ノドカルジー




お目汚し、失礼いたします。



7月になり、急に暑さが増したような気がいたします。
この暑さで私、早くも夏バテの様相を呈しておりまして
身体がだるくて仕方ありません。
頭も何やらボォ〜〜〜としておりまして、まだ夏の取っ掛かりだというのにこの有様では
8月の猛暑、9月の残暑を乗り切っていけるのか、非常に不安でございます。



今日の昼すぎ、公園でアイスを食べている
小学生ぐらいの男の子の二人連れを見かけました。
四角くて白いアイスに木のスティックが刺さっているシンプルなものでしたが
暑かったせいか非常に美味しそうに見えました。
冗談めかして

「 おいしそうやなぁ~。オッチャンにも食べさせてくれへんかぁ 」

と声をかけようと思いましたが、私はあわててその言葉を飲み込みました。



最近はインターネットやメール、SNSなどの普及によって
子供たちを犯罪や事故から守るための情報インフラが整備されております。
しかし反面、そういったインフラが利用者を神経過敏にしたり
誤った情報を拡散したりすることもございます。
何の気無しに私が申した冗談が、二人の少年においては変質者の言動と受け取られ
即座にその情報が拡散するということもありえるわけでございます。



私が子供のころは、初対面であろうが顔見知りであろうが
外で遊んでいる子どもたちに気安く冗談を言ったり
馴れ馴れしく話しかけたりするオッチャン・オバチャンを
よく見かけたような気がいたします。
しかし今はそういうことはなかなか難しくなっているようでございまして
いろいろと理由はありましょうが、上記のような情報インフラの負の側面が影響して
大人が子供に声をかけにくくなっているという現状も多少はあるのではないでしょうか。



ノスタルジーに取り憑かれているようで気が引けますが
昔は大人と子供がお互いにもっと身近だったような気がいたします。
外を歩けば街なかでも田んぼを見かけることがあり
田んぼのそばで遊んでいる子どもたちに大人が何気なく話しかけ
田んぼを泳ぐオタマジャクシに例えて精子と卵子の合体を説き
子どもたちに生命の神秘を知らしめたものでございます。



しかし、今やそういったのどかな光景は望むべくもございません。
もしそんなことをすれば、たちまち通報されてしまいましょう。
それに、もはや田んぼを街なかで見かけることなど皆無に近く
そもそも外に出て遊ぶ子供自体、あまり見かけなくなってしまいました。
悲しいことではございますが、それが現実でございます。



もしかすると何やら私、妙なことを書いてしまったかもしれません。
折からの暑さのせいでございましょう。何とぞ御勘弁くださいまし.....


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耳を澄ませば




お目汚し、失礼いたします。



名古屋のラジオ局のパーソナリティが、番組の最中にアシスタントの女性タレントに暴行を加え
ケガをさせて警察に逮捕されております。
容疑者のパーソナリティはまもなく釈放されて任意による事情聴取となったそうでございますが
20年近く続いていたそのラジオ番組は即刻打ち切りとなってしまいました。



ラジオ番組の生放送中に、このような警察沙汰の不祥事が起きたという話は
私、あまり耳にいたしませんが、生放送中にモメている様子を聴いたことは何回かございます。
私の記憶では、大阪毎日放送で馬場章夫というパーソナリティが
小山乃里子というアシスタントに向かって突然キレて怒鳴っていたことがございました。
二人ともお互いに腹蔵なく喋るトークが持ち味のラジオ番組だったのですが
小山乃里子というアシスタントの馬場章夫氏に対する歯に衣着せぬ発言が面白く
それがアダとなったのかもしれません。



また、土曜の午後に流れていた国営放送のローカルFM番組で
パーソナリティだった女性タレントとNHKの局アナとの間に起きたトラブルもございました。
局アナが歌手の郷ひろみにそっくりだというリスナーからのお便りに関して
アシスタントの女性タレントが局アナを小馬鹿にするようなことを申し
それにキレた局アナが突然スタジオを飛び出して帰って来なくなったことがございました。
約5分後、ようやく機嫌を直した局アナがスタジオに戻ってまいりまして事無きを得たのですが
まさしく放送事故状態でございました。



いずれも20年以上前の話でございまして
最近はそういったラジオ番組の生放送中にモメている場面に出くわすことが無かったため
名古屋で起きたこの事件、驚きとともに何やら懐かしさを覚えた次第。
しかし実際のところ、表に出てこないだけでこういった事例は氷山の一角ということも考えられます。
このラジオ局以外にも、似たような不祥事が他局でひそかに起きている可能性がございますし
生放送中のセクハラなども調べればワンサカと明るみになるのではございませんかな?



今回の事件ではマイクで女性タレントを殴る音が放送中に聞こえていたそうでございます。
普段何気なく聴いているラジオ番組、これからは耳を澄ませて注意深く聴くようにしてはいかがでしょうか。
殴ったり蹴ったりする音はもちろん、衣服を脱がせる衣擦れの音
何かをしゃぶったり舐めたりする音、湿った肉が擦れあう音や喘ぎ声、呻き声、鞭の音。
自家発電の燃料となるような思わぬ拾い物をするかもしれませんぞ.....



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理髪店主の怒り




お目汚し、失礼いたします。



毛が薄くなった、禿げたなどと言いつつも、スキンヘッドになったわけではございません。
毛が残っている部分もあるわけでございまして
その部分については、まだまだ元気良く毛も伸びてまいります。
ある意味、私の頭髪にも勢いが残っているというわけでございまして
多少なりともホッといたします。



しかし頭頂部が薄くなり、それ以外の部分が伸び放題に伸びてくると
まるで落ち武者のような頭になってしまいます。
おまけにこの暑いさなか、部分的にしろ髪が長いと鬱陶しゅうございまして
早く散髪に行きたいのですが、それもままなりません。
と申しますのも、今、とあるお客様の仕事に着手しておりまして
そのお客様がこともあろうに理髪店主なのでございます。



私の自宅近所に、そのお客様のお店とは別の理髪店がございまして
私、そこを行きつけにしているのですが
暑苦しい、鬱陶しいからと、今すぐそこで頭を刈ってもらうと
今とりかかっている仕事のお客様の機嫌を損ねるのではないかと心配なのでございます。
仕事を済ませるまでは打ち合わせや納品、お支払いの際に顔を合わせることになりますゆえ
その際、カットした私の頭をお客様が御覧になって

「 なんだ、お前に金儲けをさせてやってるってのに、他所で髪を切ってもらったのか 」

そんな風に思われはしないか、心配なのでございます。



ならばそのお客様のところで刈ってもらえばいいではないかという話になりますが
そうなると今度は行きつけの理髪店のオヤジさんが不機嫌になるでしょう。
相手はプロでございますから、次に来店した時、私の頭を見て
どこか別のところで刈った形跡を見つけ出すかもしれません。
そして私の「 浮気 」に感づいたオヤジさんが
何食わぬ顔で私の頭を滅茶苦茶に刈ってしまうのではないか
顔を剃るときにものすごく熱いタオルを私の顔に被せるのではないか
鼻毛をカットすると見せかけて鼻フックとアングルワイダーを装着し
私を素っ裸にして理容椅子に縛りつけ、蝋燭責めにするのではないか、心配なのでございます。



ともかく、今とりかかっているお客様の仕事を一刻も早く片付け
それからいつもどおりに行きつけの理髪店へ行くしか手はありません。
我ながらこういう主体性の無さ、八方美人的性格にはウンザリしてしまいますが
今さらボヤいても詮無いこと。
なお、念のために申し上げますが、私はマゾやモーホーではございません.....



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瓢箪から違約金




お目汚し、失礼いたします。



俳優の石田純一氏が東京都の都知事選立候補をほのめかしておりましたが
本日午後、立候補を断念したことを記者会見において述べております。
何やら都知事選に立候補すると
スポンサーやCM契約をしていた企業から違約金を取られることになり
その額が莫大な、本人の弁によると天文学的な金額になるとのことで
かなり悩んでいたようでございます。



これは石田氏本人はもとより、彼の家族にとっては一大事だったことでしょう。
都知事選出馬を見送ったことにより、違約金問題に関しては難を逃れることになりそうですから
石田氏とその家族はとりあえず胸をなでおろしていることでしょうが
当の石田氏、政治家になる夢を捨て切ってはいないようでございます。
となると今後、氏が営利を伴う芸能活動をおこなうにあたっては支障が出てまいりましょう。
はっきり申しまして、此度の騒動、石田氏の芸能人としての将来のキャリアに
暗雲をもたらすことになってしまったようでございます。



まぁ、お気の毒な気がしないでもございません。
この石田純一氏、不倫にまつわる発言が曲解されて報道され
御婦人方から総スカンを食らって仕事を干されていたことがございました。
今回の出馬騒動で、また仕事を干されることになりましょうが
これもまた氏の何気ない一言が、都知事選出馬という
大それた意思表明に変換されてしまった結果ではないでしょうか。
石田氏が政治家になるということの大変さを理解せずに
軽はずみな言動に手を染めてしまったということもありましょうが
周囲に祭り上げられてしまった、何らかの目的に利用されてしまった
ということもあったのではないでしょうか。



「 本気じゃなかったんだが…… 」というのが、石田氏の正直な胸のうちでございましょう。
街で見かけた女性にたまたま微笑みかけたら、突然その女性が飛びかかってきて
目にも止まらぬ速さで氏のズボンのジッパーからイチモツを引きずり出すと
その上に乗っかって高速で腰を振り始めたような
きっとそんな気分になっているに違いありません.....



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ドンチャン騒ぎ




お目汚し、失礼いたします。



「 ポケモンGO 」というスマホアプリが大人気でございます。
米国や豪州などで先行してリリースされているアプリでございまして
基本無料ということも相俟って利用者数は爆発的に増え
ダウンロード数はウナギのぼりとなって豪州ではサーバーがダウンする始末。
東証では任天堂株が高騰、その影響で関連銘柄も値を上げ、市況が活気付いております。



このポケモンGOでございますが
コンピュータによるAR( 拡張現実 )の技術を使ったゲームでございまして
プレーヤーはスマホを使って現実世界の中でポケモンやアイテムをゲットしたり
バトルをおこなったりするとのこと。
まだ日本では配信されておりませんゆえ
私もどのようなものか実際に体験したわけではございません。
しかしニュース映像を拝見すると
このゲームに熱狂する海外の人々の姿が連日のように報道されており
いかに人気のあるゲームであるかが伝わってまいります。



もうじき日本でも配信されるそうでございますので
私もモノは試しとイイ年こいてプレイしてみようかとは思うのですが
ゲームの人気や熱狂振りとともに、ネガティブなニュースも伝わっております。
ゲームに熱中する余り、歩きスマホや車を運転中のスマホ使用などによる事故が起き
ポケモンやアイテムを求めて無断で他人の敷地や建物の中へ入るプレーヤーもいるとのこと。
またこのゲームのビーコンと呼ばれる機能を利用してプレーヤーを特定の場所におびき寄せ
強盗をはたらく輩もいるとか。ポケットモンスターのゲームをプレイしていて
オヤジガリーやレイプキング、トオリマンというリアルモンスターに遭遇し
カネや貞操、命までゲットされてはたまりません。



日本でこのゲームがリリースされれば、どれほどの人気を博することになるでしょうか。
海外並みの大騒ぎとなるのか、それともさほど盛り上がらないのか、私には予測も付きませんが
経営の神様、松下幸之助氏が生前、客が喜ぶものではなく、客のためになるものを売れと
社員に説いていたそうでございます。
果たして氏はこのドンチャン騒ぎを、あの世でどんなふうに御覧になっているのでございましょうか.....




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ハエ取り紙の距離




お目汚し、失礼いたします。



2、3年前の夏、広島県にある親戚の家へ行った時のことでございます。
トイレにハエ取り紙がぶら下がっておりました。
ハエ取り紙とは黄色い粘着テープのようなもので
飛んでいるハエがそのテープにくっ付いて動けなくなるという仕掛けの
害虫駆除用具でございます。
画像検索をすればどのようなものか一目瞭然なのでございますが
見た目がちょっとアレなので「 閲覧注意 」でございます。



で、その親戚の家のトイレで用を足すとき
ハエがくっ付いているテープの部分に、危うく私の頭が触れてしまうところでした。
こういうハエ取り紙は私、幼少の頃から見慣れておりまして
主に夏休みに両親の実家へ遊びに行ったときなどに
トイレはもちろん、台所にもぶら下がっているのをよく見かけました。
ところが不思議と当時は、汚いとか気持ち悪いとかいった印象はなく
地方や田舎の家では当たり前の光景だと感じておりました。



しかし今思えば、子供だったその頃は私の背も低いため、テープが頭にくっ付くこともなく
そんな心配をする必要も無かったゆえ、気にも留めていなかったのかもしれません。
不潔でグロいものは自分の手の届かないところにある。
そこに自分の身体が触れて汚れてしまう事はない……
そんな根拠のない夢のような理屈に幼い頭を委ねてしまっていたのでしょう。
しかし時は流れて夢は覚め、いつからか自分もそんな汚くて異様なものに手を触れ
足を踏み入れることが多くなってしまいました。



背が伸びるにしたがってハエ取り紙は近くなり
好むと好まざるとに関わらず身体が触れてしまうものでございまして
それが「 大人になる 」ということでございましょう。
小学生の頃、友達相手に「 百万円もらったらハエ取り紙を握れるか 」という
無毛な論争を繰り広げたことがございました。
もちろん、握るのはハエがブツブツとくっ付いているテープの部分でございまして
結局、「 一千万億円 」もらったら握れるという結論に落ち着いたのでございますが
所詮子供の戯言でございます。



大人は必要とあらば、どんな場合でもハエ取り紙を握ってしまうのでございます。
一千万億円のため、妻のため、子供のため、女のため、オトコのため
イデオロギーのため、国家のため、人類のため、世界平和のため、ハエ取り紙を握ってしまう。
それが大人というものなのでございます.....




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ブログ人間の葛藤




お目汚し、失礼いたします。



第155回の芥川賞・直木賞の受賞作品が発表されております。
芥川賞は現役のコンビニ店員で36歳の村田沙耶香さんの作品「 コンビニ人間 」。
直木賞は作家の荻原浩さん、60歳の作品「 海の見える理髪店 」とのこと。



芥川賞を受賞された村田さんはコンビニ店員としての体験やノウハウを参考にして
作品を書き上げられたようですが、コンビニで働きながら小説を書き続け
それが見事に栄えある文学賞に輝いたというのですから、大したものでございます。
コンビニ勤務というのはけっこう重労働で目が回るような忙しさだ
という話を耳にすることがございますが、どうやって小説を書く時間を捻出したのでしょうか。
比べるのも恐縮なのですが、私のように週二回のブログ更新でさえヒィヒィ喘いでいる者にとっては
ある種、ミステリーのようにさえ感じてしまいます。



ミステリーや恋愛物を手がける作家、藤田宜永氏の作品に
「 野薔薇の殺人者 」という連作短編集がございます。
90年代に読んだ作品なのですが、暗い過去を背負ったコンビニ店員が
本業の傍ら探偵として活躍するミステリー小説でございまして、けっこう面白ぅございました。
ただこの作品、私の記憶ではコンビニが事件の舞台になったり
コンビニ業界にまつわる犯罪などはほとんど出てこなかったようでございまして
その点、リアリティの面で弱かったかもしれません。



今回芥川賞を受賞された村田さんは現役のコンビニ店員でございますので
もしミステリーを書かれることになれば
コンビニを舞台にしたかなり面白いものが出来上がるような気がいたします。
とはいえ、記者会見で御本人がおっしゃられていましたが
コンビニは村田さんにとって職場という聖域でございまして
その聖域をネタにして作品を書いたこと自体、驚きですし
これからも同じネタで何かを書いていくというのは、かなりリスクや障害を伴うことになりましょう。



自分の実生活を題材にしてリアルタイムで身近なことを書いていくのは
書き手にとっても読み手にとってもエキサイティングでしょうが
周囲や自分自身に及ぼす影響を考えれば躊躇せざるを得ないでしょう。
作家とは何か、どうあるべきかという議論はさておき
実生活への影響を考えたとき葛藤が生じるのは止むを得ません。



私も当ブログについては、できるだけ関係者名やその仕事内容、実住所などが特定されないよう
細心の注意をはらっておりまするが、ときおり「 バレてもエエがな 」「 書いてまえ書いてまえ 」と
悪魔の囁きもしくは死神の誘惑、あるいは露出狂の雄叫びが聞こえる次第でございます.....




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理屈はいらない




お目汚し、失礼いたします。



今年の4月か5月ごろだったかと存じます。
とある遊歩道沿いの車道を車で走っておりましたら
3歳ぐらいの男の子を連れた母親を見かけました。
遊歩道には花壇があり、母親はしゃがみこんだ子供に何かを指差して
微笑みながら話しかけておりました。
花壇に昆虫がいるか、きれいな花が咲いているかしていたのでしょう。
子供は母親の指差した方を無心に見つめておりました。



何気ない昼下がりの光景でした。
どこにでも見かけるような母親と子供の姿でした。
子供は怪我か病気の治療中なのか、それとも何か障碍があるのか
頭にヘッドギアをつけておりました。
しかしそれ以外は特に気づくことの無い、普通の親子の微笑ましい姿でございました。



もし仮にその子が障碍者だったとして、これからこの親子がどんな人生を歩むのか
世の中がこの親子に対してどう接するかを考えた時
残念ながら微笑ましい姿や美しい光景ばかりで埋め尽くされるとは限りません。
この親子が世を呪い、人を呪うということがあるかもしれませんし
逆に人に呪われ、世に呪われということもあるかもしれません。



私は人権屋やそれに与する者、類する者は大嫌いなのですが
世の中のすべての人間が幸せになるということに対して異存はございません。
そんな社会を作るためには少しでも多くの人間が知恵を出し合い絞り合い
たとえわずかでも実際に前へ進み続けることが肝要でございます。
理屈を捏ね回しているだけではろくなことにはならないでしょう。



人間が人間の犠牲になり、キチガイが野放しになってしまいます。
大切なのはどうあるべきかではなく、何を為すかでございます.....




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食べ合わせ




お目汚し、失礼いたします。



本日は土用の丑の日でございまして
ちょっと贅沢をして鰻料理を食卓に並べる御家庭もあるかと存じます。
私は元々、鰻のような泥臭い魚は苦手でございますので
最近の鰻の高騰ぶりを見聞きしても大した衝撃は感じません。
鰻好きのかたには失礼ですが、「 へぇ~、そうかい 」と思うだけでございます。



昔、私が小学生だった頃、新聞の写真付き記事で鰻丼のことを書いたものがございました。
確か「 鰻丼は二階建て 」というタイトルだったかと存じます。
鰻丼の写真の横にタイトルと文章が書かれておりまして、記事の詳しい内容は覚えておりませんが
どこかの食堂のメニューとして出てきた鰻丼が、上に載っている鰻の蒲焼とは別に
御飯の中にも鰻の蒲焼が入っているということについて書かれたコラムかエッセイのようなものでした。
最近は鰻が高価なせいで鰻丼も一階建てでございましょう。



鰻は食べると精が付くと申しますが、梅干といっしょに食するのは食べ合わせが良くないと申します。
私が聞いた話では、梅干の酸が鰻の肉のたんぱく質を固めてしまうため、おなかを壊すそうですが
そういう食べ合わせをして実際におなかを壊したとか体調が悪くなったとかいう話は
聞いたことがございません。おそらく都市伝説の一つなのでございましょう。



鰻と梅干の食べ合わせについての真偽のほどはわかりませんが
人間関係や政治、宗教、民族間にも食べ合わせの悪いものがあるようでございます。
そういった食べ合わせの悪さは当事者ばかりでなく、周囲にも被害や迷惑を及ぼしますが
当事者はそんなことなどお構いなしでございまして
あいつが悪い、向こうが謝れ、こんな目に遭わされた、あんなのアリか?と
延々と揉め続けて際限がございません。
おまけにこの気持ちは俺たちにしか分からないとか
私たちのことを理解できるはずがないなどと言われては、ウンザリして誰も見向きをしなくなりましょう。



今、この世界を崩壊に導こうとしているのは、この「 食べ合わせの悪さ 」でございます。
これも都市伝説であればいいのですが.....




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