シェスタのススメ

シェスタのススメ





お目汚し、失礼いたします。



政府がサマータイム制を導入するとか申しております。
日照時間が長くなる時季に時計を一時間早めて
企業や官公庁の始業・終業時間を早くすることにより
照明やエアコンに要する電力量を減らし
また帰宅時間を早めることで平日における個人の自由な時間を増やして
有意義な日常生活を送ることができるというのでございます。
どうもこのサマータイム、国を挙げての制度になりそうなのですが
私個人としてはあまり賛成しかねる話でございます。



私の考えでは省エネ効果も有意義な生活も
結局のところ経済的な生産性に寄与するためのように感じられ
「 サマータイム 」というネーミングから連想されるような
どこか浮世離れした南国風のノンビリした生活とは裏腹のイメージのものに思えてなりません。
それに、企業や官公庁の始業・終業時間を変えることによって
そこで勤める人々の生活リズムが狂って体調不良を引き起こしたり
この制度を導入しない、あるいはできない企業や個人との間で齟齬が生じたりして
むしろ生産性が落ちるような気がいたします。



そんなものより、私が推奨したいのは「 シェスタ 」でございます。
これはスペインの日常習慣でございますが、午後1時から4時ごろまでの間を昼休憩とし
その間、昼食や昼寝などで、たっぷりと身体を休ませるというのでございます。
このシェスタを、日本でも夏の間だけ取り入れてはいかがでしょうか。



今年のような殺人酷暑の夏はもちろん、普段の夏でも午後1時から4時ごろは
暑さで肉体的・精神的にも負担が大きく、仕事もはかどりますまい。
ですからいっそのこと、その時間帯は仕事を休むことにして
その他の時間帯に体力や精神力を傾注すればよろしゅうございましょう。
昼間、余裕を持って休む時間があると思えば、仕事に励みも出ましょうし
気分的にも楽でございましょう。生産性も上がるに違いありません。



このシェスタなるもの、実は私、20代の頃からすでに存じておりました。
と申しますのも、当時たまたま目にした某テレビ局のドキュメンタリー番組において
このシェスタのことを取り上げておりまして
スペインの若いカップルの日常生活を通して、シェスタがどのようなものかを伝えていたのでございます。



てっきりありきたりなドキュメンタリー番組かと思っていたのですが
午前の勤務を終え、美味しそうなスペイン料理で昼食を済ませたそのカップルが
何やら寝室に入って行き、仲むつまじく会話を交わしていたかと思っていると
これはいったいどうしたことでございましょう。
おもむろにハメハメをおっぱじめたではございませんか。
局部にボカシが入ってはいたもののビーチク丸出し、動きはズコズコ
気持ち良さげな男女の顔がアップになりまして
まだ青臭くて血気盛んな若造だった私、思わず自家発電に興じてしまいました。



若いカップルのシェスタを見ながらシコッタわけですが同時に私
スペインの昼休みとはこんなにも大らかなのかと感心いたしました。
そしてそのような内容のドキュメンタリーをオンエアしてくれたその番組
確か「 金曜スペシャル 」とか申しましたが、何と素晴らしい番組かと感動いたしました。
それ以来、シェスタという言葉が私の脳裏と股間に焼き付いておりまして
日本でもこういった習慣が根付かないかとひそかに願っておった次第。



昼休みを長くするシェスタなんぞ怠け者を量産するだけだという御意見もございましょうが
シェスタを利用して昼日中からSEXを楽しむカップルが増えれば
生産性という観点からは、出生率アップにつながるのでイイのではないでしょうか.....





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会話のキャッチボール

会話のキャッチボール





お目汚し、失礼いたします。



私が腰掛けている診療椅子の隣で歯科衛生士のオネーチャンが患者と話をしております。
患者は私より少し若いぐらいの中年男性。盆休みに行った旅先での話をしておりまして
衛生士のオネーチャンは診療作業をおこないながらも、興味津々といった感じで
楽しそうにその男性と会話を交わしております。
男性は話し上手でございまして、まさに会話のキャッチボールのお手本を見るようでございました。
二人の会話はよどみなく、またかぶることもなく弾んでおりまして
それはもはや会話のキャッチボールというよりかは、会話のゴールデンボールでございます。



先日、行きつけの歯科医院で3ヶ月ごとの定期検診を受けたときのことでございました。
診療中はほとんど口を開けたままの状態なので
歯科衛生士のオネーチャンと話をすることはあまりできないはずなのですが
その男性はそういった点でも話し上手なのでございましょう。
診療作業の合間を縫ってうまく相手と会話を交わしているのでございます。
なぁに、私だって鼻を使って喋ることさえできればなどと思ったりしますが
土台そんなことはできるはずもなく
また仮にそのようなことができたとしても、特に女性に対して口下手な私では
会話のゴールデンボールはおろか、キャッチボールさえままなりません。



別にその男性のことがうらやましかったわけではございませんが
私とその男性との厳然たる差を見せ付けられた気分でございました。
昔勤めていた会社の同僚で、女性との付き合いが派手な男がおりましたが
彼のことを見るにつけ聞くにつけ思ったのは
彼のように女性と話をしたりアプローチをかけたり食事に誘ったりするには
私のようなむさくるしい男とは根本的に異なる才能や感覚のようなものが
必要だということでございました。
つまり私と彼との間にはいわゆる「 越えられない壁 」があるということでございます。



まぁ確かに歯科医院で歯科衛生士のオネーチャンと
息の合った会話をするのは無理ではございますが
こんな私でも理髪店で店主のオヤジさんに髪を刈ってもらったり顔を剃ってもらったりするときには
なぜか話が盛り上がっております。
もっとも、向こうは客商売ということで愛想良くしているだけで
こちらが話しやすいように気を遣って喋っているだけなのかもしれず
私が口下手だということには変わり無いのでございましょうが
そういった機会を利用して他人と会話を交わすことに慣れていき
さらにコミュニケーション能力や会話術を身につけていくというのは
良いことではないでしょうか。



ただ、店主のオヤジさんと息の合った会話や、会話のゴールデンボールを頻繁に繰り返すうちに
「 越えてはいけない壁 」を越えることになる可能性もございますので
何事もホモホモに…おっと失礼、何事もほどほどにという注意は必要かと存じます.....





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パジャマ姿でマタ~リと

パジャマ姿でマタ~リと





お目汚し、失礼いたします。



唐突ですが、ひとこと苦言を呈したいわけでございまして、何かと申しますと
日曜の朝にテレビでニュース情報番組を流すのはやめてほしいのでございます。



私のように土曜日も働いている人間にとって
仕事で忙しい毎日から解放されるのは普段は日曜日ぐらいしかございません。
その日曜日に朝からどのテレビ局もニュース関連の情報番組を流し
政治や経済の小難しい話をして視聴者を悩ませ不安にさせ
あるいは通り魔殺人や陰湿なイジメ問題などを取り上げて視聴者を暗い気持ちにさせたりして
何が嬉しいのでございましょう。
そういった報道番組が不要だというのではなく、時を選んで欲しいのでございます。



某テレビ局ではかつてのアイドルタレントをメインキャスターに据え
日曜の早朝からニュース情報番組を流しておりますが、この時間枠において以前
同局は子供向けの仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズを流しておりました。
この二番組、親御さんにしてみれば日曜の朝、寝床からなかなか起きてこようとしない子供たちに
早起きをさせて規則正しい生活リズムをつけさせるためには好都合のテレビ番組だったのですが
今は放映時間が繰り下がって午前9時からのオンエアになってしまい
子供に寝坊癖がついてしまうため、傍迷惑に思っている親御さんも多いのではないでしょうか。
まぁでもあの番組、アナウンサーの一人にヒロド歩美という可愛いオネーチャンがおりますゆえ
私個人としては大目に見てやりたいという気が無きにしも非ずですが。



ちなみに私が小学生の頃、日曜の朝に流れていたテレビ番組で特に印象に残っているのは
「 兼高かおる 世界の旅 」でございます。
この番組、内容はというと文字通りでございまして
ジャーナリストの兼高かおる女史が世界じゅうを旅行して
その旅先での映像をナレーターの芥川隆行氏といっしょに
オーディオ・コメンタリーのような形でお喋りをしながら紹介するというものでございました。



水戸黄門やGメン75のナレーションでおなじみの芥川氏、シリアスなイメージがございますが
この番組においてはけっこうコミカルな一面を見せておりまして
黒い網のようなブラウスを着た外国の女性が出てくるシーンにおいて兼高女史が
「 この人、このブラウスの下には何一つ身に着けてないんですのよ 」と申すと
「 え? 」
「 ですから、よく見ると素肌が見えちゃうんです 」
「 本当ですか? ジーー… <((●))>  <((●))> 」
と、ビーチクを見てやろうとしているかのような発言をいたしまして、私、思わずクスッといたしました。



この黒い網を着た女性がどこの国の人間かは覚えておりませんが、未開人というわけではなく
どちらかといえば先進国の女性だったかと存じます。
こういうきわどいシーンはけっこう多かったようでございまして
何しろ世界中の旅先でのことですから、日常的な感覚や風俗、習慣が日本とは異なっておりまして
たとえば旧ユーゴスラビアのとある地方では何かのお祭りの最中に
乳児の母親が他人の子の頭に自分のオッパイを絞って母乳をかけているシーンがございまして
これはその子が賢くなるかまたは幸せに暮らせるようにという
一種のまじないのようなものでございました。
この母親、カメラが回っていることもお構いなしで
しかも映像にはモザイクもボカシも何もはいっておりません。



このような大らかなお祭りの風習が、この地方に今も残っているかどうかは不明でございますが
もしこの地方の民が日本にやってきて、日本の風俗ならぬフーゾクを見たとき
若いニーチャンが女性の顔にザーメンをブッかけているのを見ればどう思うでしょうか。
おそらく自分たちの昔の風習を連想し、これは何か幸せのおまじないに違いない
たぶん女性が美人になるようにというおまじないなのだと、誤解するかもしれません。



ちょっと話が横チンにそれましたが、まぁともかく、私としては日常の憂さを忘れさせてくれるような
こういった世界的規模の紀行番組を、パジャマ姿でマタ~リと見ながらトーストでも齧っている……
そんな日曜の朝を過ごしたいわけでございまして
今のようにどこの局も横並びでニュース情報番組を流している日曜の朝というものに
息苦しさや窮屈さを感じずにはいられません。
視聴率競争から落ちこぼれないためには、こういう番組編成も必要なのかもしれませんが
私のような視聴者もいることを、テレビ局のかたがたには知っておいてもらいたいものでございます.....





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異常性バイアス

正常性バイアス





お目汚し、失礼いたします。



広島県の方で受刑囚が逃げ出し、長い間行方をくらましていた事件が
ついこのあいだ、今年の4月に起きたばっかりなのですが
今度は私どもの地元の大阪府において、似たような事件でございます。
大阪府の富田林署で勾留されていた男が逃亡してから二週間以上になりますが
未だに警察は男の居場所につながる有力な手がかりをつかんでいないようでございます。
男の逃亡以降、ひったくりが連続して起きたのはこの男の仕業ではないか
逃走資金を稼ぐために盗みを繰り返しているのではないか
どこそこに現れた、実家周辺にいるとか、さまざまな情報が乱れ飛んでおりますが
こういった情報はきちんとした根拠に基づいた正確な情報でなければなりません。



われわれ一般市民としては、とりあえず当局が発した情報を信用するしかないのですが
いかんせんその情報量が少ないため、往々にしてマスコミやネットを通じて不確かな情報
いいかげんな噂が飛び交ってしまうものでございます。
しかしそういった情報を多くの一般市民が鵜呑みにしてしまうと
当局の捜査の進展に影響が出ましょうし
かえって思わぬ危険に遭遇してしまう可能性もございます。



引ったくりや盗みを繰り返している、どこか空き家に潜んでいるなどという情報ならともかく
あの街には絶対に来るはずがないから、あそこの住人は安全だとか
そんなに腕力のあるやつじゃないから一般人でも簡単に逮捕できるとか
けっこう優しいところがあって川でおぼれている子猫を助けていたとか
赤十字に募金をしているのを見かけたとか、見守り隊の一員として児童の送り迎えをしていたとか
そのような情報はとりあえず無視しておいた方がよろしゅうございましょう。
そんな人間なら警察の面会室のアクリル板を壊して逃げるようなことはしないわけでございます。



事件が長期化すると、われわれ市民の間に気のゆるみが出てきたり
自分だけは大丈夫だという正常性バイアスが生じる危険性がございます。
そういう時こそ正常性バイアスではなく、異常性バイアスが必要となってまいりましょう。
男は強盗傷害・窃盗の罪で起訴され、女性に対するレイプ容疑もある凶悪犯でございまして
殺人にまでは手を染めないだろうという安易な憶測は禁物でございます。
当然、レイプの相手は女性のみというのも気休めにしか過ぎません。
私も当分の間、夜道の一人歩きは控えることにいたしましょう.....





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Spontaneous Human Combustion

Spontaneous Human Combustion





お目汚し、失礼いたします。



3日前の朝、テレビのニュースで「 ファイアー・チャレンジ 」なるものを知りました。
可燃性の液体を自分の身体に塗り、それに火をつけて燃え上がるときのスリルを楽しむという
危険極まりない遊びでございます。
米国はミシガン州において、自宅でこの遊びに興じて大火傷を負い
長期にわたる治療が必要となった12歳の少女のニュースがテレビで流れておりました。
少女はYouTubeにアップされていたファイアー・チャレンジの動画を見て
自分も真似をしてみたところ、恐ろしい事故になってしまったそうでございます。



このような危険な遊びが日本のアホチューバーやバカッターの間で広まっていないこと
もしくは広まらないことを切に願うのでございますが
YouTubeやツイッターにアップするのを目的としたこういった危険な遊びの類は
ほかにも色々とあるようでございまして、今さらではございますが
インターネットの普及は思わぬ副産物を続々と生み出しているようでございます。
そういった風潮は、私のようなオッサン世代には到底理解不能でございまして
特にこのファイアー・チャレンジのように自分の身体に火をつけてスリルを楽しむなどと申すのは
狂気の沙汰としか思えません。



ちなみに、今回の少女の事故を報じたニュースをググってみたところ
この少女の母親の話として、事故当時、母親の婚約者が自宅にやって来てくつろいでいたとのこと。
下衆の勘繰りかもしれませんが、少女がファイアー・チャレンジごときものに手を出したのは
母親が婚約者と仲睦まじくしている様子を見てしまい
そのことが思春期に至ろうとしている彼女の心に何か微妙な影響を与えた結果だったのかもしれません。
また、私が中学生の頃のことでございますが
プールの授業のときに海パンから毛がはみ出ているのを見られるのがカッコ悪いからと
自分で股間の毛をライターで焼いた同級生がおりましたが
火加減を間違えてソーセージまで焼いてしまったため
しばらくのあいだ彼はプールや海水浴に行けなくなっておりました。
10代の少年少女というのは時としてとんでもないことをしでかすものなのでございます。



火やネットそれ自体は悪さをいたしません。問題はそれを使う人間の側にあるわけでございますが
火を使って自らを危険にさらすような行為を動画としてネット上にアップするという異様な所業。
もはやこれはネットに取り憑かれた人々による人体自然発火現象でございます.....





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