砂の中の救い




お目汚し、失礼いたします。



今月16日、北アフリカのアルジェリアにおいて
天然ガス採掘プラントへテロリスト集団が侵入
隣国マリへのフランスの軍事介入の中止を要求して人質を取りました。
人質は多数かつ多国籍に及んでいるにもかかわらず
アルジェリア政府はテロリストとの取引には応じないことをきっぱりと宣言し
強硬な軍事作戦に踏み切りました。



アルジェリアがこのようにテロリストに対して徹底した対決姿勢をとったのは
過去に過激派やテロリストとの熾烈な内戦があり
十万人を超える数の死者を出したという背景があるとのことです。
奇しくも今回の事件が起きるほんの十日ほど前
以前、実際にアルジェリアで起きたハイジャック事件の
再現ドラマのようなものがテレビで流れておりました。
このときもアルジェリア政府のテロリストに対する姿勢は峻厳なものであり
人質が犠牲になるのもいとわないような対応をおこなっておりました。



今回の人質事件においてアルジェリア政府の軍事作戦は功を奏し
とりあえずアルジェリア政府の勝利に終わったようでございます。
諸外国もテロリストに屈しなかったアルジェリア政府を称えるようなコメントを
発しているようでございますが、懸念されていたように
人質の中に犠牲者が出ておりまして、たいへん残念なことでございますが
その中には日本から来ていたプラント建設会社社員の日本人も含まれております。



仮にこの世に救いというものが存在し
そのことを正確に伝える者が居たとしても
受け取る側にそれを正しく理解する力量がなければ
人を救うことはできません。
私は宗教に関する知識はほとんど無知に近いレベルですが
世界各地でイタイタしい騒ぎを起こしている
某宗教系テロリストたちの愚行や蛮行を見聞きするたびに
なにやら非常に有意義で大切なものが
砂の中に埋もれてしまっているような気がいたします。



そして今回の事件が起きたことによって
もはやそこに埋もれているものは救いでもなんでもなく
ひょっとすると単なるガラクタに過ぎないのではないかという
疑問さえ感じるようになり
きわめて残念な思いに捉われる今日この頃でございます.....






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