遠くへ行きたい




お目汚し、失礼いたします。



公私において何か気がかりなことや不安なことがあるとき
いつまでもイライラ・クヨクヨ・ガクブルすることの多かった私ですが
最近はようやく気分の「 切り分け 」をすることができるようになり
とりあえずいやな事は「 忘れる 」ということができるようになりました。
もっとも、忘れてはいけないことまで忘れてしまい
仕事に差し障りが出る場合もございますが。



とはいえ、そういった気分の「 切り分け 」ができるようになっても
やはりストレスを感じてしまうことがございます。
そんなとき私がときおり思い描くのは
どこかの遠くにある長屋のような場末の町で
小さな間口の家にひっそりと住み
質素な暮らしをする老人となった自分の姿でございます。
誰の邪魔もせず、誰にも邪魔されずに静かに時を過ごし
人知れず朽ち果てていきたい……
しかし現実は私にそのような生活を許容する状況にはございません。



このところ、不注意や思い込みによるミス・失敗が続き
仕事が思うようにはかどっておりません。
なんでこんなことに気づかなかったんだ
どうしてもっときちんと確認しておかなかったんだと
ほぞを噛むことしきりでございます。



どこか遠いところへ旅に出たいような気分でございます。
現実逃避をしたがるヘタレの厨房丸出しでございますが
やらなければならないことや考えなければならないことは山積みで
カネとヒマは、からっきしでございます。
遠かろうと近場であろうと、そもそも旅に出ること自体ができません。



もうじき紅葉の季節でございますが、今年の秋も
紅葉狩りのような風情の有る行楽とは無縁のようでございます.....