引かば押せ




お目汚し、失礼いたします。



今日、某ドラッグストアで買い物をしておったのでございますが
そのドラッグストア、店内入口近くに防犯カメラを設置してありまして
しかもそのカメラの映像が客にも見えるようになっております。
モニター用のディスプレイが店の天井のあたりに取り付けられており
店の入口から店内に入る自分の後姿を、その画面で見ることができるのでございます。



良からぬことを企んでいる輩にその映像を見せつけ
店内での万引きや痴漢の防止に役立てようということなのでございましょう。
その映像を何気なく見た私、自分の後頭部の毛の薄さに落ち込んでしまいました。
50歳を越えたころから気にはなっていたものの
できるだけ心の片隅に放り込んでおりましたゆえ
そうやってあからさまに見せ付けられると、辛ぅございます。



大学生の頃は私、肩まで届きそうな長髪でございました。
社会人になり、会社勤めをするようになってからは長髪にするわけにはまいりませんでしたが
それでも二、三ヶ月も放っておけばロン毛になるほど髪の毛に勢いがございました。
今では見る影もございません。年を取ればハゲるのはやむを得ないことであり
むしろハゲれば自分の容姿に対して何もかも吹っ切れることになり
精神的に大胆になってイイんじゃないかと思っておりましたが
実際はハゲればハゲるほど小心者になっていくようでございます。



若い頃から小心者だった私
これからなおいっそう小心者になっていくばっかりかと思うと憂鬱でございます。
もしかすると小心者が嵩じて「 小身者 」になり、やがて「 小チン者 」となって
オトコとしても役に立たなくなるのではないかと思うと気が気ではございません。
老いて精力が枯渇するよりも先にイチモツが失くなってしまうかもしれないのでございます。



そのくせ、皮肉なことに股間はモフモフでございます。
おそらく、毛が股間の方に引っ張られて頭の中に引っ込んでいるのでございましょう。
明日、入浴するときに風呂場で股間の毛を頭の方へ向かって押してみることにいたしましょう。
頭皮から毛が飛び出てくるかもしれません.....


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知事と九官鳥




お目汚し、失礼いたします。



政治資金規正法に反する行為をおこなっていたのではないかという疑惑に関し
東京都知事の舛添要一氏が昨日、記者会見の場において第三者による精査結果を報告いたしました。
その報告によれば、氏がおこなった一連の行為は不適切ではあるものの違法ではないとのこと。
記者会見の場には、精査に関わったヤメ検の弁護士二人も同席し
マスコミの質問に対して随時受け答えをおこなっておりました。



この件が発覚してからの舛添氏は
自分の一連の行為には違法性や故意悪意の類が無いことを訴えるような弁明を
かねてより繰り返しておりまして
此度の記者会見はそれを敷衍し、強調するようなものとなった感が否めません。
同席した弁護士もそのために呼ばれたようなものでございまして
これではまるで舛添氏のスポークスマンと大差ございません。
しかも事実認定の不十分さを指摘されると
素人は黙っとれと言わんばかりの物言いでございまして
本当にこれで「 精査 」がおこなわれたと言えるのでしょうか。



まぁ舛添氏にカネで雇われて「 精査 」しているわけですから
舛添氏に寄り添うような調査結果になるのはいたしかたございませんが
もう少し理屈や言い訳に工夫を凝らし、居合わせたマスコミ関係者が失笑するような
あるいは唸らせるようなコメントを発することはできなかったのでございましょうか。
飼い犬なら飼い犬らしく芸の一つも披露してしかるべきでございましょう。



むしろ飼い犬と言うよりかは、まるで舛添氏の言葉をそっくりそのまま喋る九官鳥でございます。
あの記者会見において舛添氏が「 違法じゃねぇだろ 」「 ゴチャゴチャうるせぇんだよ 」と言えば
そっくりそのまま同じことを言いそうですし
仮に「 腹減ったな 」「 一発ヤラせろや 」「 お前のケツの穴が忘れられないぜ 」と言っても
やはり「 ハラヘッタナ 」「 イッパツヤラセロヤ 」「 オマエノケツノアナガワスレラレナイゼ ♥」という具合に
同じことを申すでしょう。



当の舛添氏、これで逃げ切れると思っているのかもしれませんが
老婆心ながら申し上げますれば、九官鳥に芸をさせても所詮は九官鳥。
やはり万全とは言い難いのではないかと存じます.....



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倒叙型ミステリー




お目汚し、失礼いたします。



とあるイベントに出演しているミュージシャンの男が
何やら泣きそうになっている様子がテレビに映っておりました。
お笑い芸人をやっている男の妻を寝取って孕ませ
自分の主演映画の公開前にその醜聞を報道されてしまったその男
ファンらしき女性から「 頑張れ〜 」と声援を送られて感極まっているのでございます。



気持ち悪ぅございました。
男は37歳。3年前に解散した某音楽グループの元ボーカルで、現在はソロで活動中。
ケーブルテレビでこの男が歌っている様子を私も何回か見たことがございます。
自らの下半身がしでかした不始末によって苦境に陥っているこの男が
「 頑張れ〜 」と女性から励ましてもらっている様子は、思わずサブイボが立ちそうな光景でしたが
主演映画のタイトルがサブイボなんちゃらだそうですので、映画の宣伝にはなったでしょう。



ハーフのタレントとゲスなミュージシャンが例の不倫スキャンダルで世間から散々叩かれていたとき
この37歳の男はどんな思いでいたのでしょうか。
次は自分の番かと戦々恐々としていたのか
「 オレは大丈夫だモンね~♪ 」と調子こいていたのか定かではございませんが
あまり気持ちの良いものではなかったでしょう。
ミステリー小説のジャンルに「 倒叙型 」というものがございます。
事件が起きて犯人が誰かという謎を解き明かしていく過程を描くのではなく
事件を起こした犯人の側の心理や行動を描いていくものでございますが
ここ半年近くの間はこの37歳の男、倒叙型ミステリーの犯人のような気分だったのではないでしょうか。



それにしても最近は有名芸能人の不倫スキャンダルが多すぎるような気がいたします。
今日も今日とて国民的寄席番組のレギュラー出演者として有名な落語家が
自らの不倫スキャンダルについて謝罪会見を開いております。
ことほどさように不倫スキャンダルというのは芸能人においてポピュラーなものなのかもしれませんが
むしろ不倫というものが一般的であるがゆえに
そこを狙って撃っていけば当たりやすいというのが本当のところではないでしょうか。



それゆえ、これからも芸能マスコミは不倫をネタに快進撃を続けることでございましょう。
誰しも叩けば埃が出るわけですし、誰しも揉めば硬くなり、舐めれば濡れるのでございます。
倒叙型ミステリーの新作が、まだまだこれから目白押しなのかもしれません.....



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ヤヌスとアヌス




お目汚し、失礼いたします。



先日、アメリカはフロリダ州の方で銃撃事件が起き、大勢の死傷者が出たそうでございます。
事件が起きた場所はゲイの客が多いナイトクラブでございまして
容疑者の男はそこでAR-15という自動小銃を乱射し
駆け付けた警察の特殊部隊と銃撃戦になって射殺されたとのこと。
男は以前、FBIからテロ組織との関係を疑われて事情聴取を受けたことがあり
今回の凶行もテロだったのではないかと言われております。
あるいはゲイを標的にしたヘイトクライムの可能性もございます。



しかし専門家の見立てによると
この容疑者とテロ組織との直接的なつながりは薄いだろうということでございます。
そして、こともあろうに容疑者はこのナイトクラブの常連客だったそうでございまして
まぁ常連客と言っても、犯行に及ぶ前に現場の下見をしていたのだとも考えられますが
下見をしているうちにミイラ取りがミイラになった、肛門科医が痔になった
ということも考えられるわけでございます。
また、父親の話では男同士がキスしているのを見て容疑者がファビョっていたそうですが
思えばこれもどちらか一方に容疑者が恋していて、嫉妬を覚えていたとも考えられましょう。



もしかすると容疑者には、一方でゲイに憎悪を感じながら一方でその世界に傾倒するという
2つの顔があったのかもしれません。
何かを嫌悪し、排斥し、拒絶し、抹殺しようと躍起になる者が
まったく逆の相反する衝動、すなわちシンパシィや同化願望を抱えているというのは
大いにありうることでございます。
今回の事件、非常に深刻で悲惨ではございますが
その発端となったものは「 イヤよイヤよも好きのうち 」だったのかもしれません.....



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後日あらためて.....




お目汚し、失礼いたします。



ここ数日の天候不順で寒暖の差が激しくなり、寝冷えをした模様でございます。
今日は半日近くも下痢に苦しんでおりました。
若い頃なら天気のせいで腹を下したりはしなかったのでございますが
年のせいか、ちょっとした気温の上下に身体がついていかず
すぐに体調を崩してしまいます。
今更ですが、年など取りたくないものでございます。



もうすっかり人々の記憶の片隅に追いやられた感のある
北海道での子供の置き去り騒動ですが
あの少年、ふだんどおりの日常生活にもう戻れたのでしょうか。
ひとりぼっちで山の中をさ迷い歩き
自衛隊の小屋の中で何も食べずに数日間過ごした気分はいかばかりでございましょう。



私も危うく山で遭難しかけた経験がございますゆえ
そのことを今日書こうかと思ったのでございますが、時間や体調に余裕が無く
おまけにまたしても腹部においてギュルギュルとアラームが鳴り始めましたゆえ
申し訳ございませんが後日あらためてということにさせていただこうかと存じます。
どうかあしからず御了承くださいまし.....



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愚かな冒険




お目汚し、失礼いたします。



もう10年以上も前のゴールデンウィークだったかと存じます。
当時40代半ばだった私、大阪は北摂地域に位置する
とある山へ一人で山歩きに行ったことがございました。
それほど標高が高いわけでもなく、また奥深い山でもありません。
ハイキングコースのようなものがあり
そこを歩いていれば別段、何の危険も無いところでございます。



しかしその日の私、ちょっと冒険がしてみたくなり
ハイキングコースから外れた草木の生い茂るところへ入って行きました。
入ってすぐのあたりにちょっとした広場のような場所があり
そこで腰を下ろすと持参したコンビニ弁当を食べて昼食を済ませました。
一休みしてから100メートルほど歩き、さて引き返そうかと振り返ってみると
まだハイキングコースが見えております。
じゃあもう少し奥に行ってみようと更に100メートルほど行って振り返ると、まだ見えます。
じゃあもう少しという具合に歩き続け
ふと振り返るとハイキングコースはどこにも見えません。



あわてて引き返すことにしたのですが
そのときにはもはや自分とハイキングコースとの位置関係が全くわからなくなっており
歩き続けたせいで流れた汗とは違う、イヤ〜な汗が身体のどこかから滲み出ておりました。
方向音痴だということを忘れ
「 ちょっと冒険が… 」などと無謀なことを考えた自分を責めながら
金太郎飴のように繰り返される木々や山肌に覆われた風景の中をさ迷い歩きました。



山で道に迷ったときは、下に下りようとせず
上に向かって登った方がいいという話を聞いたことがございます。
そうすれば見晴らしの良い場所に出て自分の位置を確認することができるからなのですが
そのセオリーにしたがって上へ向かって登っていったものの
なかなか見晴らしの良い場所には出られません。
ときおりそのような場所に出ることがございましたが
見えるのは同じように草木に覆われた尾根や谷ばかりで
ハイキングコースや人家の類は皆無でございます。



さほど大きな山ではないせいか、他の登山客やハイカーに出会うことが無く
道案内や助けを求めることができません。
時刻は午後3時過ぎ、道に迷ってからすでに2時間近くは経過しており
まったくシャレにならない状況に陥った私、ほとんどパニック状態になっておりました。
いや、ハイキングコースを見失ったときから
もうすでにパニック状態になって正常な判断力や思考能力が崩壊していたのかもしれません。



このままいつまでも下界に下りることができないでいることよりも
自分が山で遭難したことがニュースとなって大騒ぎになることの方が恐ろしゅうございました。
さ迷っている間に、ときおり頭を過ぎっていたその懸念がにわかに現実味を帯びてきて
私のパニック状態はさらにひどくなりました.....



恐れ入りますが、この続きは次回更新「 仙人の夢 」にて.....



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仙人の夢




お目汚し、失礼いたします。



前回の記事の続きでございます。
ほんの軽い気持ちでハイキングコースを外れて山の中を歩いているうちに道に迷った私は
焦燥と恐怖に責め苛まれ、パニック状態に陥ってしまいました。



山の底のような窪地に迷い込み、私は立ちつくしておりました。
携帯電話は持っていたものの、当時私が使っていたのは今どきのスマホではなく
典型的なガラケーでしたのでGPS機能など付いてはおりませんし
山の中ゆえ電波状況が悪く、警察に救助要請の連絡を取ることもできません。
また、仮にどこか電波状況の良いところで連絡が取れたとしても
警察が出動すれば大騒ぎとなりましょう。そう思うと二の足を踏んでしまいます。



しかしグズグズしていると日が暮れて身動きが取れなくなり
ここで夜を明かさなければならなくなります。
私は頭を抱え込んでしまいました。何とかならないか、どうすればいいか
とにかく落ち着いて考えるんだ、落ち着け、落ち着け、と自分に何度も言い聞かせるうちに私は
この山の中から脱出するためのスベよりも
落ち着くためにはどうすればよいかという方法について考え始めました。



そして私は、周囲に誰もいないことを逆手にとって
自家発電をやってみてはどうかと思いついたのでございます。
とにかく落ち着くのが先決だと藁をもつかむ、いや、マラをもつかむ思いで
私は自家発電を開始しました。
切羽詰った深刻な状況がそうさせたのか、発電所は一気にフル稼働
私はあっけないほど早くイってしまいました。



すると、これはいったいどうしたことでございましょう。
暴走するバイブレーターのようなさっきまでの混乱した精神状態が
静かに水を湛えた井戸のように安定してきたのでございます。
どこかでウグイスの鳴く声が聞こえ
木々の間を通り抜けるそよ風が放つ、緑色の香りさえ感じる余裕が生じてまいりました。
私を取り囲む風景は、もはや私を呑み込んだ山の胎内ではなく
街なかにある公園で見かける小さな森か林のようでございました。



落ち着きを取り戻した私は曖昧な記憶の糸をたどりながら、元に戻る道を慎重に探し始め
それと同時に重複や勘違いが生じないよう
要所要所で携帯電話のカメラ機能を使ってその場その場の風景の写真を撮り
位置を確認するという知恵まで湧いてくるようになっておりました。
幸いなことに天候が悪化することも全くございませんでしたので
結局、夕方頃までかかって私はハイキングコースへ戻ることができました。
助かったと心底ホッとしたのでございますが
さんざん歩き回ったために足腰はガタガタでございました。



もう二度とあんな体験はしたくはありませんが
今思えば、自分があんなにもパニクっていたのは
たぶん、山の中で道に迷い、人里に戻ることができなくなるからというよりも
むしろ私が行方不明になったことで起きる人里での大騒ぎが怖かったからだろう
という気がしてなりません。
何気ない日常に裂け目や割れ目が生じて
自分がそこにいたたまれなくなることが恐ろしかったのでございましょう。
そう思うと、もしあのまま人里に戻ることができなかったら
私はそのまま現実社会との接点を切り、あの山の中で仙人のような生活を始めていたかもしれません。



それにしても野天でおこなった自家発電の気持ち良さは格別でございました。
もし私が仙人となったときは、白い霞を食べて白いスペルマを放つ奇怪な仙人として
あの山にまつわる都市伝説のキャラクターに身を窶すことになりましょう。
そして困ったことに私、そんな自分の姿を夢見ていることがよくある今日この頃なのでございます.....



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一票の重み




お目汚し、失礼いたします。



イギリスでEU離脱に関する国民投票がおこなわれ
離脱に賛成票を投じる国民が多かったとのことで、離脱が正式に決定いたしました。
その結果、イギリスがEUを離脱することによって世界経済に及ぼす負の効果が懸念され
株式市況は一時大荒れでございました。



ところがその一方で、イギリスにおいては離脱に賛成した国民の間で後悔している者が多いとのことで
EU離脱に関する国民投票をもう一度やり直してはどうかという動きがあるそうでございます。
聞くところによると数百万に及ぶ再投票希望の署名が集まったそうですが
この署名、かなり眉唾物でございまして
どのような形で署名がおこなわれたのかは存じませんが、どうもネットによる署名だったらしく
不正なプログラムを使って水増ししたり、南極や北朝鮮で署名したものもあるとのこと。



イギリスと申しますと議会制民主主義とか「 紳士の国 」とかいうイメージがございますが
何やらそういったイメージを裏切るような感のある体たらく。
国の進むべき方向を決定する国民投票を何だと思っていたのでございましょうか。
「 離脱に賛成? テヘッ☆ うっそピョ~~ン♪」とでも申して誤魔化すつもりなのでございましょうか。
少なくとも「 紳士の国 」を標榜する資格などございますまい。
まぁ、ハンドルネームに「 紳士 」という言葉を使っておきながら
せっせと下ネタを書き綴る輩がとやかく申すことではございませんが。



わが国もこのような愚行を他山の石として受け止めておいた方がよろしゅうございましょう。
もうじき参議院選挙でございまして、その際に投じる一票の重みはもちろんでございますが
将来何か国民投票をする際に、あとで「 やっぱり賛成しなきゃ良かった 」とか
「 反対したのはまずかったな 」とか、そういった禍根が残らぬよう
真剣に考えておいた方がよろしゅうございましょう。
たかが一票、されど一票なのでございます.....



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