ケアレスミス




お目汚し、失礼いたします。



インターネット上での犯罪予告事件で
遠隔操作ウイルスの介在に気づかなかった警察当局が
誤認逮捕をしでかしてしまい、問題となっております。
犯罪予告をおこなった書き込みの発信元の情報だけで予告犯を特定し
無関係な人間を逮捕してしまったとのことですが
なぜ警察は遠隔操作ウイルスによる発信元偽装の可能性を
考慮しなかったのでございましょうか。



この手のウイルスは今回の事件が明るみになる前より
すでにその存在は知られており
ちょっとPCに詳しい人間ならば、視野に入れていたはずでございます。
それを完全にスルーしていたというのは
ケアレスミスとしか言いようがございません。
それとも日本警察の科学捜査部門の担当者は、コンピュータやネットに関して
素人もしくはそれ以下の知識しか持ち合わせていないのでしょうか。



以前、毒ガスによる大量殺人を予告し
政府を脅迫して莫大な金額のカネを要求する
犯罪者集団が登場する小説を読んだことがございます。
もう四半世紀ほど前に書かれた作品で
所謂「 ハードロマン 」という類の小説だったのですが
当時その作品を読んだ私はその衝撃的な内容に引き込まれ
手に汗握りながら読んでおりました。



犯人側は数百億にものぼるカネを用意することを命じ
警察は取引の現場で一味の身柄を確保しようと捜査員を大量投入
数多くの警察車両やヘリまで用意し
カネを受け取りに現れる犯人側の人間を追跡するために
完璧な捜査網を敷いて待っていたのですが
取引の時刻が間近になった頃、犯人側から〝 トゥルルルルル~ 〟と電話連絡。
某国にあるどこそこの銀行に用意したカネを「 振り込め 」。
警察も、読んでいた私も〝 ズコ───!〟でございました。



私のような間抜けで注意力散漫な人間ならいざ知らず
世界に名だたる日本警察が
此度のような失敗をしでかすとは何事でございましょうか。
誤認逮捕した無辜の市民には真摯な態度で接して謝罪をおこなった上
元の日常生活を取り戻すことができるように取り計らうことが
必要となってまいりましょう。
そして二度とこのような過ちを犯さぬよう
自戒と研鑽に務めてもらいたいものでございます。






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