインを女性の好みにも合うように
変えてみたらどうだろうかとは思いました。



男性患者が多くて医師が体育会系というだけで
まったく問題の無い歯科医院だったのですが
結局のところ、別の歯科医院に乗り換えることにいたしまして
今はそこで面倒をみてもらっている次第。
なにしろ私、こういう男好きのする歯科医院は苦手でございますゆえ.....





心理テスト




お目汚し、失礼いたします。



私が高校一年生のときでございました。
夏休みに、田舎にある親戚の家へ泊りがけで遊びに行ったのですが
そこで私はある一冊の週刊誌を見つけました。
親戚の家は農家で、庭に面した縁側の奥に広い居間があり
その居間の中央に据えられた座卓の上に
現在も刊行されている某有名週刊誌が置いてあるのを見つけたのでございます。



いわゆるアダルト雑誌ではなく
中堅サラリーマンが通勤電車の行き帰りに読んでいるような
ちょっと硬いめの週刊誌でございました。
恐らくその親戚の家の御主人が買ってきたものだったのでしょう。
ちょうど家人がいなかったのをいいことに
何気なく手にとってパラパラとページをめくっていた私は
心理テストが載っているページがあるのを見つけました。
興味をそそられ、さっそく読み始めたのですが、どんな内容かと申しますと

あなたは伯父夫婦の家に寄宿している学生です。
ある晩、深夜に目を覚ましてトイレに行ったあなたは
伯父夫婦の寝室から何かがが聞こえてくるのを耳にしました。
聞こえてきたのは激しい鞭の音と伯母の喘ぎ声。
伯母は苦しそうに喘ぎながらも
「 あなた、もっと、もっと強く叩いてください 」と夫に哀願しています。
さぁ、あなたはどうしますか?


というもので、「 あなた 」のリアクションによって性格が分かるとのこと。
リアクションには、いくつかの選択肢が用意されておりました。

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言葉のチカラ




お目汚し、失礼いたします。



半年ほど前の日曜の朝、テレビの某旅行番組にて
ある女子テニスプレイヤーがレポーターとして出演しておりました。
このかた、つい最近結婚したことを発表された有名なテニスプレイヤーでございますが
その旅行番組の中において旅先で出会った男性から
「 いつもプレイを拝見しています 」と声をかけられておりました。



もちろんプレイというのはテニスの試合でのことでございまして
それ以外の意味ではございません。
しかし想像力豊かな私は、30代半ばのその女子テニスプレイヤーが
男性から面と向かって「 プレイを拝見しています 」と言われたことに甚く感激いたしました。
そして彼女の顔をしっかりと目に焼き付けた私はそのままトイレに直行
即座にアグレッシブなペニスプレイヤーと化し、股間のラケットのグリップを
禿げしく磨いておったのでございます。



言葉は無力なりなどと申しますが、とんでもない。
言葉は時として言霊となり、キンタマを刺激する場合もあるのでございます.....





弥縫策

                            YKK→腋毛   OMK→オメ毛


お目汚し、失礼いたします。



将来、我々日本国民の生活に大きな影響を与えると思われる
TPP ( 環太平洋戦略的経済連携協定 ) への参加について
国論が二分されております。わが国の政府は総理大臣を筆頭に
参加について前向きな意向を表明しておりますが大丈夫なのでしょうか。



私もこのTPPなるもの、詳しくは存じませんが
いろいろとマズイことになる虞がある反面、国内経済の活性化につながるとのこと。
とはいえ、国民生活に重大な影響を与える条約であることは間違いないようでございます。
そんな重要な条約でございますゆえ、その締結の際の交渉に臨むには
相当タフな交渉力と入念な下準備・根回しが必要となりましょう。
そんなキャパシティやスキルが今の政府にあるとはとても思えません。
乗り遅れるなという声に引きずられるようにして
百戦錬磨・海千山千の諸外国が集う百鬼夜行の場に慌てて飛び込めば
どんな結果をもたらすが、火を見るよりも明らかでございます。



この協定の締約国になれば最悪の場合、今よりも貧富の差はさらに拡大し
完璧に米国型の格差社会になってしまうとのこと。
早く急げよTPP、何が何でもTPP、朝から晩までTPP
TPP、ああTPP、TPP…とばかりにTPPに入れ込んで
結局TPPの恩恵を被るのは一部の金持ちだけというのは御免でございます.....







さて、ココで問題です。
TPPを何回も早口で繰り返して言ってもTPPはTPP。
ではYKKやOMKを何回も早口で繰り返して言えば、何になるでしょうか。

お分かりにならない方は、このページのどこかに正解が隠されておりますゆえ
マウスでドラッグして探し当ててくださいまし.....




未必の過失




お目汚し、失礼いたします。



東電の原発事故による放射能汚染は
関東・東北だけにとどまらないかもしれないとのことでございます。
以下がそのニュース記事へのリンクでございます。

西日本山岳、北海道も=低濃度で沈着可能性-福島原発のセシウム・国際チーム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201111/2011111500081



あまり考えたくないことですが、もうすでに放射性物質は日本中の至る所に
あまねく散らばってしまっている可能性もあるわけでございます。
私も被曝しているかもしれません。こんな事態になってしまったのは
原発に対する東電のマヌケな安全管理に最大の原因があるわけですが
原子力行政のいいかげんさを見逃し
原発事業者の甘言に目がくらんで放置してきた我々国民にも
責任が無いとは言い切れないでしょう。



世界で唯一つの被爆国において生活を営み
広島・長崎の惨状を義務教育の中で学んでいながら
放射能に関してあまりにもルーズだった国民。
未必の故意という刑法上の用語がございますが
危ないものだと知りながらスルーしていた点で
我々は未必の故意ならぬ未必の過失を犯していたわけでございます.....





童神




お目汚し、失礼いたします。



幼い子供というのは可愛いものでございます。
YouTubeにUPされている動画で、赤ちゃんの寝返りやよちよち歩きの子供
片言で喋る幼児の声などを見聞きしておりますと、自然と顔がほころんでしまうもの。
「 泣く子と地頭にはかなわぬ 」などと申しますが
私は幼い子供というだけで、もうお手上げでございます。



そんな動画の中で、ある印象的な動画がございました。
一歳ぐらいの男の子が、ビデオのカメラに向かって
よちよち歩きで近づいて来る様子を映したものでございます。
音声は無く、陽気なシャンソン風のBGMが流れておりました。
そのBGMをバックに男の子は、恐らくは母親と思われるビデオカメラの撮影者に向かって
ときおり笑みを顔に浮かべ、足をふらつかせながら近寄っているのでございます。



なんと言うことはない、普通の微笑ましいビデオでした。
そして途中、男の子がつまずいてこけるシーンがあり
こけた後、男の子はヨッコラショッと立ち上がると
再びこちらに向かって笑顔を見せながらフラフラと近寄って参りました。



こけてもすぐに立ち上がり、笑顔さえ見せて臆することなくこちらへ進んで来る。
頑是無い子供のなんでもない動作でしたが、子供の持つ無邪気さが発する
エネルギーや強さをハタと感じさせられたような気がいたしました。
ときおり、いっそ世界中が滅んでしまえばいいと投げやりになり
早く自分の死期が来ることを望んだりする私なのですが
こういった幼い子供が見せる神々しさに触れるたびに
何やら生き返るような気がいたします.....





トイレの効用




お目汚し、失礼いたします。



最近はコンビニにトイレがございますゆえ
昼日中、仕事中に用を足したくなってアタフタするというかたが
一昔前と比べればかなり減ったのではないかと存じます。
それでもときおり、軽犯罪法第一条第二十六号違反の行為をおこなっておられる猛者を
ガードレールや側溝で見かけたりするのですが
少年時代にそういったものを見慣れていた私どもにとっては
どこかレトロでノスタルジーな感覚を呼び起こす懐かしい光景でございます。
とはいえ、やはり街なかで手近なところにトイレがあるに越したことはございません。



先日、私の地元の某コンビニへたまたま仕事中に買い物で立ち寄ったところ
なんと私が中学生だったときの同級生の女性を見かけました。
彼女はそのコンビニの店員の制服を身にまとって店内を歩いておりましたが
彼女の方が私に気づいたかどうかは存じません。
しかしその顔は間違いなく彼女でございまして
鼻が上向き加減のメーテルといった風情のある横顔は全く変わっておりません。
少し猫背になったようですが、彼女も50を越えている年齢ゆえ
多少の老いは致し方ないところでございましょう。



実を申しますと中学生だった当時の私
同じクラスメートだった彼女に憧れておりました。
クラスではあまり目立たない少女で
男子生徒の話題になったことなど一度もなかったのですが
ちょっと憂いを含んだ面立ちがなんともいえず色っぽく
暇さえあれば私、彼女の顔を盗み見して悦に入っておりました。
こんなに美しくエロい女の子なのに
そのことに気付いているのは自分だけだという意識が
尚更彼女に対する萌え度合いを強めてしまい
妄想をオカズにして何度お世話になったことか分かりません。
その頃の思い出が一瞬にして蘇り
私の股間は突如として湧いた熱の抜け先を求めて
はち切れんばかりになってしまいました。



そのまま悶々とした状態でそのコンビニを出て客先に向かっていたら
私は満足な仕事ができなかったでしょう。
そればかりか、とんでもないミスをして、お客様に御迷惑をおかけしたかもしれません。
しかしコンビニにトイレがあったおかげで私は股間の熱を冷まし
凛とした落ち着いた心持ちでその後の仕事に臨むことができました。
まったく、トイレ「 さまさま 」でございます。
何しろ、こればっかりはガードレールや側溝で済ますわけには参りませんから.....





危うい光景




お目汚し、失礼いたします。



数日前の夜、7時前後だったかと存じます。
仕事先から車で事務所に戻る途中、とある私鉄の駅前を通りました。
そこには繁華街があり、サラリーマンや若いアベックでにぎわっておりましたが
その中にプラカードを持って立っている若い女性の姿を見かけました。
オーバーオールのような服を着て、頭にはベレー帽らしきものを被っていたようでございます。
たぶん、何かの広告のためのアルバイトでございましょう。



何やら故・美空ひばりさんのミュージカル映画を連想させるような光景でございました。
しかしこれから繁華街が活気を増してくる時間帯に
妙齢の女性がサンドイッチマンのようなことをして働くのは何やら危うい感じがございます。
まぁフーゾク関係の広告ではなかろうとは存じますが
このような時間帯にこのような場所でこのような仕事を女性がやっているというのは
世の中の価値観が変わってきたからでございましょうか
はたまた世の中が平和になってきた証なのでございましょうか。



あれが女性ではなく
女性のように見える男性だったことを祈るばかりの私なのですが
それはそれでまたその男性の身を案じずにはおれません。
価値観が変わろうが平和になろうが女だろうが男だろうが
美しいものやか弱いものを壊そうとする忌むべきものがいるのは世の常でございます.....





液晶の中の廃墟




お目汚し、失礼いたします。



私が当ブログを開設してから大方二ヶ月近くになろうとしております。
FC2ブログは一ヶ月以上更新がないと
スポンサー広告が記事部分に貼られてしまうということで
せっせと記事を書いておりましたゆえ
お蔭様で今のところ広告が貼られたことは一度もございません。
しかし、同じFC2ブログの他ブログを覗いたりいたしますと
冒頭に広告が貼られ、何ヶ月も放置されているものをよく見かけます。



さようなブログを見ておりますと、失礼ながら「 廃墟 」といった感が拭えません。
最新の記事が投稿された日が一年以上も前のブログなどを見かけますと、
なおさらそういった印象が強くなってまいります。
中には、ただ開設しただけで何も記事が無く、そのまま一年以上も過ぎてしまい
広告が居心地良さそうに胡坐をかいているブログなどございますし
またURLやリンクをクリックしたら何も映らず
ただ真っ白な画面が出てくるだけというブログなどもあり
廃墟を超越して灰になってしまったのではないかと思うほどでございます。



こういった数多くのブログはおそらく
閉鎖しようと思ったもののパスワードと秘密の質問を紛失してしまったために
閉鎖しようにも閉鎖できないという状態に陥っているものがほとんどではないでしょうか。
おまけにログの有効期間は「 制限なし。更新が停止されていても削除されない 」ということなので
運営スタッフとしてはどうすることもできないのでございましょう。
しかしそういったログの蓄積がサイトに何らかの技術的な支障を及ぼし
運営上過度に負担をもたらすようであれば、何らかの対策を考えた方がよろしゅうございましょう。



まぁあれこれとエラソーな事を書きましたが
当ブログを始めてからまだまだ半年も経っていない私でございます。
とりあえずは、広告がヒョッコリと顔を見せ、そのまま居付いてしまわぬよう
更新を絶やさないことが肝心。
他人事のごとき呑気なことを書いている場合ではございません。
明日はわが身と申します。





特殊体質




お目汚し、失礼いたします。



急に冷え込んで肌寒さが著しい今日この頃でございますが
みなさま、いかがお過ごしでございましょうか。
私は軽い風邪をひいてしまい、ビタミン剤と栄養剤のお世話になっております。



私、あまり風邪薬は服用いたしません。
16歳から20歳までのあいだ、薬物アレルギーのようなものに悩まされ
市販の風邪薬はもちろん、医者からもらった風邪薬でも副作用が起きてしまい
体じゅうに湿疹ができて難儀いたしておりました。
二十歳を過ぎると体質が変化したのか湿疹は出なくなりましたが
今でもそのころのことがトラウマとなっていて
風邪薬を使うのはできるだけ控えるようにいたしているのでございます。



あれは私が高校2年生ぐらいのときのことでございました。
風邪をひいて医者に行こうとしたのですが、例のアレルギーが怖い。
で、もしかすると医者を変えればアレルギー症状は出なくなるのではないかと思い
いつもとは違う内科の医院へ診察を受けに参りました。
小学校のときの同級生の女子の父親が営んでいる医院で
そこを受診するのは初めてでございましたし
その同級生の女の子とは何のつきあいも無く単に面識があるというだけだったのですが
同級生の父親に診察を受けるということで、なんとなく安心感がございました。



どうやらその医師は、私が娘の同級生だということを知っていたようでございます。
カルテに私の名前を書き込みながら「 娘と同級だった●●君だね 」と話しかけてこられまして
私は親近感を感じると同時に安心感も増し、診察は終始なごやかな雰囲気の中でおこなわれました。
普通の風邪だろうということでしたが
私が、自分には薬物アレルギーのようなものがあるということを伝えますと
じゃアレルギー症状が起きないタイプの薬を処方しようということになりました。
そして薬をいただいた私は、なんとなく明るい気分になって自宅へ戻り
もらった薬をゴックンと飲んだのでございます。

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新解釈




お目汚し、失礼いたします。



二十歳ぐらいのころ、あるフォーク系の女性ミュージシャンに私、ハマっておりました。
彼女が公開録音の場でデビュー曲を歌っている様子がラジオから流れてきて
それを耳にしたのが、彼女のファンになるきっかけでございました。
もうオッサンになってしまった私ですが、その当時彼女が歌っていた歌を聞くと
今でも年甲斐も無く胸がときめいてしまいますし
依然として彼女のファンであることにちがいはありません。



で、先日もYouTubeにて彼女のデビュー曲を聴いていたのですが
この曲、大学のテニス部の女子部員が同じテニス部の先輩に抱いた
仄かな恋心を歌ったものでございます。
ところが今あらためて歌詞をよく聴いてみると
先輩が男性だとはっきりわかる箇所がございません。
つまり、女性の先輩に対する恋心を歌ったものであるという解釈もできるわけでございます。
下世話な言い方をすれば、女性同士の同性愛を描いた歌ということになりましょうが
あくまでもそれは一つの解釈であって、この歌そのものの姿ではありません。
仮にそうだとしても、きわめて純粋で爽やかな美しい歌でございます。



念のために申し上げますが
私、この歌は無論のこと、この歌を歌った女性ミュージシャンのことを
決して揶揄しているわけではございません。
向こうにすれば迷惑かもしれませんが、私にとって彼女は永遠のアイドルであり
私は紛うかた無き彼女のファンでございます。
ただ根っからの詮索好き・妄想癖が高じて、つい余計なことまで考えてしまう始末。
もし彼女のファンで、この記事を御覧になり
「 ははぁ、あの曲だな 」と思い当たるかたがいらっしゃれば
なにとぞ御容赦くださるよう、伏してお願いする次第でございます..... <(_ _)>





酔眠




お目汚し、失礼いたします。



早いものでもう一週間も経たぬうちに12月、師走でございます。
師走と言えば忘年会、忘年会と言えば酔っ払いでございます。
今年も12月になれば街のそこかしこで、ハメをはずして騒いだり、狼藉を働いたり
奇妙な行動をとったりする酔客を見かけることになりましょう。



ちょうど去年の今ごろ、一人の酔っ払いを見かけました。
所用で私、夜の八時過ぎに外を出歩いておったのでございますが
私鉄の駅の近所の裏通りで、ある程度人通りのある場所でございます。
違法駐車をした車が何台か並んでおり、その車のうちの一台のボンネットに
初老の男性が酒臭いニオイを漂わせながら仰向けでへばりついておりました。



「 真夜中のカーボーイ 」という映画で全裸のジョン・ボイドが数人がかりで
自動車のボンネットに押さえ付けられているシーンがございました。
あれはうつぶせ状態だったので、背中とケツがこちらを向いておりましたが
件の初老の男性は逆に仰向けでございました。ただし全裸ではございません。
黒っぽいスーツの上に灰色のコートを羽織ったきちんとした身なりなのでございますが
それだからこそ余計にその姿は違和感がございました。



よく見ると男性は眠っております。
起こそうかと思いましたが、その眉間に刻まれている深い縦皺を目にすると
思わず躊躇してしまいました。
その場を通り過ぎ、少し離れた場所で立ち止まってしばらく様子を見ていたら
まもなく男性は目を覚ましました。そして大儀そうに起き上がると
駅の方へ向かって立ち去ったのでございます。



車のボンネットの上に乗っかるのではなく、仰向けにへばりついて眠るというのは
かなり不自然で窮屈で疲れるのではないかと存じます。
ほとんど海老反りに近いような、ヨガの行者のごときポーズだったのですが
そういった状態でも眠れてしまうほど、酔っているか疲れているか
あるいはその両方の状態だったのでございましょう。



なぜか同病相哀れむといった心持になってしまいました。
見ず知らずの他人ではございましたが、私はその男性のほうに向かって
低くつぶやいておりました。「 お疲れさま 」と。





担い手




お目汚し、失礼いたします。



漫画家、手塚治虫氏が人間のキャラを描くときに
動物を参考にするという話を聞いたことがございます。
あいつはゴリラみたいだとか彼女は猫に似ているとか
身近な人間が動物そっくりだという話が日常会話によく出てまいりますが
氏の言によれば、人間が動物に似ているのではなく
動物の方が人間に似ているとのこと。
戦後の日本の経済的・精神的牽引力ともなった漫画・アニメ界の大御所ならではの
独創的な発言といえましょう。



しかし動物の方が人間に似ているように見えるという状況は
日常生活において比較的よくあることでございます。
今日、とある獣医科医院の前を歩いて通ったのですが、
そこは待合室が外から見えるように一部ガラス張りになっておりました。
で、そのガラスが張ってある部分から、待合室に居る人間や動物が見えるのですが
ペットを抱いて座っている人が多かったたため、人間と動物の頭の位置がほぼ同じで
犬や猫がまるで人間と同じように椅子に腰掛けているように見えるのでございます。



躾が良いのか、どのペットも暴れたり鳴いたりという素振りを見せません。
実におとなしい限りでございまして、その様子を見ますと
黙って診察を待っている人間と全く変わらないのでございます。
もっとも実際にその待合室へ入っていって同室に居合わせていたら
また印象は違っていたでしょうが
外から見た限りでは人間の患者と同じ雰囲気を漂わせておりました。
いや、むしろ人間よりも理知的で落ち着いているようにさえ見えた次第。



私どもの少年時代に大きな話題となった「 猿の惑星 」というSF映画が
最近リメイク上映されておりますが
近頃の人間世界の混乱ぶりや救いようの無さを見るにつけ
これからの地球文明の担い手はヒトではなく、猿や犬、猫ではないかという気がいたします。
いや、むしろ強靭な生命力や生命体としての歴史の長さという観点からすれば
その適任者はゴキブリであるべきでございましょう。



「 愛は地球を救う 」などと申しますが、ひょっとすると地球を救うのは愛ではなく
ゴキブリなのかもしれません.....





オフレポ




お目汚し、失礼いたします。



沖縄の基地問題担当の政府官僚が
オフレコの場での発言内容に問題ありとして更迭されております。
防衛大臣が普天間基地移設に関わる重要な書類の提出時期を明確にしないことについて
沖縄の地元の新聞記者に問われたところ
女を犯す時にわざわざこれから犯しますよと言ってから犯しに行くか
そんなわけないだろ、それと同じことだと答えたとのこと。
つまり、レイプは奇襲や不意打ちが性交の秘訣だというのでございます。



政府がこの役人の更迭を早々と決めたため、実際にそのような発言があったか
どのような話の流れにおいて、どのようなやり取りの中でなされた発言かといった
仔細な状況はわかりません。
聞くところによるとオフレコ前提のもと居酒屋でおこなわれた
無礼講のような席での発言だったらしいのですが
仮にその発言が事実だとすると、著しく品性下劣な発言であり
過去に米兵によるレイプ事件があった沖縄県民の神経を逆なでするような
軽率な発言と言えましょう。



しかし許されないのは、単にこの役人だけではございません。
沖縄の米軍基地問題が、日本国とその国民にとって重要な問題であることは
申すまでもございません。そしてその問題の解決について努力するべき人間が
上記のような発言をすることがどれほど犯罪的な行為であるかは論を待ちません。
しかし上記のような発言についてあからさまに報道することが
果たして当を得た行為と言えるでしょうか。むしろ暴挙と呼ぶべきではないでしょうか。



私が申しているのは、オフレコという約束を反故にしたことではございません。
このことに関して報道をおこなった琉球新報は下記のように申しております。

「知る権利」優先 本紙、オフレコ懇談報道
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-184651-storytopic-1.html




この記事の中に書かれているのは「 俺たちはオフレコの約束を破って報道したが
識者は国民の知る権利を優先するべきだと言ってるぜ。何が悪いんだ 」
ということなのですが、米国に頭の上がらない政府の役人が
酔っ払って講釈を垂れたレイプマニュアルについて公に知らしめる行為が
報道機関としての役目といえますかな?
そんな汚らしいことを知りたがるほど、国民はヒマではございませんゾ。
国民の知る権利よりも、むしろ知らない権利を優先するべきだとは考えなかったのでしょうか。
こういう記事を大っぴらに書きたてることにより、米兵によるレイプ被害者はもちろん
世の中のすべてのレイプ被害者がどんな思いをするか考えなかったのでしょうか。
思い上がった豚野郎の所業としか思えません。



下劣な発言をする役人と、その場では抗議も何もせず
あとからその役人を陥れるために、「 知る権利云々 」などとタワゴトを申して
三流ポルノ雑誌のような記事をエラソーに書く新聞社。
もはや目糞鼻糞というレベルを通り越し、ゲロとウンコのカス自慢でしかありません。



なぜもっと他の方法が取れなかったのでしょうか。
基地移設問題に悩まされる沖縄県民のことを真底考えているなら
別の選択肢もあったはずでございます。