朝商い




お目汚し、失礼いたします。



巳年の2013年、早くも12分の1が経とうとしております。
私事で恐縮ではございますが、売り上げが芳しくないものの
大きくトラブったり、派手に失敗したりということもなく
年明けから一ヶ月近くが過ぎ去りました。
まぁ売り上げが芳しくないというのが最大の問題でございますが
年の初めから躓くと、あとあとまで尾を引きそうなので
とりあえずはホッ  としているところでございます。



落語家、笑福亭仁鶴氏の落語に
朝商いをしくじると、その日一日、商売がうまくいかない
というセリフが出て来たことがございました。
以前勤めていたところの社長が無類の落語好きで
社長の車に同乗させてもらったとき
落語のCDが入ったカーオーディオから噺家の声が流れてくるのを
よく聞かされたものでございます。
「 朝商いをしくじると… 」のセリフも、そのときに聞いたものでございまして
なぜかこのセリフが耳にこびりつき
それ以後、今でも午前中に何か商談や仕事がある場合は
とりわけ慎重に事を進めておりまする。



そういった「 朝商い 」のジンクスを一日単位ではなく
一年単位のスパンで考えると
1月というのは時期的に朝商いの期間になるのではないかと存じます。
それゆえ、最初の一ヶ月を無難にこなせたというのは
朝商いがとりあえずうまくいったというところでございましょうか。



しかし、このまま失敗を怖れて慎重さを重視してばかりおりますと
積極的な商売ができずジリ貧になってしまいましょう。
しかも明日からは冬枯れと呼ばれる2月でございます。
この時期は売り上げが落ちて難儀すると同時に
油断をすると、うまい話やリスキーな仕事、危ない橋に
ついつい手を出してしまいそうになるものでございます。
そしてハイエナは、そういう迷える子羊を鵜の目鷹の目で探し回り
蜘蛛の巣にかかるのを虎視眈々と待ち受けているのでございます。



ホッ  としている場合ではないのでございます。






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