熱病惑星




お目汚し、失礼いたします。



東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・新潟の6都府県において
デング熱という感染症に冒された患者が見つかりました。
デング熱は蚊によって媒介される
デングウィルスが原因で起きる熱病で
致死率は比較的低いほうではありますが
ワクチンや治療薬はございません。



国内感染は69年ぶりというこの病気
蚊に刺されることによって感染するため
感染予防には蚊の駆除が肝要になってまいります。
見つかった患者はいずれも
東京の代々木公園のあたりに行ったことがあるとのことで
東京都は代々木公園にて大掛かりな殺虫剤の撒布をおこないました。



この蚊という生き物、比較的身近な害虫ゆえ
とても他人事とは思えません。
このニュースを聞いてから私
自宅や店において蚊の姿を目にしたら
直ちに蚊取り線香を焚き、殺虫剤を撒いております。



とはいえ、近頃の蚊は蚊取り線香を焚いても
平然と飛び回っていることがございます。
殺虫剤にしても、撒いても蚊はすぐには落下せず
しぶとく宙を舞っておりまする。
おまけに夏場はとっくに過ぎて秋深くなっているというのに
まだ蚊が飛び回っているのを目にすることもございます。



ググってみたところ
蚊は1億年以上も前から地球に生息している生き物とのこと。
所詮、蚊取り線香や殺虫剤など
じきに慣れたり耐性がついたりするのではないでしょうか。
実に生命力の強い生物でございます。



きっとアッチの方も、さぞかし「 強い 」のでございましょう。
ただし、蚊はメスしか血を吸いません。
それゆえ貪欲に血を吸い
蚊取り線香や殺虫剤にも怯まないその姿は
催涙弾を発射されても物ともせず
精巣までズルッ!と啜り取ってしまうほどの恐ろしい吸引力で
バキュームフェラに専念する女子プロレスラーを彷彿とさせまする。



まぁそれはともかく
普段耳慣れない感染症の発生や流行が報じられるたびに
その原因として囁かれるのは地球温暖化。
本日は防災の日でございますが
日本列島に昨今、甚大な災害をもたらしている異常気象も
地球温暖化との関連が可能性として考えられます。
私の個人的意見でございますが
防災対策と併行して、地球温暖化についての調査・研究にも
本腰を入れたほうがよいのではないでしょうか.....






就職戦線異常アリ 【 1/3 】




お目汚し、失礼いたします。



先月下旬のことになりますが、通勤途中の車の中から
リクルートスーツを身にまとった
二十歳前後の若い女性を見かけました。
暑いさなか、黒いジャケット、白いシャツブラウス、黒いパンツを着て
黒いビジネスバッグのようなものを抱えておりました。



最近は、私が就職活動をしていた頃と比べて
就職活動の解禁時期がかなり早くなっているようでございまして
公式的には大学3年の12月から解禁とのこと。
もっとも私が就職活動をしていたころも
実質的にはそのぐらいの時期から、いや、もっと早い時期から
青田買いやインターンシップはおこなわれていたのでございましょう。



最近は多少景気が良くなったせいで
労働力は売り手市場になっているようでございます。
私が就職活動をしていた頃も、ややそんな傾向にあり
そのせいか何やら勘違いしている就活生もいたようでございます。



30年ほど前、某自動車メーカーの面接会場へ
私が面接試験を受けに行ったときのこと。
会議室のような広い部屋で
大勢の男子学生が4人一組のグループになり
隣接した面接室の前で待っております。
その中には面接官が2人いて
呼び出しがあると一グループずつ面接室のドアから中に入りまして
面接官は、入って来た学生をランダムに選んで質問をするという形。



4人の学生の中には全く面接官から声をかけてもらえずに
スルーされてしまう者も居ました。
そして面接が終わると、入ってきたドアから4人は退出し
後日結果の連絡が届くのを待つことになります。



それまでの人生において
面接なるものを受けるのは生まれて初めてでございましたので
私は緊張しながら、自分のグループが呼ばれるのを
待っておりました。
ドアの向こうから声は聞こえてきますが
その声は不鮮明で正確には聞き取れず
中でどのような面接がおこなわれているのか
まったくわかりません。



やがて私のすぐ前のグループがドアの中に入り
面接が始まりました。
ところがそのあと、何やら穏やかならぬ声が
ドアの向こうから聞こえてきたのでございます.....



恐れ入りますが話が長くなりますゆえ、次回の記事に続きます。






就職戦線異常アリ 【 2/3 】




お目汚し、失礼いたします。



前回の記事の続きでございます。
某自動車メーカーの面接会場で
自分のグループの面接が始まるのを待っていた私は
何やらモメているような穏やかならぬ声が
面接室から聞こえてくるのを耳にいたしました。



ドアの向こうの面接室の中では
私のすぐ前のグループが面接を受けているはずです。
面接室から聞こえてきたのは男性の大声でございまして
断片的にしか聞き取ることが出来ませんが
どうやらこのように言っているようでした。



「 だから、おたくの会社が作った物が
排気ガスや騒音のような公害を撒き散らしていることについて
どのような社会的責任を感じているのかと訊いてるんですよ!」



その言から察するに、どうやら声の主は
面接を受けているグループ4人のうちの一人のようでございます。
しかもその学生、あろうことか面接を受けに来た会社に対して
詰問し、非難しているようなのでございます。



その学生が左翼系の学生で
最初からそれが目的でこの会社への就職活動をおこなっていたのか
それともちょっとキレやすい学生が
何か面接官から気に障ることを言われて激昂し
そのような言動に及んだのかはわかりません。
その学生に対して面接官は何か言っているようなのですが
ボソボソと低い声なのでさっぱり聞こえません。



そんな状態が5分間ほど続いたでしょうか。
やがて面接を終えてドアから4人の学生が出てまいりました。
私は、面接官に噛み付いたのはどの学生かと思い
目を皿のようにして見ておりましたが
どの学生も興奮したり上気したりという様子は見受けられません。
ここに来ている他の就活生同様に
4人とも地味なリクルートスーツに身を包んでいて
エキセントリックな気配は感じられません。



腑に落ちないまま私たちのグループが呼ばれて
私は面接室の中に入り面接を受けました。
面接官の一人から何か質問を受けましたが
さっきの修羅場のような声が気になって、質問されても上の空。
頓珍漢な返答をしてしまい、それが原因かどうかはわかりませんが
案の定、不採用でございました。



あのとき、面接室の中でいったい何が起きていたのか
本当のところは未だに不明でございます。
しかし面接官に対するこの「 逆質問 」という行為は私
「 使える 」と思いました。
そして、おバカなことを思いついたのでございます.....



長い話で恐縮でございますが以下、次回の記事に続きます。






就職戦線異常アリ 【 3/3 】




お目汚し、失礼いたします。



本来、面接官から質問される立場の学生が
面接官に対して厳しい口調で詰問するというのは
身の程をわきまえない極めてイタイタシイ行為でございます。



もちろん、面接官の方から「 何か質問は?」と促してきたら
質問してもよろしゅうございましょうが
それとて、就職を目的としたものでなければなりません。
企業の社会的責任をそんなところで追及するのは
筋違い、お門違いというものでございましょう。
そういう意味で、あの面接室から聞こえて来た声は
突拍子もない異常なものに感じられました。



けれどもあの日、面接試験を終えて帰宅した私は
ふと考えました。
常に面接官が主導権を握っている場において
逆に面接官に質問をするという行為は
面接を受ける側に対して多少なりとも主導権を付与し
有利になるという効果があるのではないか、と。



人とうまくコミュニケーションを取るのが苦手で
面接試験に自信が無かった私にとって
その発想は一筋の光明でございます。
今思えば大いなる勘違いでございますが
私はその手法を使って
面接試験を乗り切っていこうと考えました。
そしてそれ以後、就職活動で面接を受けた際に
答えにくい事や難しい事を面接官から訊かれたり
都合が悪くなったりしたときは
「 御質問の趣旨は何ですか 」とか
「 なぜそのようなことを訊ねるのですか 」とか
いささか「 不思議ちゃん 」のような質問で
面接官を煙に巻こうといたしました。



もちろん、詰問したり声を荒げたりはしませんでした。
しかし私の「 質問作戦 」は段々エスカレートしていき
「 そのネクタイはどこで買われましたか 」
「 御結婚はされているのですか 」
「 お子さんは何人いらっしゃいますか 」
「 奥様とはうまくいってますか 」
「 夜の生活は週に何回ですか 」
「 SMに興味はありますか 」というのも同然の
かなりズレた質問までするようになったのでございます。



面接官のかたは皆一様に
私のズレた質問をスルーしておりました。
キョトンとしたり、顔をしかめたりすることもありましたが
私に対して何か叱責をするわけではございません。
そのため、それはむしろ自分を個性的な逸材として
認めてくれているがゆえのリアクションなのだと
勝手に解釈した私は妙に自信満々となってしまい
全く危機感を覚えていませんでした。



その結果、私の就職戦線は連戦連敗でございまして
ようやく就職が決まったのは大学卒業が押し迫った頃でした。
さすがにその頃になると、「 こりゃアカンぞ 」と焦り始め
面接に際してオーソドックスなやり方で臨むようになり
どうにかこうにか、やっとこさ就職にありつけたのでございます。



若気の至りとはいえ、誤ったノウハウを愚かにも信じ込んだせいで
社会人としての第一歩を踏み出すための重要な時期の大半を
棒に振ってしまったわけでございますが、後悔はしております。
これから就活をしようというかた、また現に就活中のかた
どうか正しいノウハウを身に付け
後悔の無い就職活動をなさってくださいまし.....






肉食のリンク




お目汚し、失礼いたします。



とっくに騒ぎも落ち着いたようでございますが
フィギュアスケートの高橋大輔選手と
元スピードスケートの選手であり
日本スケート連盟会長を務める参議院議員の橋本聖子氏との
接吻写真がしばらく前に大きな問題となっておりました。
セクハラだパワハラだ破廉恥だと
世間は橋本聖子氏を叩きまくっておりましたが
私としてはイイものを見せてもらったというのが
率直な感想でございます。



マスメディアを通してときおり拝見する橋本氏の姿は
地味なスーツに身を固めて隙が無く
顔つきも冷徹な理論家のような
いかにも政治家然とした印象がございました。
その橋本氏が、でございます。
高橋選手の上半身を抱きしめるような体勢をとり
頬ではなく口に口を合わせるというピンポイント口撃。
おそらく舌も差し込んでいるに相違ありません。
高橋選手の胸のうちは存じませんが
その口撃を恙無く受け入れている彼の顔を
うっとりと半眼で見つめているような橋本氏の表情。



このギャップがたまりません。
このあと二人がどうしたのかは存じませんが
もしどこか人目のつかないところにしけこんで何ぞやらかして
その後も関係が続いていたと妄想すると
何やらワクワクしてまいります。



きらびやかなフィギュアの衣装を身につけた高橋選手と
モジモジ君のような地味~なスピードスケートのウエアで
ピッチリと全身を覆った橋本聖子氏とが
真っ白なシーツを敷いたベッドというリンクの上で見つめあい
やがて抱き合った二人が心ゆくまでディープキスをしながら
身につけているものをお互いにゆっくりと脱がせていく.....
そんなプレイをやっているかもしれないと想像すると
私の股間はトリプルアクセルでございます。



橋本氏のとった行動がセクハラなのかパワハラなのか
はたまた単なる酒の上での戯れ事に過ぎないのか
実際のところは存じませんが
今回の騒ぎで今まで無機質で味も素っ気も色気もない
という印象だった橋本聖子氏が
しっとりとした極彩色の妖花としての一面を見せてくれたようで
私にとっては非常に興味深いニュースでございました.....






チェーンアイス




お目汚し、失礼いたします。



アイスバケツチャレンジなるものが
一時期、巷を騒がせておりましたが
今もなおあの活動は連綿と続いているのでございましょうか。
それともいくぶん下火になっているのでございましょうか。



バケツに入った氷水を頭からかぶるか
もしくは寄付行為をおこなうことによって
筋萎縮性側索硬化症という病気への関心を高め
その研究や治療に役立てようというこの活動
老若男女、有名無名、人種国籍に関わりなく
多くの人々を介してものすごい勢いで広まりました。



この活動がそれだけ勢い良く広まったのは
氷水をかぶった実行者が次の実行者を指名するという
バトンタッチ方式になっていることと、そのパフォーマンス性
そして現代社会がネットや動画投稿サイトによって
グローバル化しているといったことが
大きな要因となっておりましょう。
情報や意思をネットや動画というツールで
わかりやすく瞬時に共有できるという環境は
この活動を世界中に拡散する上で
大いに役立ったはずでございます。



このアイスバケツチャレンジ
目的自体は賞賛すべきものですが
その手段や社会的な影響に対してはさまざまな意見があり
賛否両論でございます。
私、個人的に申し上げるならば
あまりこの種のことには関心がございません。
ケチ臭い男だからというのもありますが
氷水を浴びても平気でいられるような
頑強な肉体の持ち主ではございませんし
ただでさえみすぼらしいイチモツが、氷水を浴びた結果
さらに縮こまって元に戻らなくなったらどうしょうかと
心配なのでございます。



往々にしてこの手の行為は
アグレッシブなものになりがちでございまして
それが原因で事故が起きた例もございますし
亡くなったかたもおられるとの事。
やがてこれから季節は冬へと向かってまいります。
絶対にやめろとは申しませんが
この活動に賛同されているかたには
さまざまなリスクを重々承知の上
そのための備えを講じてから
おこなわれることを切に願う次第でございます.....






子供の喧嘩を親がする




お目汚し、失礼いたします。



テレビの芸能ニュースでも取り上げられておりましたが
タレントで女優でもある江角マキコ氏が
自らが被害者となったママ友イジメ体験をブログに綴り
それがきっかけとなって大きな一連の騒動になっております。



ママ友イジメの加害者とされるのは
元プロ野球選手、長嶋一茂氏の妻だとのことでございますが
その妻の自宅すなわち長嶋一茂氏の自宅に
江角氏が所属していた芸能事務所の元マネージャーの男性が
ペンキで落書きをしたことを週刊誌上で告白しております。
この狼藉については江角氏の関与まで取りざたされて
警察が動く事態へと発展いたしました。



ところが奇妙なことにこの元マネージャー
当初は週刊誌の取材に対して
江角氏の関与をほのめかしていたものの
警察の事情聴取に対しては自分ひとりでやった
江角さんは関係ないという供述をおこなっております。
この元マネージャー、落書きそのものについては
自分がやったと認めているわけですが
江角氏の指示が有ったか無かったかでは
事の様相がまったく違ってまいりましょう。



元マネージャーが週刊誌上で告白した話を見聞きした私は
当然、江角氏が元マネージャーの男性に
「 アタシの言うことをきいたら、ヤラせてあげるわよ 」と
囁いて嗾けたのだと思っておりました。
かつて「 元気印の女たち 」という本の中でも取り上げられた
江角マキコ氏でございます。
そんな女性に「 ヤラせてあげる 」と囁かれたら
どんなに覇気の無い男でも、たちまち元気になりましょう。



そして江角氏から元気をもらった元マネージャーが
「 元気があれば何でもできるーー! 
「 ペンキがあれば何でも書けるーー! 」とばかりに
いわゆる一つの野球界の大御所の息子の家へ行き
「 バカ息子 」と落書きをした……
そんなところだろうと踏んでいたのですが
一転、事は不可解な色合いを帯びてまいりました。



噂では、今回の騒動には江角氏の芸能事務所の独立をめぐる
いざこざが絡んでいるのではないかとの事でございます。
問題となっている元マネージャーは
江角氏が独立する前に所属していた芸能事務所で働いておりました。
噂の根拠はそこにあるのかもしれませんが
多くの有名芸能人が所属している芸能事務所が
わざわざ警察沙汰になるようなことに手を出すのかどうか
あるいはそういったことに首を突っ込もうとするのかどうか
はっきり言って疑問でございます。
もし仮にそのようなことが実際にあるのだとしたら
芸能界というところは、まさしく魑魅魍魎が蠢く
伏魔殿と言うべきでございましょう。



ところで、一連の騒動に対する江角氏の対応が
遅い上に稚拙だという声があるようでございます。
確かに落書きの件が発覚してからの江角サイドの対応は
危機管理のプロから言わせると
素人以下と評されても仕方ないようでございます。



とはいえ、今回の騒動の発端となった
江角氏のブログを読んでみたところ
そこには「 他人は他人、自分は自分 」という
江角氏のスタンスが明確に綴られておりました。
それゆえ対応が遅れたばかりか
ブログの更新というやり方をもって記者会見に代えたのは
江角氏がこのスタンスにこだわっていたせいなのかもしれません。



しかしあえて申し上げるならば
今回に限って言えばそれは間違っております。
今回の騒動、有り体に申しますれば
江角氏の方からブログを使って吹っ掛けた
「 喧嘩 」が原因でございます。
それもママ友イジメをめぐる大人同士の喧嘩でございます。
火を点けた方が「 お前はお前、俺は俺 」と申すのは
虫が良すぎるというものでございましょう。



また、子供の喧嘩ならお互いに意地を張っていても
いつかは大人が間に立ってくれたり
仲裁をしてくれたりすることも有りましょう。
けれども大人の喧嘩は大人同士でしか解決できません。
本当に自分の生き方や価値観を貫き
他人は他人、自分は自分というスタンスを固持するのなら
むしろ事態の解決に関して
もっと積極的になるべきだったのではございませんかな?



「 子供の喧嘩に親が出る 」などと申しますが
親の喧嘩に子供が出ることはできないのでございます。
そして親同士の喧嘩で一番迷惑をこうむる者
それは言うまでも無く、子供なのでございます.....






緊張感の醸成




お目汚し、失礼いたします。



10年ほど前、まだ私が雇われの身だった頃のことでございます。
現場仕事へ行った先で
アルバイト店員の研修風景を拝見いたしました。
そのアルバイトを募集した会社は
或る大手企業の関連会社でございまして
たまたまその関連会社の店舗内で
ちょっとした工事をしている最中に拝見したのでございます。



約20名ほどの若い男女が集められておりまして
整列した彼らの前に
研修官らしき30歳前後の男性と
その補佐役らしい同年代の男性が立っておりました。
最初にメインの研修官が挨拶をおこない
研修の大まかな目的や内容などを説明いたしました。
軽く冗談を交えながら、説明は和やかに進みまして
さて具体的な細かい注意点の説明へと
さしかかったときでございます。



補佐役の研修官の携帯電話が着信音を発しました。
メインの研修官が説明をしている間
サブの研修官は声を低めて
携帯電話に話しかけておりましたが
やがてメインの方に自分の携帯電話を差し出して
耳打ちをいたしました。



携帯電話を受け取った研修官は
低い声で通話口に向かって何か話しておりましたが
その声が携帯電話のステップトーンさながらに
だんだんと大きくなってまいります。
やがてその声は激した口調の大声に変わり
通話相手に対する怒声と化したのでございます。



電話の相手が誰なのか、私には知る由もございませんが
話の内容から推測するとどうやら
相手はここで研修を受けるはずだったアルバイト店員で
研修がおこなわれる場所を間違えたらしいのでございます。
そのアルバイト店員は、行った先に誰も居ないので
あわてて問い合わせの電話を入れてきたのですが
それだけならまだしも、要領を得ない話し方で
しかも何か言い訳がましいことを言ったらしく
そのことが火に油を注いだようでございます。



20名ほどのアルバイト店員たちの前で
壁が揺れるほどの大声を張り上げたあと
その研修官は「 あとでかけ直して来い!」と怒鳴りつけ
携帯電話の通話を切りました。
そして何事も無かったかのように
研修を受ける上での注意点の話に戻ったのでございます。



何やらものすごい迫力に圧倒されてしまいました。
アルバイト店員たちの中にも
顔を引きつらせている者がおりまして
さすが大手の関連会社は違うと思ったものでございますが
後日、あるお得意様にその話をしたところ
あっさり「 ブラフだろ?」と言われました。



つまり携帯電話に着信が有ったのではなく
タイマーをセットしたアラームを鳴らして
いかにも着信があったように見せかける。
そして通話相手など存在せず
通話中でもない携帯電話に向かって
延々と怒鳴り続けるという自作自演だろう
というわけでございます。



仮にそれが本当だとしたら
何のためにそのようなことをしたのでしょうか。
おそらく若いアルバイト店員たちに
緊張感を持たせようということで
一芝居打ったのでございましょう。
随分とテクニカルで凝ったことをするものでございます。
やはり大手の関連会社は違うということでございましょうか。



あれから10年ほどの歳月が経ちましたが
あの大手関連会社は今どのようなノウハウを使って
アルバイト店員たちに緊張感を持たせているのでしょう。
今でも同じ手を使っているとは思えませんから
おそらく俳優や芸人を雇い
場合によってはサプライズ代行業者に丸投げし
何らかの寸劇を演出して
緊張感を醸し出しているのかもしれません。



しかしそうなると、もはやそれは研修ではなく
テレビのドッキリ番組か、母さん助けて詐欺でございます.....






お目通し、お願いいたします。 2014年9月26日




お目通し、お願いいたします。



当ブログは、以下のようなシステムとなっております。



ブログのテンプレート、タイトル、記事内容など
当ブログのあらゆる構成要素は
その全部または一部について
予告無く変更または削除されることがございます。
それはこの記事についても同様でございます。
なにとぞ御了承くださいまし。



当ブログの管理者は
当ブログの訪問・閲覧・保存などをおこなった結果生じた
いかなる損害についても関知いたしません。
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当ブログではコメント・トラックバックなどは
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またFacebookやTwitterなどの他サイトとの連携はおこなっておりません。
テンプレートによっては、そういったことができるような
ボタンやリンクが設けられている場合もありますが
当ブログにおいてはいずれも無効でございます。



御感想やおコメントなどについては
「 お目~ル 」と申しますメールフォームを設けておりますゆえ
恐れ入りますが、そちらをどうぞ御利用くださいまし。
なお、勝手ながら
返信をさせていただくか否か
どのような返信内容にさせて戴くか
それらにつきましては
当方の独断と偏見、気まぐれと体調などに則り
時間的な余裕と相談の上で決定する所存でございます。
あしからず御了承願います。



当ブログは一週間に2回以上の更新を予定しておりますが
諸般の事情と管理人の身勝手な都合から
かなり不定期な更新となりますことをお許し願いたいと存じます。






秋汗




お目汚し、失礼いたします。



炎暑の夏があっけなく消え去り
気がつけば涼しげな秋でございます。
スポーツの秋ということで、夏の暑さによるものとは違う
爽やかな汗を流しているかたもおられましょう。
スポーツで流した汗が秋風に乾いていく
ヒンヤリとした感覚は実に心地よいものでございます。



子供の頃から私はずっとスポーツ音痴でございまして
何らかの体育会系のクラブやサークルに所属したことなど
まったくございませんでした。
しかしそんな私でも子供の頃は
何故か秋になってもよく汗をかき
秋風に汗の乾いていく感触を楽しんでいた記憶がございます。
たぶん、友達とよく鬼ごっこをして遊んで
走り回っておりましたので
それで汗をかいていたのでございましょう。



加齢により足腰が弱ったため
今の私にはスポーツも鬼ごっこも縁遠いものでございます。
秋風に乾く心地よい汗を流す機会はほとんどございません。
肉体的な作業や労働に従事しているときは汗も流れましょうが
仕事中でのことでございます。
汗の乾く爽やかな感触を楽しむ余裕はございません。
むしろイヤ~な汗をかくことが多々ございます。



最近は、そういった気持ち悪い汗が
季節を問わず流れるようになりました。
ビジネスやプライベートの場でのストレスからくる
脂汗でございます。
そしてその汗が秋風に乾くときに感じるのは
爽やかさとは程遠い、ブキミな生暖かさでございます.....







追記

昨日2014年9月25日より
当ブログ開設から4年目に突入いたしました。
引き続き当ブログをよろしくお願い申し上げます。



で、突然ではございますが
本日よりメールフォームを設けることにいたしました。
「 お目~ル 」と申しますのがそれでございます。
御感想・おコメントなどございましたら
「 お目~ル 」をクリックしてお送りくださいまし。



なお、いただいたメッセージに対して
返信をさせていただくか否かということや
返信の内容につきましては
当方の独断と偏見、気まぐれと体調などに則り
時間的な余裕と相談の上で決めさせていただく所存でございます。
恐れ入りますが、あらかじめ御了承のほどお願い申し上げます。



こちらもあわせて御覧くださいまし.....

お目通し、お願いいたします。 2014年9月26日
http://omeyogoshisitsurei.blog.fc2.com/blog-entry-342.html






衝突回避システム




お目汚し、失礼いたします。



私の店の御近所に大学教授らしきかたが
お住みになっているのですが
このかたが最近、新車に乗り換えました。
□産のクルマですが、あまり大きなものではなく
いわゆる小型車というやつでございます。
御自宅の前を通ると
車庫にクルマが入っているのが見えるのですが
バンパー部分に接触事故防止のための
コーナーセンサーがついております。



最近は接触事故ばかりでなく
衝突事故をも未然に防ぐため
自動的にブレーキのかかる装置が組み込まれたクルマが
売り出されております。
レーダーやカメラ、赤外線などを使って前方を監視し
衝突の危険が迫ると自動的にブレーキが作動して
クルマを停止させるというスグレモノでございます。



テレビのCMで御覧になった方もおられましょう。
前方の壁や障害物に向かって直進するクルマが
それらの手前で停止するシーンでございます。
私もテレビでこの手のCMを何回か拝見し
あぁ、時代はココまで進んでいるのか……などと感心する次第。
ただ反面、月並みな言い方ですが機械を過信して注意を怠ると
思わぬ事故に遭遇するのではないかという気もいたしました。



もっとも、機械を使って事故や被害、失敗を防ぐ
というこのようなノウハウは
これからもっと汎用化されていくような気がいたします。
いずれテクノロジーが発達すれば
それは人間の生活のあらゆる分野にわたって
実現されるのではないでしょうか。
事故の起きない社会、不慮の怪我の無い生活
ミスの生じない完璧な業務。



ただ私、男性の立場として一言申し上げたいのですが
このノウハウを避妊のために
特に男性側に対して応用するのは
勘弁してほしいものでございます。
と申しますのも、自動停止するクルマのCMにおいて
やや前のめり気味に止まるクルマの姿は
「 力づくで 」「 強制的に 」「 死に物狂いで 」止まった
という印象が否めません。



アレを見るたびに私
まるで射精寸前にイチモツの根元を
針金やタコ糸で思いっきり絞め付けられたような感覚に
陥るのでございます。
機械による事故回避のノウハウが
男性側の避妊に応用された場合
そういう荒っぽい形で実用化されるような気がしてなりません。
あな、恐ろしや.....