某国営放送に捧ぐ




お目汚し、失礼いたします。



昨日、なんとはなしに某国営放送制作のテレビドラマを見ておりました。
俗に言う倒叙型ミステリーというやつで
刑事コロンボの日本版とでもいったようなドラマでございます。
特に見たいと思って見ていたわけではないのですが
終盤で犯人が自分の息子の描いた絵を見て自白する場面に
「 おっ 」という感じでちょっとばかし刮目してしまいました。



ネタバレになるので詳細は申しませんが
いわゆる「 騙し絵 」というものを使ったどんでん返しでございます。
目の肥えたテレビ・フリークのかたからは
「 この程度で刮目ぅ~? はぁ?」と鼻で笑われそうですが
最近テレビから遠ざかっておりましたゆえ
たまたまそのとき見たドラマのおもしろさに思わず感心してしまった次第。
視聴者のテレビ離れが著しい昨今ではございますが
テレビもエンタテインメント方面のコンテンツについては
まだまだ捨てたものではないのかもしれません。



このドラマを流していた某国営放送は
毎年年末に大きな歌番組の放送をいたしますが
この歌番組、やれマンネリだ、ほれつまらない、それ受信料を返せ
と叩かれながらも、恒例行事として定着いたしております。
思い切って打ち切りにしようという動きが出ないのは
親方日の丸という意識があるせいかもしれませんが
親方日の丸だからこそ、無駄な経費は省くべく打ち切りという動きも
出てくるはずでございます。それが何もないということは
やはりこの歌番組、実質的に多くの国民の間に親しみやなじみがあって
幅広い層の国民に受け入れられているのかもしれません。



国営放送ゆえ、何かと制約が多いことでございましょう。
そんな中でおもしろい番組を作るのは至難の業ではないでしょうか。
私の感覚が古臭いのかもしれませんが、そういった制約の中で作ったドラマとしては
昨日のドラマは比較的おもしろい方でございました。
国営放送の、少なくともエンタテインメント関係の制作部門のかたがたは
それなりにがんばっていらっしゃるような気がいたします。
何やら例の歌番組についても、久しぶりに「 通し 」で見てみようかな
という気になりました。



まぁそうは申しましても私、大晦日になれば結局
「 松本ぉ~ ぁぅとぉ~ 」という声とともに
いい年こいたオッサンたちがケツを思いっきりひっぱたかれている番組を
見ることになりましょうが.....






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