発音についての乱文紳士的考察




お目汚し、失礼いたします。



先月のことでございますが
車を運転中に何気なくカーラジオを聴いておりましたら
とあるラジオ番組に内閣府特命担当大臣のかたが出演されておりまして
震災関連のことについて話されておりました。
その中で「 緊張感 」という言葉が出たのですが
それが「 キンチョカン 」とおっしゃっているように聞こえたのでございます。



細かいことを申すようで恐縮でございますが
正しく発音するならば「 緊張感 」は「 キンチョウカン 」でございまして
草彅剛はチョナンカンでございます。
喋られていた大臣のかたが多少早口だったため
「 キンチョカン 」というふうに発音されたか
あるいは私がそんなふうに聞き取ったのかもしれません。



言葉とその発音との間には、ギャップや相似性があり
言葉の持つ音の響きには、ひとそれぞれ違った印象を持つものでございます。
緊張感という言葉は「 キンチョウカン 」としっかり発音することによって
緊張感が描出されるような気がいたしますが
「 キンチョウカン 」というやや間延びした発音に
緊張感が感じられないというかたもいらっしゃいましょう。
むしろ「 キンチョカン 」と短く発音することによって
緊急性や切迫性が描出されて望ましいかもしれません。



「 緊張感 」を「 キンチョウカン 」と発音するべきか
「 キンチョカン 」と言うべきか、意見が分かれるのではないかと存じますが
その点、草彅剛ことチョナンカンは、はっきりしておりまして良ぅございます。
チョナンカンはチョナンカンなのでございます。






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