美しい人




お目汚し、失礼いたします。



松の内が終了する前日の日曜日
行き付けのスーパーマーケットへ買い物に行ってまいりました。
買ったものをレジへ持ってまいりますと
年のころは60代初めと思しき女性のパート従業員がいらっしゃいまして
私の買ったものの精算をしてくれました。



この女性、以前はどこか高級百貨店で働いておられたのでございましょうか。
お顔に若干の小じわがありますものの、こぎれいに化粧をされており
口調も実に丁寧で、それでいて凛とした響きがございます。
「 ~でございます 」「 ~はいかがいたしますか?」という言葉つきが
非常に板についておりまして
気持ちの悪い中年男がどこぞのブログで綴っているような口調とは雲泥の差。



物腰は非常に柔らかですが、動作はテキパキとしていらっしゃいました。
そして確認のために「 キャベツが一点~ 」「 牛乳が二点~ 」と
商品名と品数をおっしゃりながらレジを打たれるのでございますが
その歌うような声がまるでエレベーターガールのごときありさま。
とてもチャーミングなかたでございまして
もしあのときあの声で「 上に参りま~す 」と言われたら
私、きっとジャンプしていたでしょうし
「 下に参りま~す 」と言われたら、しゃがみ込んでいたに違いありません。



某お笑いタレントが60代半ばの元相撲部屋親方夫人と浮名を流しておりましたが
今や世は高齢熟女ブームのようでございます。
ネタだステマだと指摘する向きもございますが
私個人は、そういったブームを受け入れることにやぶさかではございません。
年齢を超えた美しさや年齢を積み重ねた美しさというものも
確かに存在するのでございます。






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