賀詞無き越年




お目汚し、失礼いたします。



気がついたら2012年、平成24年になっておりました。
私、此度の年末年始は公私共に極めてあわただしい状態でございましたゆえ
新年を迎えたという実感がございません。
例年お参りをしている初詣先にもまだ行っておりませんし
去年の暮れにおこなうはずだった大掃除もやっておりません。



またこのブログについても、新年を迎えるに当たってテンプレをそれなりのもの
たとえば注連飾りや鏡餅をあしらったものなどに変えようと思っておりましたものの
思いを遂げることはできませんでした。
プロフィール欄の画像も、正月らしい和装の着物姿にチェンジしてみようか
と思ってみたりもしたのですが、いつもどおりでございます。



そして本年一発目の記事ということで
今年は積極的に色んなことにチャレンジするとか
オナニーを質・回数ともに50歳代にふさわしいものにするとか
そういった新年の抱負を語るつもりだったのでございますが
思惑倒れでございます。



とまぁ、言い訳や愚痴めいた口上で新たな年の膜を開けることになる
当ブログでございますが
本年も粛々と、はたまたシコシコと書き綴っていく所存でございますゆえ
みなさま、よろしくお願いいたしまする.....





顔なし




お目汚し、失礼いたします。



寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでございましょうか。
冷えからくる体調の悪化、くれぐれもお気をつけくださいまし。
尾篭な話で恐縮でございますが、この時期、お尻の調子を崩すかたも
多々いらっしゃるのではないかと存じます。



20年ほど前のことでございますが私、重い痔を患っておりました。
某肛門科で治療を受けたものの予後が芳しくなく
その医院で貰ったガラス製の浣腸器で朝
トイレにおいて用を足すたびに自分で浣腸をしておりました。
医師の指示で、直腸内に便が残らぬように
浣腸を使って便を出し切ってしまわなければならなかったのでございます。



ある時、手が滑ってその浣腸器を割ってしまいまして
新しいものを用立てる必要に迫られたのですが
浣腸器を貰った肛門科は遠く隣県にあり、浣腸器一本買うために
わざわざそこまで足を伸ばすのも馬鹿馬鹿しい話。
そこで薬局で購入しようと考えたのですが、モノがモノだけに
恥ずかしい思いをするのはできるだけ避けたぅございまして
まず売っているかどうか、在庫があるがどうかを電話で確認し
それから買いに行こうということにいたしました。



電話をかけたのは隣町にあるドラッグストアでございました。
近所の薬局では買いに行くときに顔が障すからでございます。
電話をかけると若い女性が応対に出て
その屈託のない明るい声に勇気付けられた私は、悪びれることも無く訊ねました。
「 浣腸器、ありますか?」

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怒れる男




お目汚し、失礼いたします。



世の中いろいろな人間がいるものでございますが
私が特に苦手だと感じるのは
些細なことで極端に腹を立てる人間でございます。
何でこれしきのことで腹を立てるのだろう。
いったい何が気に食わないんだろうか。
これまでの人生の中でそういった状況に直面したり
そんな場面を目撃したりということが多々ございました。



私の一番古い記憶で申しますれば、高校生だったときのことでございまして
教室で或るクラスメートの男子が友人たちと駄弁っていたところへ私が通りかかり
たまたま私の体が軽くその男子の体に触れたのでございます。
タマタマに触れたわけでもタマタマが触れたわけでもなく
軽く体が接触しただけのことだったのでございますが
途端に彼は、痛いじゃないか、何しやがるとばかりに私を激しく罵ったのでございます。
私が謝りましたゆえそれ以上のトラブルにはならなかったのでございますが
彼は普段さような態度を取るような男には見えなかったため
私、非常にショックでございました。



いわゆる虫の居所というのが悪かったのでございましょうか。
彼とは同じクラスメートながら口を利いたこともなく
このときの彼の心理状態を推測することなど不可能なのでございますが
私がどうにも解せないのは、悪気も他意もなく体が軽く触れた程度のことで
初対面に近い人間に対して、あんなにも高圧的なスタンスをとることができるのは
何故だろうかということでございます。
私がさぞかしヘタレに見えたのでございましょうか。
何を言おうがどんな目に遭わせようが
アグレッシブなリアクションが返ってこないという確信があったから
あのような強気の態度に出たのでございましょうか。



私にはとてもそんな真似はできません。
それこそヘタレのヘタレたる所以なのでございましょうが
少なくとも、不用意な一言・無造作な振る舞いがどんな事態を引き起こすか
予測もつかない今の世の中では、むしろ最低限必要な心構えではないかと存じます。
もし同窓会の類のような機会があれば、なぜあんなにブチキレたのか
あのクラスメートに訊いてみたいのですが、ひょっとすると今頃彼は、くたばっ…
いや、亡くなっているやもしれませんゆえ、無理な話でございましょう。





ハードルの低下




お目汚し、失礼いたします。



日曜日のことでございます。
都心の繁華街に行くべく電車に乗っておりましたら
年のころは20代前半と見られる女性が乗車してまいりました。
この女性、私の向かいの座席に座るやいなや持っていたトートバッグから
化粧道具一式を取り出し、なんと衆人環視の中で化粧を始めたのでございます。
電車内で生化粧をする女性がいるということは風の便りに聞いてはおりましたが
リアルで見かけたのは初めてでございました。



女性は周囲の視線など気にせず、何やらルンルン気分で化粧をしておりましたが
やがて化粧を終えると今度はトートバッグの中からノート型パソコンを取り出し
ディスプレイを起こしてキーボードを叩き始めました。
「 生パソコン 」でございます。
生化粧ほどの見苦しさはございませんが
女性が腰掛けているのは長椅子のような座席でございまして
隣にいる乗客からパソコンの画面に映っている文字や画像が
丸見えになっているはずでございます。
プライベートなメールや会社の重要文書を画面の中で広げているとしたら
とんでもない話でございましょう。



嘆かわしいことではございますが
恐らくこういった光景は、もはや珍しいものではなくなっているのかもしれません。
仕事やプライベートでは、たいてい車を使って移動している私ゆえ
電車やバスの中での日常風景がいかようなものなのか存じませんが
たまたま電車に乗って目撃した光景に何やら危機感を覚えました。

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