憎い梅雨






お目汚し、失礼いたします。



今日から6月ということで梅雨がやってまいります。
九州北部や四国では先月28日に早くも梅雨入りとの事。
私の地元でも、今日はさっぱりとして夏真っ盛りを思わせるような晴天になりましたが
週間天気予報などを見ると、梅雨がヒタヒタと確実に近づきつつあるようでございます。



しかしいやですな、ジメジメと鬱陶しいというのは。
子供の頃、雨が降るとプールの授業が中止になるので
水泳が苦手な私、夏のあいだ学校に通っているときは雨が降るとホッと気分が落ち着き
ジメジメとして薄暗い雨天の日はうれしいものでございましたが
水泳の授業とも全く縁がなくなってしまうと現金なもので、雨というのが苦手になってしまいますた。
頭が濡れてハゲが目立ちますし、気圧や気温が低くなるためか何となく体調もすぐれません。



年を食ったせいで体温が低くなったらしく、ちょっと雨に濡れると身体が冷えて寒ぅございます。
先日の早朝、ビデオレンタル店の返却ポストへ借りていたDVDを返しに行ったのですが
ちょうど雨が降っておりまして、そんな中、コーギー犬を連れて散歩されている年増の御婦人を見かけました。
御婦人は傘を差しておりましたが、かわいそうにコーギーはビショ濡れ。
犬に服を着せるのはあまりよしとしない私ですが、この時は、おいオバハン、何か着せてやれよと思いました。



一応毛は生えておりますが、厳密に言えば犬というもの、素っ裸なのでございます。
それに、あれだけフサフサとしている毛が水に濡れてしまうと風邪をひいてしまうのではないでしょうか。
犬を飼わない私にはその辺、どうなのかよくわかりませんが
もし私があのコーギーだったら、全身をブルブル震わせ、歯をガチガチと鳴らしているに違いありません。



しかしもしもカラリと晴れ渡り、眩しい陽射しが大気をポカポカと暖めてくれていたならば
さぞかし気持ちいいことでございましょう。
飼い主の御婦人に連れられて心地良く温もった早朝の街を散歩しながら
電柱や並木へ風の向くまま気の向くままオシッコをひっかけ
好きなところで野グソをして、それを御婦人に拾ってもらい、ついでにオシリもフキフキ。
ジョギングをしているオネーチャンから「 まぁ~、かわいい~ ♥ 」と声をかけられ、頭を撫でられたりして。
やがて散歩も終わって家に戻り、足をきれいに洗ってもらって屋内に入るとお待ち兼ねの朝食タイム。
御婦人はバターをたっぷりと塗ったトーストに噛り付き
私はバターをたっぷりと塗った御婦人の裸体にしゃぶり付くのでございます.....



気の早い話でございますが、梅雨などとっとと通り過ぎてさっさと夏になってくれないものでしょうか。
まぁ、暑くなったら暑くなったでまたブーブー文句を言うのが人間という生き物でございましょうが
とにかく私、寒いとか冷えるとかいうのは勘弁して欲しいのでございます.....





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昭和の香り






お目汚し、失礼いたします。



数日前のことですが、某動画配信サイトにて
三池崇史氏が監督を務めた映画作品「 愛と誠 」が流れておりました。
この作品、先月亡くなった歌手の西城秀樹氏がかつて主演した映画のリメイクでございまして
もしかすると西城氏の追悼の意を込めての配信企画だったのかもしれませんが
ちょいと興味をそそられて私、拝見いたしました。
私、西城秀樹版の「 愛と誠 」を見たことはございませんが
今から44年前、その映画の封切当時は梶原一騎原作・ながやす巧作画の漫画が
若い世代に人気のある西城秀樹というトップアイドルを主役に据えた実写映画になるということで
かなり話題になっていたのを記憶しております。



原作の漫画は断片的にしか読んだことがございませんので
物語の核や芯となるもの、作者が伝えたかったことなどについては私
ボンヤリとしたイメージしか持ち合わせておりません。
そのような私的イメージに沿ってこの漫画の内容を申しますならば
幼い頃、不幸な出会いをしてしまった貧しい少年と上流階級の少女が
高校生になって運命的な再会へと至り
そこから二人を台風の目とする狂乱と暴力の嵐が繰り広げられるといった物語でございます。
その物語が映画化されたわけですから、さぞや激しく傷ましくシリアスにと思いきや私
あっけに取られてしまいました。



なんとこの映画、ミュージカルかつコメディなのでございます。
リメイクとはいえ、その思い切った手法に私、あっけにとられてしまいました。
主人公・太賀誠を演じる妻夫木聡はもちろんのこと、ヒロイン・早乙女愛役の武井咲など
主な登場人物が歌い、踊り、大ボケやギャグをかますのでございます。
コメディはまぁいいとして、問題はミュージカルでございます。
ミュージカルと聞くとタモリ氏のようにアレルギー反応を起こす方がいらっしゃいますが
私も同じようにミュージカルが大の苦手でございます。



ところが、でございます。
劇中に出てくる歌は、ちょうど私が幼少期から10代にかけて世に流れていた
昭和を代表するアニメ主題歌や歌謡曲、フォークソングや流行歌などがほとんでございまして
耳慣れた歌の数々に懐かしさが込み上げ
まるでかさついた肌を潤すようにしっとりと五感に溶け込んでまいりました。
しかもその潤いはとどまるところを知らず、私の全身を瞬く間に満たしていき
やがて許容量を超えた潤いは、その出口を私の両目に求めて流れ出たのでございます。



そうなるともはや、見ていて小っ恥ずかしくなるようなセリフや演出も、寒いギャグも気になりません。
良い意味で期待を裏切られた映画でございまして
初見であるにもかかわらず、見事に私の琴線とキンタマに触れて来た作品でございました。
まるでガチガチのお堅い処女だと思っていた女性が、事に及んだら意外とスムーズにヤラせてくれたような
または、いかついノンケ野郎だと思っていた相手の肛門が、すっかり開発済みだったと知ったときのような
そんな気がした映画でございます。



この作品、もうすでに5年か6年ほど前の作品だとの事ですが
不覚にも私、その頃このような作品が公開されていたことなどまったく気づいておりませんでした。
気づいてはいたかもしれませんが、ほとんど興味がなかったか
あるいはリメイク作品の残念さというものが先入観としてあったせいか
感覚的にスルーしていたのでございましょう。
私にとっては隠れた名作、埋もれた秀作となったわけでございますが
ただし、そう言えるのは私のような昭和生まれの人間に限ってのことかもしれません。
この作品の全編を通して描かれているのは「 昭和の香り 」でございます。
今時の若い衆からすれば、「 ハァ? 何これ?」「 だっさ 」「 キンモ~ 」「 痛杉 」というような感想しか
生まれてこないかもしれません。



しかし少なくとも私にとってはイイ映画でございました。
そして私を感動させてくれたこの映画を作るために
一所懸命に演じてくださった俳優や女優の皆さん
制作に携わった監督やカメラマン、その他大勢の撮影スタッフ・制作スタッフの皆さんに
この場を借りて謝意と敬意を表したいと存じます。





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取り返す日常






お目汚し、失礼いたします。



ようやく若干の時間的な余裕もできてきたので
今週から本格的に当ブログの更新に勤しもうと思ったのでございますが
月曜の朝、私どもの地元で地震が起き、何やら出鼻を挫かれたような気分でございます。
地震が起きた時の私、ちょうど自分の店のトイレで用を足そうと便器に腰をおろしたところでございました。
いきなり強い揺れがやってまいりまして、一瞬遅れてスマホの緊急地震速報。
あわててズボンを引き上げてベルトを締め、便意を我慢しながらトイレから飛び出しました。



不謹慎なことを書いてしまったようですが
ネタでもなんでもなく事実であるということだけは申しておきましょう。
ほどなく揺れは治まりましたが、店の中は派手に散らかってしまいました。
建物が崩れるとか窓ガラスが割れるとかいった被害はございませんでしたが
棚から商品が崩れ落ち、来客用の茶器が割れてけっこう大変でございました。
片付けるには片付けたのですが、もし万一にでも激しい余震や本震が襲ってきたら
この片付けが無駄になってしまうと思うと、身体を動かすのが億劫になってしまいます。



もはや妄想レベルの考え過ぎとも言えますが
当ブログに対する私の更新意欲を殺ごうとする陰毛のようなものを感じました。
本当は陰棒と書こうかと思ったのですが
あまりハメをはずしたようなことを書くのもどうかと思い、控えた次第でございます。
ともあれ此度の地震が陰棒にしろ陰謀にしろ、あるいは単なる偶然にしろ
粛々淡々黙々と更新をおこなう所存でございます。
そうすることが、なんでもないごく普通の日常を取り返していくことになりますゆえ.....





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庇護随喜






お目汚し、失礼いたします。



つい先日、エンドユーザーのお客様から電話がございまして
こちらが要求したようなものが納品されていないと苦情を言われました。
元請を通して受注した仕事なのですが、その元請いわく
「 エンドユーザーから買い叩かれているので、とにかく安くしてくれ 」とのこと。
そこで私も不本意ながら安上がりな商品をお納めいたしたのですが
ところが安い分、機能や外観の面で物足りない部分があるわけでございまして
エンドユーザーはその物足りない分を指摘して苦情をおっしゃっているのでございます。



よくよく話を聞いてみると、エンドユーザーは
安さだけを求めて詳しい商品内容については眼中に無かったようでございます。
そこへ元請の説明不足が重なり、思ったとおりのものが納品されてないと文句を言ってきた次第。
本来なら元請へ話を振って苦情に対応してもらうのが道理なのですが
エンドユーザーに対して、何とか辛抱していただくよう平身低頭お願いをいたしました。
そしてその際、元請サイドの説明不足についても一切言及いたしませんでした。
つまり、元請を「 庇った 」のでございます。
あまり儲けさせてはくれませんが、支払いがキレイで、またつきあいが長いゆえ
今後のことも考えてこの元請を庇ったわけでございます。



ところでこの「 庇う 」という言葉を聞くと私
いつも何やら体のどこかでムズムズするような感覚にとらわれます。
何故かはわかりませんが、誰かが誰かを「 庇う 」という行為に
セクシャリティやエロスに通ずるような奇妙なものを感じるのでございます。
それは「 庇う 」という音の響きから
愛する者のために自分が矢面に立つ、犠牲になる、身代わりになるという
ロマンチックな極限状況を連想するからではないかと存じます。



それゆえマスコミが政治家・官僚の不祥事を報道するときに
首相が閣僚を庇ったとか、大臣が官僚を庇っているとかいう報道を耳にすると
くすぐったいような、キモイような、奇怪な身震いを感じます。
特に、イイ歳をしたオッサンや爺さんが
やはりイイ歳をしたオッサンや爺さんを「 庇っている 」などと報道されると
庇っているんじゃなくて「 カマってる 」だろと突っ込みたくなりますし
「 尻ぬぐいをしている 」などと報道されたら、ますます身震いがひどくなります。



しかし今回、あろうことかこの私が元請を「 庇った 」わけでございます。
そう思うと何やら股間の辺りがウズウズしてまいりまして
危うく自家発電に及ぶところでございました。
もしそんなことになり、しかもアノ瞬間に
いつも無精ヒゲを生やしている元請の社長の神経質そうな顔を思い浮かべていたら
とんでもないトラウマになってしまったかもしれません。
あるいは新たな性の喜びに開眼していたかもしれません。



言葉とは、そして人間とは不思議なものでございます。
気持ち悪い、違和感がある、などと申しつつも
いざ自分がその言葉にあてはまるような行動に及ぶと
めくるめく快感を覚えてしまう場合があるという、この玄妙さ。
まぁ、こんなことに不快感や違和感や快感を覚えるのは
私のような変わり者ぐらいかもしれませんが。
なお念のために申し上げますが、私はホモではございません.....





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