最後の放電






お目汚し、失礼いたします。



先月29日、北朝鮮が何の前触れもなくミサイルを発射し
ニュース通信社ロイターのウェブサイトに載っていた資料によれば
ミサイルは北海道の南部、ちょうど日本列島の首根っこを横断するような形で
太平洋上に落下しております。
北海道や東北のあたりではJアラートが発令されたものの
私の地元の大阪府の方では平常通りでございまして
その代わりマスコミ・ネットなど各メディアでニュース速報が流れておりました。



はっきり申しまして私、のんきに構えておりまして、テレビのニュースを見ていても
ミサイルの飛行経路と台風15号の進路予想図との区別が、よくわからなかったほどなのですが
さきほどあらためてミサイルの飛行経路をググって見ましたら
その危険極まりないありさまに、遅ればせながら危機感と怒りが込み上げてまいりました。



北朝鮮の意図は不明ですが
もう少し飛行距離が短かったり、ミサイルが途中で爆発したりした場合
どのような事態になっていたかと思いますと、背筋が凍り付いてまいります。
文字で表現すると「 日本列島を飛び越えて太平洋にミサイルが落下した 」ということになりますが
これを画像としてテレビやネットを通して見た場合
北朝鮮の非常識極まりない傍若無人な所業がヒシヒシと伝わってくるはずでございます。



今回、Jアラートは躊躇やトラブルも無く鳴ったわけですが
ではJアラートで身を守れるかと言うと
これはほとんど望み薄といってもよろしゅうございましょう。
ミサイルの着弾とJアラートの発令との時間差はきわめて短く
緊急地震速報ほどではないにせよ、わずか数分でございます。
その数分間で、通常の被害はもちろん
核弾頭や生物化学兵器がミサイルに仕込まれていた場合の被害も回避する行動をとらねばならず
これは事実上、不可能でございます。
核シェルターの類が日本全国津々浦々に設えてあるのならまだしも
未だに公共施設の耐震補強や古くなったトンネル、ガス管・水道管などの補修作業を
ノロノロとやっているのが現状なのでございます。



つまり、もし仮に、あくまでももし仮にでございますが
ミサイルが日本列島本土に発射された場合
その着弾点にいる市民が助かる確率はゼロに近いということでございます。
他人事のように書いておりますが
もちろん私もその助かる確率がゼロに近い市民の一人でございます。
ミサイルを撃つ側があらかじめ「 ココとアソコに撃つからよろしく 」などと
申すわけがないからでございます。



ミサイル発射の確認後Jアラートが発令されてからのわずか数分間、何ができるかと申せば
これはもう何もかも諦めるより致し方ないと、個人的には私、そう思っておりまする。
しかしただ座して死を待つよりは何か一つ、やりたいことをやってから逝きたいもの。
そこで私、いつでも自家発電ができるように燃料として
スマホに二階堂ふみとか藤田ニコルのできるだけエロっぽい画像を保存しておくつもりでございます。
そして肝心なときにイクことができないという情けないことにならぬよう
本日より禁欲生活に入る所存。



もしJアラートが流れたおりには、たとえ街なかだろうと人前だろうと
即座に自家発電を開始するつもりなのでございますが
ただ気がかりのは、覚悟を決めて自家発電を完遂したもののJアラートが誤報だった場合
あるいはミサイルの迎撃が成功した場合など
何らかの理由でミサイルが着弾しなかった場合でございます。
命が助かったのは何よりですが、街なかで、あるいは人前で自家発電をやってしまった私の立場は
どうなるのでございましょう。



イキ恥をさらすとは、まさにこのことでございます.....





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ロジカルとエモーショナル






お目汚し、失礼いたします。



ジャズ系のトランペット奏者、日野皓正氏がジャズコンサートの場において
中学生に対してビンタをおこなったということで何やら叩かれております。
コンサートのバンドメンバーは東京都世田谷区の中学生で構成されており
日野氏は彼らを指導する役を引き受けていたようですが
ドラム担当の少年が演奏終了後もドラムを叩くのを止めなかったために
氏が制止するべくビンタをしたとのこと。



叩くのをやめさせるために叩いたら
結局叩かれるハメになるというのも皮肉なものですが
叩かれたのが中学生だからといって、ジャズを披露する場での出来事に
学校教育の見地からとやかく申すのも痛々しゅうございましょう。
また日野氏も取材に訪れたマスコミ相手に
あんたたちのせいで日本の文化がダメになると申したというのも
何やら的外れという感がいたします。
オマエラはハイエナだ、ウジムシだと言う方が、まだ当を得た発言ではないかと存じますが。



ビンタをされたこの少年、要するに興奮の極みにあったのでございましょう。
音楽活動においてエモーショナルな瞬間は重要な要素でございます。
しかし人間社会においては、そこへ飲み込まれるばかりでは困るわけで
現実との折り合いも必要なのでございます。
そしてその折り合いの付け方がエモーショナルではなくロジカルかどうか
まさにここが重要な点でございます。



興奮で我を忘れている人間に対し、言葉は無力な場合がございます。
あの場の状況や当事者の信頼関係を精査してみなければ何とも言えませんし
日野氏本人もやり過ぎだったと申してはおりますが
私は日野氏の取った行動はロジカルだったのではないかと存じます。
たとえば夫の浮気現場へ乗り込んだ本妻が
ベッドの上の2人がまぐわったまま離れないのを見て
いきなりバケツで水をかけるか
あるいはタコ殴りにするか強烈な踵落としをお見舞いするかして
無理やり引き剥がすことがございましょう。あれと同じでございます。



「 ちょっと、やめてくれない? 超ムカつくんだけど 」とか
「 もういいでしょ。そろそろあたしにバトンタッチしてくれないかしら 」とか
「 あら、可愛い娘ね。私が抱いてあげる。さぁ、こっちへいらっしゃい 」とか
そんな悠長なことを申しても、かえって相手方がますます燃え上がり
2人の繋がりを強めてしまうことになりましょう。
そうではなく即座に実力行使に踏み切って思い知らせる。
それが最も効果的な方法であり、またこれこそ妻の本懐でございましょう。



とはいえ、即行の実力行使が相手の女性を動揺させて膣痙攣を引き起こし
驚異的なレベルで2人の繋がりが強くなったために
医師やレスキュー隊を呼ばなければ引き剥がせなくなる場合もございます。
それゆえ、有形力の行使というものは
諸々のリスクやそれらに対するサポートを念頭に置いておこなうべきものでございまして
そこにロジカルな視点というものが必要になってくるわけでございます。



日野氏の行動がロジカルに見て間違っているという主張もございましょうが
あの行動の表層を見て逆上し、いたずらに日野氏を叩くのも
エモーショナル一辺倒でございましょう.....






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白い薔薇






お目汚し、失礼いたします。



先日の朝早くのこと、自分の店へ向かうべく車を運転しておりましたら
路上に点々と白いものが落ちているのが見えました。
よく見るとティッシュペーパーでございます。



この日、その付近はどうやら可燃ゴミの収集日だったらしく
生ゴミを入れた透明なビニール袋を出している住民の姿が
道沿いのところどころに見受けられました。
ゴミは収集日当日の朝に出すというのがお約束なのに
昨日かそれより以前にゴミを表に出した者がいて
カラス、野犬、野良猫の類にゴミの入った袋を漁られ
中に入っていたティッシュペーパーが出てしまったのでございましょう。



それにしてもおびただしい数のティッシュペーパーでございます。
何かをふき取って丸めたものらしく、薔薇の花のようなティッシュの塊が
私の車の行き先のあちらこちらに転がっております。
ちょうど信号待ちでしたので車を停めてティッシュの塊を凝視してみますと
どうやら何者かが自家発電のために使ったもののようでございます。



思わず顔をしかめました。
たぶん、始末するのを怠って溜め込んでいたものを一気に始末しようとして
ゴミを入れるビニール袋に目いっぱい詰め込んだのでございましょう。
そしてティッシュでパンパンに膨らんだビニール袋を見られたくなかったので
昨夜のうちに表に出していたに違いありません。
四六時中オナニーに明け暮れ、自慰呆けに陥って後始末をろくにできなくなってしまった
だらしない男の姿が頭に浮かびました。



幸い風は吹いておりませんでしたので
舞い上がったティッシュの塊が私の車にぶつかったり、へばり付いたりする
ということはなかったのですが、気持ち悪いことこの上もございません。
店に着いた私、車を駐車場へ入庫して事務所へ入ると
腹立たしさのあまり朝から自家発電を2発もやってどうにか気を紛らわせました。



物事には一朝一夕で片の付かないことがございます。
しかし即座に片を付けておかなければならないことがあるのもまた事実。
私は政治経済にしろ、日常生活や文化学術にしろ
前のめりな判断や性急な処置を好まない人間なのですが
路上に散らばっていた栗の花のニオイがしそうなあの白い薔薇の花のことを考えると
片を付けるということに対し、もっと迅速さにバイアスがかかっても良いのではないか
ふとそう思った次第でございます.....





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一周回って元の位置






お目汚し、失礼いたします。



iPhone 8とiPhone Xが近々発売されるとのことで
プレゼンテーションの様子や 発売を心待ちにしている消費者の声などが
各メディアで紹介されております。
世に登場してからは、「 スマートホンの最先端商品 」
というイメージが固定した感のあるiPhoneでございまして
iPhoneに追いつけ追い越せとばかりにAndroidやWindowsをOSとしたスマホが
新製品開発に努力しているわけですが
これらのスマホ、セキュリティ面でちょっと困ったことが起きているのではないかと
私、個人的な印象ではございますが、そのように感じております。



スマホをはじめとするコンピュータ関連の端末では
その端末を使用できるというアカウントを認証する際に欠かせないのが
セキュリティのためのロック機能でございますが
このロック機能が進化しすぎて、かえってロックの役目を果たさなくなっているようでございます。
今、ロックの解除方法としてはパスワードや暗証番号の他に
声紋認証、指紋認証、顔認証などがございますが
声紋や指紋、顔などは録音した声、写真に写った指紋の画像、本人の寝顔などで
ロックが解除できてしまうそうでございます。



簡単に偽造ができず、なおかつ手軽に認証手続きができるようにと日夜研究を重ねて
声紋や指紋、人相を使った認証技術が開発されたわけですが
これではその安全性は4桁の暗証番号よりも低いことになります。
こういった指摘に関して各メーカーがどのような対策を講じているのかは存じませんが
恐らくあまり触れてほしくない部分ではないでしょうか。
御不安なかたはパスワードもしくはPINナンバーを御利用くださいと言いたいのかもしれません。



テレビのニュースでiPhone Xのプレゼンテーションが賑々しくおこなわれ
顔認証システムの秀逸さがアピールされておりましたが
いぎたなく眠っている夫の顔に妻がiPhone Xをかざしてロックを解除し
夫が勤め先や行きつけの飲み屋で親しくなったオネーチャンとのメールやLINEのやりとりを覗いたために
家庭崩壊の危機に瀕する人々が大勢現れることを考えると事態は深刻でございます。



一周回って元の位置、やっぱり暗証番号またはパスワードが一番ということになりそうでございまして
声・指紋・顔では限界や盲点、落とし穴がございます。
それでも依然としてこの方向で研究開発を進めるというのなら
もっと完璧で抜け目のないものにするべきでしょう。
いっそのこと、本人のイチモツや弁天様でなければスマホのロックが解除できないような仕組み
すなわちチンコ認証、マンコ認証を開発するのでございます。



そのためにはスマホのタッチパネルにもハード面での仕掛けが必要になってまいりましょう。
認証の時にクパァと開いてイチモツを突っ込むようにしてうまくハマればロック解除
あるいはタッチパネルがドクンドクンとばかりに突き出てきて
その突き出た部分を自分のオサネに挿入してうまくハマればロック解除という具合に。
昔、デビッド・クローネンバーグ監督作品の「 ヴィデオドローム 」という映画で
テレビ画面から銃を握った手のようなものが突き出て来たり
テレビ画面に頭を突っ込んだりするシーンがございましたが
ああいう仕掛けをスマホのタッチパネルに施すのでございます。



とはいえ近頃は3Dプリンタなるものがございますゆえ
それで亭主の張り型や奥方の魚拓を取って楽しんでいる御夫婦にとっては
このような認証方式も完全に安心だとは言いがたいでしょう。
まぁ何はともあれ、あまり科学技術が発展すると、原点回帰の必要性が生じることを
肝に銘じておいたほうがいいかもしれません.....





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半笑いに付す






お目汚し、失礼いたします。



なんとまぁもったいない話でございます。
神奈川県の町立中学校の給食が、不味いとか冷たいとか言われて不評でございまして
残飯と化しているそうでございます。
ちょうど一週間前、「 あさチャン!」という テレビの朝の情報番組で報道されていたのですが
残された給食の画像が映っておりまして
大半が「 残した 」というよりかは「 食べなかった 」と言った方がいいような有様でございます。
この画像を拝見したところ、給食のトレイのほとんどにブロッコリが残されているのが目立ちました。
この学校の中学生は皆ブロッコリが嫌いなのでしょうか。
それとも食べたことが無いので敬遠しているのでしょうか。



給食に虫や異物が混ざっていることもあったとのことで
そのことがなおのこと生徒たちの食欲を殺いだとも考えられますが
育ち盛り・食べ盛りであるはずの中学生たちのほとんどが
給食を半分以上食べずに残してしまうというのが私にとってはドン引きでございます。
まぁデリケートな年頃でございますし、自宅から持参した弁当ではなく
赤の他人が作った給食だったということも関係しているのかもしれませんが
もったいない話でございます。



私の考え方が古いのか、それとも私が根っからの貧乏性なのかはわかりませんが
食べ物を残すということにはどうしても罪悪感や後ろめたさがついて回ります。
アレルギーの問題とかラーメンの汁を飲み干すことの健康面での悪影響とか
異物混入という衛生面での不備とかは別として
食べてもらおうとして作られたものを、不味いとか冷たいとかいう理由で
残飯にしてしまう感覚は理解できません。
賞味期限が切れてから数日程度のものは
よほどおかしなニオイや味がしない限りは私、食べてしまいますし
ネットで拾った自家発電のオカズが多少口に合わなくても
想像力と脳内コラージュによって無理やりにでもヌイております。



この問題が報道された直後、「 あさチャン!」において奇しくも突然ニュース速報が流れ
北の方のキチガイ国からミサイルが発射されたという知らせが飛び込んでまいりました。
もし我が国がミサイル攻撃を受けて焼け野原になり、深刻な食糧不足に陥ったとき
避難所で同じ給食が出されたら、あの中学生たちはどうするつもりなのでしょうか。
あらためて食べ物のありがたみを痛感し、涙ながらにブロッコリを食するのでしょうか。
それとも依然として食べることができず、残してしまうのでしょうか。
こんなものは食えない、俺たちの口に合うものを食わせろとハンガーストライキでもやるのでしょうか。



以前ならこんなことは馬鹿げた例え話だ、ありえない妄想だと一笑に付されたでしょうが
今やそれは「 一笑 」ではなく「 半笑い 」の状態になっております.....





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