猛々しき狂気




お目汚し、失礼いたします。



何やら物騒な事件でございます。
東京都港区で先月13日に起きた事件でございますが
大学院生の男が、自分の妻と男女関係になっていた
弁護士の男性のイチモツを切断してトイレに流したとのこと。
事件の概要については割礼させていただきますが
私がその一報をネットで目にしたとき
容疑者の男の写真の異様さに目が釘付けとなりました。



男はボクシングジムに所属していたそうでございまして、元プロボクサー。
写真には上半身裸でファイティングポーズを決めている
坊主頭の男の姿が映っております。



男はボクサーとしてのパンチ力に物を言わせて被害者をノックアウトし
そのあと枝切りバサミを使って被害者の局部を切断したそうですが
当初、「 元プロボクサーの男が被害者の局部を切断した 」と聞いた時は私
男がその鋭いパンチ力でカマイタチのような現象を引き起こして
被害者のイチモツを切り落としたのかと思いました。
ボクサーが試合中に瞼を切ることがあるのはカマイタチのせいだと
そんな都市伝説を耳にしていたからでございます。



もっとも、ググってみましたらカマイタチが原因ではなく
瞼の肉は薄いために、激しい衝撃を受けると切れやすいとのこと。
そもそもカマイタチ自体が都市伝説のシロモノでございます。
しかし容疑者の男の写真には
そういった都市伝説さえリアルに感じさせるほどの不気味さがございました。



そんなことを考えておりましたら
昔、私が高校生ぐらいだったころに読んだアダルト雑誌に
とあるR18映画の紹介記事が載っていたのを思い出しました。
洋画だったのですが、邦題は「 悪魔のハーレム 」。
映画の内容はよく覚えておりませんが
どこかの国の王様が作ったハーレムの中で繰り広げられる
エログロナンセンスを描いたものでございまして、残酷シーンが多く
紹介記事には男性の奴隷に対する懲罰方法が記されておりました。



それによると「 カンフー空手で、もぎ取ってしまうのだ!」とのこと。
何を「 もぎ取る 」かというと、イチモツでございます。
「 カンフー空手 」という武術の使い手が
王様の命令を受けて奴隷のイチモツをもぎ取るとのことですが
しかし「 カンフー空手 」というのが、どういう空手なのか
あるいはどのようなカンフーなのか、まったく不明でございます。



また、その使い手がいかなるコスチュームを身にまとっているのか
年のころは何歳ぐらいなのか、男なのか女なのか
そういったことは一切、記されておりませんでした。
まぁよくわからないのですが、要するにその使い手は
「 ハイ━━━!」とか「 アタ━━━!」とか叫びながら
一撃で男性のイチモツをもぎ取ってしまうのでございましょう。



「 カンフー空手 」なる武術が実在するのかどうか
その武術を使って実際にイチモツをもぎ取ったりすることができるのかどうか
私には全く窺い知れぬ事ではございますが
それはともかく、武術や格闘技というものは
使い手自身の精神を鍛錬するものでもあるはずでございましょう。
しかるに、此度のような事件が起きてしまったことを考えてみますと
武術や格闘技をたしなんでいようがそうでなかろうが
人間の狂気を封じ込めることは並大抵のことではないようでございます.....