祭りのあと




お目汚し、失礼いたします。



昨日3月3日は雛祭り、桃の節句でございました。
雛祭りといえば私、中学2年生だったときに
母方の親戚の家にお呼ばれに行ったときのことを思い出しまする。



このときも昨日のように桃の節句と日曜日が重なっておりまして
その日に叔母の家へ母の姉妹が集まり、その子供たちも一緒になって
雛祭りを楽しもうということになっておりました。
それで母が「 用事が無いなら家でゴロゴロしてないでお前も来なさい 」と
半ば強制的に私をその催しに参加させたのでございます。



叔母の家を両親と一緒に訪れた私は
せっかく叔母が御馳走やお菓子を用意してくれていたというのに
ひどく不機嫌でございました。
「 用事が無いなら 」などと言われて引きずられるようにして
叔母の家にやってきた私でございますが
実はれっきとした「 用事 」があったのでございます。



ちょうどそのころ、「 オトナの階段、の~ぼる~ 」ための第一歩として
自家発電のやりかたを覚えてしまった私は
親の目を盗んでその行為を繰り返しておりました。
雛祭りの日、父と母が叔母の家に出かけると聞いて
自宅で留守番をしながら心置きなく自家発電に勤しむことができると
内心小踊りしていたにもかかわらず
それができなくなったため非常に腹立たしかったのでございます。



叔母の家にやってきた親戚の子供たちは
私以外は年下の幼い女の子ばかりでございまして
色気とは全く縁の無い洟垂れ娘や生意気盛りのお転婆幼女
あるいはハイハイ歩きの赤ちゃんでございます。
おまけにテーブルの上には白酒がこれ見よがしに並んでおり
その白濁した液体を見ていると
なにやら自分の「 用事 」を見透かされているような気がして
ひどく居心地が悪ぅございました。
そしてそのことがなおさら私を苛立たせることになってしまいました。



そんな不貞腐れた私の態度が目に余ったのでございましょう。
雛祭りのあと自宅に戻ったとき、母からこっぴどく叱られてしまった次第。
「 今日は悲しいひなまつり~ 」でございました.....






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