ゴルァ!を待ちながら






お目汚し、失礼いたします。



つい先日のことでございますが、仕事上でのちょっとした突発事態が起き
納期が遅れてしまうハメになってしまいました。
お客様にその旨、お伝えしようと思い、電話をしたのでございますが、あいにく留守番電話。
連絡は早い方が良いと思い、とりあえず留守電にメッセージを吹き込んで
お客様の返事を待つことにいたしました。



今回の仕事、すでに納期が予定より1週間遅れており
何とかお客様にお願いして納期を延ばしてもらっているというありさま。
これで2回目の納期遅れになるわけで、もはや言い訳などできないレベル。
またしても納期が遅れるということを知れば、お客様は烈火のごとくお怒りになるのは必定。
留守電にメッセージを吹き込んだものの
どんな電話がお客様からかかってくるかと思うと、気が気ではございません。



スマホの着信音がいつ鳴るかいつ鳴るかとビクビクビクビクして仕事になりません。
細かい計算の仕事がございましたが、ミスってはいけないので思い切ってやめにして
じっとお客様の電話を待っておりました。
しかしそうすると不安はにわかに等比級数的に膨らんでいき
心臓はバクバク、冷や汗タラタラでパニックになりそうでございます。



こんなふうな状態で待つというのは辛ぅございます。
楽しいことが先にひかえているのならまだしも
何かありがたくないことが到来するのを待つのは最悪。
待つという行為は時間というもっとも貴重な資源を無駄にする行為であり
しかもそんな無駄使いの先にひかえているのは、お客様のカミナリでございます。



そこで私、少しでも気を紛らわせようと思い
ネックストラップで首からぶら下げたスマホをマナーモードにして股間に置いてみました。
こうすればヒステリックな着信音にビックリすることも無く
しかも着信時にバイブが作動して股間に楽しい振動が伝わるという寸法でございます。
厨房なみの馬鹿げた思い付きでございましたが
何もやらないよりかはマシだと思い、またこうでもしないと気分が落ち着きません。
そして実際に股間にスマホを置いてみると、さぁこれで準備万端整った
さぁお怒りの電話よ、いつでも来いとばかりに、変に肝っ玉と金玉が据わってしまいました。



そうやって待つこと小一時間でございます。
着信を告げるランプの点滅とともにスマホが振動を開始いたしましたが
思ったほどの強い振動は感じられず
着信と同時にイッてしまうんじゃないかとさえ期待していた自分の愚かさを悟りました。
そしてしぶしぶ取り上げて耳に当てたスマホからは
ステップトーンのように徐々にボリュームが上がっていくお客様の声が.....



二度と股間にスマホは置くまい。そう固く心に誓った次第でございます.....





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下町サブ






お目汚し、失礼いたします。



「 下町サブ 」という社会派漫画がヒットいたしません。
この場合のヒットというのは人気が出るとかブレイクするとか売れるとかいう意味ではなく
ネット検索で引っかからないという意味でございます。



この「 下町サブ 」という作品、私が小学生だった昭和40年代の頃に
少年向けの漫画雑誌で一度だけ読んだものだったのでございますが
なぜか強く印象に残っております。
覚えている範囲でストーリーを申し上げますと
サブというおそらくは「 三郎 」という名前の少年が主人公で
この少年は幼い弟または妹と下町で暮らす父子家庭の子供でございました。
母親は離別か死別か存じませんが、漫画の中においては姿を見せておりませんでした。



父親は飲んだくれで、たぶん無職か日雇い人夫。
サブの家庭は恐ろしく貧乏だったため
何らかの事情でお金を工面しなければならなくなったサブはDQNの先輩に唆され
当たり屋をやって金をせしめようとすることになります。
そしてサブがまさに車にぶつかろうとしたそのとき
サブを突き飛ばして何者かが車にぶつかってしまいます。



なんと、ぶつかったのはサブの父親でございまして
サブがカネを工面するために良からぬ事を企てていたことを知った父親は
サブを守るためにひそかに彼のあとを尾けていたのでございます。
サブの父親は瀕死の重傷を負い、虫の息の下からサブに
「 自分の命を大切にしろ。当たり屋なんて事はするな 」というような忠告をいたします。
そしてサブが泣きながら幼い弟か妹を抱きしめ
救急車で運ばれていく父親を見送るというところで「 来週に続く 」というふうになっておりました。



当時小学生だった私には、息が詰まるような暗い内容の漫画でございました。
原作は不明ですが、作画はつのだじろう氏だったかと存じます。
今は心霊漫画で有名なつのだ氏でございますが
かつてはこのような社会派の漫画も描いていたのでしょうか。
当時の趨勢だったのかもしれません。



つのだじろう氏のこの「 下町サブ 」について何か書こうと思い
詳しい情報を手に入れようと数日前から検索をかけているのでございますが
まったくヒットいたしません。
暗い時代の暗い漫画ということで、日の目を見ないのかもしれません。
あるいはひょっとすると、つのだじろう氏が描いたというのは私の脳内記憶で実際はそうではなく
またそもそも「 下町サブ 」というタイトルではないのかもしれません。



今、こういう漫画は少なくとも少年漫画雑誌ではウケないでしょう。
しかし私の少年時代には、このような作品が
当たり前のように少年漫画雑誌に載っていたのでございます。
それは社会の仕組や矛盾を子供たちに教えていこう、訴えていこうという
教育的見地あるいは社会運動という意味合いもあったでしょうが
同時にそういった内容の作品を少年誌に掲載しても十分採算が取れるか
もしくはそういうことができるだけの余裕があったのでございましょう。



今の少年誌で、このような内容の作品を掲載するとしたら
男に身体を売って金を工面しようとしたサブが
呼ばれた先に行ってみると自分の父親が代わりにケツを掘られており
おまけにSMプレイ紛いのセックスによる肉体的負担に父親が耐え切れず
心肺停止状態になるというぐらいのシーンを入れなければ、ウケは無理でございましょう。
もちろんタイトルは「 ハッテン場サブ 」がお約束でございます。



今の時代、社会派漫画は青年誌においては数多く見られるようなので
出版社も少年誌と青年誌というカテゴリを創設することによって
掲載作品の住み分けを徹底させているのかもしれません。
それがイイ事かどうかはわかりませんが.....





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走り書き 2017年3月8日






お目汚し、失礼いたします。



和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港で重さが446kgのマグロが水揚げされたそうでございます。
数字ではよくわかりませんが、画像で比較すると他のマグロとは格段に大きさが違います。
紀伊半島の沖の太平洋上で獲れたそうで、獲った船の船長いわく「 化け物かと思った 」。
太平洋の「 主 ( ぬし ) 」なのでしょうか。
昔、山上たつひこ氏の漫画「 がきデカ 」で、池の主の大きな鯉がドMの変態だったという話があったのですが
このマグロも、もしかすると何らかの特殊な性癖があるのかもしれません。
ともあれ、あまりに大きな生き物が発見されるというのは何やら天変地異か放射能汚染を連想させ
私個人としてはあまり気持ちのいいものではございません。



思い切った言動で知られる元東京都知事の作家が
豊洲市場移転問題における自らの責任について、発言しております。
その趣旨とするところは「 みんなで決めれば悪くない 」。
書類にハンコを押したのは俺だが、その書類を作ったのは役人だ。
俺も悪いが役人も悪い。裏を返せば「 俺は悪くないし役人も悪くない 」というのでございます。
至極もっともな御意見ではございますが、上に立つ者、組織の長というものは
元々、責任を押し付けられたり、犯人役にされたりする宿命にあるものでございます。
それからついでに申し上げるなら、このおかた
現職中にきちんと知事としての仕事を執り行っていたと自信を持って断言できるのでしょうか。
このおかたなりの表現をあえてするならば
役人が持って来た書類に「 めくら判 」を捺していたのではございませんかな?



カーリングの混合ダブルス選手権で優勝した選手がテレビに映っておりました。
みなさま御存知かもしれませんが、カーリングとは氷の上で石を滑らせ
目標地点にできるだけ近づけることによって得点を競う冬場のスポーツでございます。
混合ダブルスということで、選手は男女のペアが一組となって競技をおこなうのですが
妄想癖のある私には、箒のようなもので石の前の氷をこするスウィーピングというテクニックが
何ともいえずエロチックに見えてまいります。
競技中にお互いの顔を見ながら余計なことを考えたりしないのでしょうか。
そういえば本橋麻里というカーリングの選手がおりますが、この女性がモロに私のタイプ。
彼女が出場した競技ビデオには随分とお世話になりましたが
願わくば一度、私の股間で彼女にスウィーピングのテクニックを披露してもらいたいものでございます。



またぞろリアルの生活がちょいと忙しくなってまいりました。
申し訳ございませんが、次回更新は来週後半になりそうでございます。
あしからず御了承願います..... <(_ _)>




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行く道






お目汚し、失礼いたします。



やってしまいました。
昼過ぎのことですが、出先から事務所へ戻り、トイレで用を足そうとしたら
これはいったいどうしたことでございましょう。ものの見事に社会の窓が全開でございます。
毛がはみ出たりイチモツが顔を出したりということは無かったのですが
全開でございますゆえ、足の動かし方によってはパンツが丸見えになりまする。



朝から忙しい日でございまして、税務署と仕入先とお得意様と銀行を回りました。
寒かったせいかトイレが近く、その間、3回トイレに行きまして
銀行から事務所へ戻ったときにチャックが開いていることに気づいたわけですが
もしかすると最初に用を足してから窓はずっと開きっぱなしだったのかもしれません。
それほど忙しゅうございました。



正直、ショックでございました。とうとう自分もこうなってしまったか。
子供の頃、ズボンの前を開けたまま歩いている中高年男性を見て
素知らぬ顔をしながら腹の底ではクスクスと笑っていた自分でございますが
因果応報という刃を喉元に突き付けられたような気分でございます。
「 子供叱るな、来た道じゃ 」という言葉には納得できるようになっていた私でございますが
「 年寄り笑うな、行く道じゃ 」という言葉には
心のどこかで首を縦に振ろうとしていなかったようでございます。



しかし嘆いてばかりいては何も得るところはございません。
二度とこのようなことが起きないように対策を講じなければなりません。
もっとも、対策と申してもこればっかりは注意力を鍛える以外に手は無いわけでございまして
注意力散漫とド忘れが服を着て歩いているような自分をどのように鍛えるかと考えると
頭が痛くなってまいります。



とりあえず思いついたのは、用を足した後、自分の股間を見下ろして確認する癖をつけることでしたが
そんな癖が簡単につくくらいなら苦労はしないでしょう。
トイレのありがたみを痛感するため用を足すたびに便器に向かって一礼をするようにしてはどうかと
モチベーション理論の応用のようなことを考えてもみましたが
トイレでそんなことをやれば変質者と思われかねませんし
便器に頭のてっぺんがくっ付いて濡れてしまうおそれがございます。



最近はクルマも自動化が進み
運転者が何もしなくても危険を察知してブレーキをかけてくれたりいたします。
それゆえズボンについても自動的にチャックが閉じるものがあってもイイと思うのですが
実用化は何年先になるかわからないような話でございますし
誤動作でイチモツがチャックに挟まれてニッチもサッチもいかなくなり
股間を両手で押さえたまま右往左往するハメになると大変でございます。
やはり自助努力で気をつけるという方法しかありますまい。



本当は今日、税務署へ行って感じたことを書き連ねるつもりでおりましたが
何やら尾篭な話になってしまいました。申し訳ございません.....





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屋上屋を架す






お目汚し、失礼いたします。



3日前の朝、税務署へ行ってまいりました。確定申告でございます。
申告書の提出窓口の方へ行きますと
6~7人の職員が横一列に並んで申告書をチェックして受付印を捺しておりました。
30代~40代の職員がほとんどでしたが
中に一人だけ年のころは60代後半か70歳前後の職員がおりました。
税務署員のOBが応援で駆り出されたのでございましょう。
作業が多少遅れがちですが、落ち着いて書類の確認や押印をおこなっておりました。



民間企業にしろ官庁にしろ、どこも人手不足のようでございます。
若いアルバイトでも雇えばいいのにと思うのですが
重要な公的書類を扱うということで、そうもいかないのでございましょう。
少子高齢化は着実に進行しており
労働力の枯渇はもはや歯止めが利かなくなっているのではないかという気がいたします。



ところで税務署はもちろん役所なるものには常におびただしい数の書類が提出され
また逆におびただしい数の書類が市民へと送付されております。
送付された書類の何割かは必要事項が記載されたり印鑑が捺されたりして
再び役所に戻ってまいります。
そして送付するために用意された未使用の書類も大量にあるわけでございまして
役所には一体どのぐらいの量の書類が保管されているのでございましょう。
書類が増えすぎて整理や処理が追いつかなくなるのではと
他人事ながら余計な心配をしてしまいます。



人手不足が災いして、役所がゴミ屋敷のようになってしまうかもしれません。
今は公務員や役人に対する風当たりが強く
何らかのミスで重要な書類を無くしたことが発覚すると
鼻血が出そうなほどネットで叩かれてしまいます。
かといって適切な管理をするには人手不足だとなると
もうとにかく書類は何でもかんでも捨てずに保管しておけということになり
その結果、庁舎内のいたるところにダンボールに入ったままの書類の束が放置され
かえって管理が困難になって紛失や破損が増えてしまうという悪循環に陥るでしょう。



そういったことの解決策として電子化ということを耳にいたします。
書類をすべてデジタル化して保存すれば場所を取らないし管理も容易だというのでございます。
しかし、たとえ電子化が浸透したとしても、それはそれでまた困ったことが起きましょう。
ハッキングやウイルス感染による情報の流出・消失の危険がつきまといますから
万一に備えて紙媒体による情報の保管が必要となってまいります。
そうなると元の木阿弥でございますし、むしろ書類と電子データの両方を管理しなければならなくなって
屋上屋を架すことになりかねません。



それ以外にも電子化のデメリットは色々とあろうかと存じますが、ここでは割礼させていただきまして
ともあれ私の経験から申しますと、それほど劇的な効果があるとは思えないのでございます。
PCでエロ系の画像や動画を楽しみながらも
若い頃に手に入れたビニール本とHなVHSビデオを未だに捨てきれず
押入れの中に大量に保管している私が申すのですから間違いはございません.....





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爆弾発言






お目汚し、失礼いたします。



もうすでに各メディアの報道を通して御存知のかたも多かろうとは思いますが
学校法人の森友学園が大阪府豊中市に設立しようとした小学校の建設を巡り
さまざまな疑惑が持ち上がっておりまして
すったもんだの挙句、設立は見送られることになりました。
この件に関しては時間がたつにつれ炎上の度合いがひどくなり
いろんな人間の名前が飛び出しては取り沙汰されるというありさまでございます。



具体的に申しますれば、森友学園の理事長だった籠池氏をはじめとして
安倍首相とその夫人、稲田防衛大臣に鴻池参議院議員、財務省の佐川宣寿理財局長
フリージャーナリストの菅野完氏や大阪府知事松井一郎氏など
政治家や役人、マスコミ人といったバラエティに富んだ面々が登場しております。
そしておのおのがた、この一件について発言や釈明をしているのでございますが
正直なところ、どのおかたも何か腹にイチモツあるような気がしてなりません。
まぁ安倍夫人と稲田朋美氏は女性ゆえ、それは無いかとは存じますが
本当に無いかどうかは実際に見たわけではございませんので
私には何とも言いようがございません。



とにかく、どのおかたも何やら隠し事があるような気がしてしょうがないのでございます。
明日23日には渦中の籠池氏に対する国会での証人喚問がおこなわれる運びとなりましたが
果たしてその席ですべてが明らかになるかどうかといえば
残念ながら望み薄というところでございましょう。
しかし籠池氏という人物、ウソかマコトかは別として「 籠池砲 」なる爆弾発言をするかたですので
もしかすると証人喚問は大荒れになるかもしれません。



爆弾発言も結構ですが、爆弾が炸裂すれば必ず怪我人が出てまいります。
ましてやその爆弾が感情にまかせて発せられたものなら、その被害は凄惨なものとなりましょう。
森友学園が運営する大阪市内の幼稚園で先週おこなわれた卒園式において
副園長を務める籠池氏の妻は、唐突に幼稚園の閉園を宣言したそうでございます。
しかも園長である夫、籠池氏がブタ箱行きになる、というような発言までしたとのこと。
その発言の真意は不明でございまして、何か逆ギレしたという印象が拭えませんが
大の大人が言うことか。幼い子供を巻き込むな





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くすぐったい違和感






お目汚し、失礼いたします。



海外赴任をする企業関係者のために役立てようと
外務省がテロや犯罪などに巻き込まれないようにするためのマニュアルを作成して
ホームページに掲載しております。
で、そのマニュアルですが、なんとあの劇画「 ゴルゴ13 」の主役であるゴルゴ13
すなわちデューク東郷が海外での安全対策に関して説明するというような内容になっており
企業関係者ならずとも見てみたくなるようなコンテンツでございます。
コンテンツの詳細については外務省のホームページを御覧くださいまし。



それにしてもゴルゴ13はある意味
特定の思想信条や宗教理念に囚われないビジネスマンなのですが
重火器による破壊活動もおこなう超A級のスナイパーでございまして
そのゴルゴ13にテロや犯罪から身を守る方法を教えてもらうということに
何やら不思議な違和感を禁じえません。
何と申しましょうか、ズボンの上から股間を軽く撫でられるような感触でございまして
どこかくすぐったいようなこの違和感は随分昔、私が中学生のころだったかと存じますが
そのときにも似たような経験がございまして、何やら懐かしさを覚えました。



それは当時の新聞で見かけた広告なのですが
実写映画化もされた劇画「 さそり 」で有名な篠原とおる氏の作画による
麻薬撲滅キャンペーンに関するものでございます。
麻薬の売人が一般市民に接触する手口を説明したものでございまして
「 さそり 」こと松島ナミは登場しなかったものの、篠原氏の描く目付きの悪い麻薬密売人が
言葉巧みに一般市民に麻薬を売りつけていく様子が描かれておりました。
「 さそり 」という劇画に対してどちらかというと反社会的なイメージを持っていた私は
そういう劇画を描く篠原とおるという作家が警察に協力するような形で筆を振るうということに
妙なくすぐったさを覚えたのでございます。
そしてそれは先述の外務省のホームページ上のコンテンツに対して感じたのと似たものでございました。



反社会的な存在が、あるいは表面的なイメージとして反社会的な感じのするものが
犯罪の危険から身を守るための助言を与える、アドバイスをするということに対して
妙にくすぐったく感じるというのは、私ばかりではございますまい。
思うにそれは自分にどこか不道徳な部分、悪人に通ずるものがあるため
そのような形で助言やアドバイスを受けることに後ろめたさを感じるからではないでしょうか。



それがこの、ズボンの上から股間を撫でられるようなくすぐったさの正体でございましょう。
それゆえ、自分は根っからの善人だと豪語するかたは
胸ではなく股間に手を当ててよ~く考えてもらいたい。
そしてズボンの上から中身をそっと撫でてもらいたい。
何も感じないかた、それはきっと「 思い上がり 」に対する不感症なのでございます.....





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蘇った亡者






お目汚し、失礼いたします。



先週の3月24日、高校の同級生に毒物を飲ませたり知人女性を殺したりしたとして
21歳の女性が名古屋地裁から無期懲役という有罪判決を下されております。
この被告には少なくとも高校生のときから殺人願望のようなものがあったらしく
弁護側は被告の精神障害を理由に責任能力の有無を争っておりましたが
結局は検察側の求刑通りの判決となっております。



この手の異常犯罪はこれまでも過去に何回か起きておりますが
いずれも被害者には何の落ち度も無く、理不尽きわまりません。
被告を死刑にしても失われた命は戻ってまいりませんが
二度とこの手の犯罪者が同じことを繰り返さないことになるという意味では
死刑は有用ということになります。
とはいえ此度の裁判では検察側もこの被告に死刑は求めておらず
また死刑判決も下されなかったわけですが
それが結果的に良かったのか悪かったのか、私には分かりません。



河北新報の報道によればこの被告、検察官や裁判官にまで殺人願望を抱き
絞殺するつもりで検察官や裁判官にネクタイを着用してきてくれと申したそうでございます。
また裁判の傍聴人や自分の親、妹にまで殺人願望を抱いたとのこと。
事実は小説よりも鬼なりでございまして
こういう殺人鬼が、こともあろうに内戦や紛争が起きていない日本において存在する
というのがニワカには信じられません。
何やら不条理な作り話を見聞きしているようでございます。



私が中学生だった頃、約40年ほど前のことでございますが
「 スリラー インS 」という怪談風のラジオドラマを聞かせてくれるラジオ番組が
夜の9時半ごろから流れておりました。
出演者のうちの一人に俳優の小松方正氏がいらっしゃいまして
あるとき、その小松方正氏が地獄の獄卒である鬼を演じているドラマが流れました。
この鬼は、現世で人殺しを犯した女の亡者に血の池や針の山、無間地獄など
さまざまな地獄の責め苦を味あわせるのですが
数々の責め苦を受けた後、女は極楽浄土に旅立つことになります。



恐ろしい責め苦を何度も受けたことで罪を許された女は
鬼から「 もう二度と人を殺めるでないぞ 」と諭されてうなづくのですが
極楽へ向かおうとする直前、それまで神妙な態度でいた女は突如
とぐろを巻いたヘビが鱗をこすり合わせて出すような気味の悪い声で

     今度はおまえを殺してやる

と言いながら、鬼の首に手をかけて絞め殺してしまうという
バッドエンドで物語は終わるのでございます。



当時中学生だった私は、その極めて不条理な結末に首をかしげておりました。
せっかく極楽浄土へ旅立とうとしているときに、女はなぜそんなことをしてしまったのか
まずそれが解せません。
そして女が絞め殺した相手は地獄の鬼でございます。
腕力で圧倒的に勝っているはずの鬼が
か弱い女の亡者に絞め殺されるということにガテンがいきません。
仮に女が吉田沙保里のような霊長類最強女子だったとしても
鬼なら金棒を持っているはずですからそいつを使って叩き伏せ
股間の珍棒で女を篭絡することもできたはずでございます。
それさえせずにみすみす鬼が女に絞め殺されるというのがどうしても解せませんでした。



このときは何かヘンだなとは思ったものの
怖いとか不気味だとか気持ち悪いとかいった感じはいたしませんでした。
しかし今は違います。
この女亡者の不可解で不条理な行動、執念、腕力にリアルな不気味さを感じます。
それはおそらく、この女亡者の言動が
名古屋地裁で裁かれた女の言動と重なるからでございましょう。



40年ほど前のラジオドラマに登場して鬼を殺した亡者の女が現世に蘇った.....
そんな気がしてなりません。





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最後の春休み






お目汚し、失礼いたします。



今日は晴れ間の多い穏やかな空模様が続き、気持ちの良い一日でございました。
ときおり丸くて弾力のあるあたたかい風が吹き、ああ、春はもうすぐなんだなという
何やら肩が軽くなるような気分でございました。



朝、いつもは込み合っている通勤途中の通り道も
春休みのせいか通学する中高生の姿が無いぶん、静かでスムーズでございます。
本日は3月30日でございまして、学校に通っているかたにとっては
時期的には春休み真っ只中、もしくは終盤というところでございましょう。



学校へ通っていたときは私、春休みというものに対して
夏休みや冬休みと違って何やら悲しく切ないという印象がございました。
それは年度末だということで一年の終わりを意識せずにはいられないからでございます。
特に、就職が決まって大学の卒業式も無事に終え
4月からは社会人として歩み出さなければならないという3月下旬
大学生活最後の春休みのときは、その思い、ひとしおでございました。



そんな私も社会人になってからは春休みなるものとは無縁となり
その跡を日常生活の忙しさが埋めてしまいましたが
しかし今でもこの時期、ふと仕事やプライベートにヒマが生じると
春休み独特のあの切なさを感じることがございます。
学校の年度末が3月ではない外国の場合、あるいは春という季節自体が無い国においては
こういった感覚は無縁のものかもしれませんが、しかし少なくとも日本に生まれ育ち
社会人になるまで3月を年度末とする学校に通っていた私にとっては
春休みはどこか切なく、虚しく、儚いものでございます。



2017年の3月、これでもう最後の春休みだという若い諸君もいらっしゃることかと存じます。
その中には、勤め先が地元から遠く離れたところにあるために
賃貸住宅や社宅へ引越しをしている真っ最中だというかたもいらっしゃるでしょうし
社会人になる前に思い出を作ろうと旅行に出かけているかたもいらっしゃいましょう。
あるいは何か心に残る本を一冊読んでおこうと、読書に専念するかたもいらっしゃいましょう。
そして最後の春休み、何をどうすればいいかわからない
この貴重な日々をどう過ごせばいいかわからないというかたもいらっしゃるかもしれません。



ジタバタしてもしょうがありません。
最後の春休みに何をしたいか、何をすればいいか、何をすべきか、わからない。
そういったかたがたは、かつての私がそうだったように
ひとり静かに自家発電に専念してみてはいかがでしょうか。
やがて到来する桜の花の季節に先んじて
股間から立ち昇る栗の花の匂いで、柔らかい春の空気を満たすのでございます。
切なさ、虚しさ、儚さから逃げようとせず、一人で何度もイクことによって
さらなる切なさ、虚しさ、儚さの中に身を置いてみる。
そのことによって逆に何か力強いものが見つかるかもしれません。



私は見つかりませんでしたが.....




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