ジラシー




お目汚し、失礼いたします。



或るお得意様からの注文が、なかなか決まりません。
今年の一月初めに見積もりをさせていただいてから
再見積もり、再々見積もり、再再々見積もりと
御要望に沿って繰り返し見積もりをして差し上げたのでございますが
一向に発注が来ないのでございます。



このお得意様、某大手ショッピングセンターに関連する仕事を手がけておられます。
此度の案件も、そのショッピングセンター絡みの仕事なのでございますが
金額的には微々たるものでございまして
そういった意味ではすぐに決まりそうな仕事でございます。
それがどこでどうなっているのか、何回も見積もりをさせられるばかりで
御注文をいただくことができないのでございます。



もしかするとこれは、このお得意様の交渉ノウハウなのかもしれません。
散々じらしておいて、ある日突然、一気に話を煮詰め
自分の有利な落としどころに持っていく、という手法でしょうか。
背が低くて穏やかな物言いをする初老の男性なのでございますが
このお客様、そんな外見とは裏腹に交渉事に関しては手練手管に長けている
タフなネゴシエーターなのかもしれません。



それにしても何回も見積もりをさせられて
ずっとじらされっぱなしというのは
ヤラせてくれそうな素振りを見せながら
ガードがキッチリと固い女性にアタックするようなもので
精神衛生上、好ましくありません。
ひょっとしたら私以外に別の取引相手が居て、そちらと私を天秤にかけているか
あるいはそちらが本命で私の見積もりは参考見積もりにしか過ぎない
ということも考えられます。



だとすると、このお客様やその取引相手に対して
私はジェラシーを感じずにはいられません。
もちろん私は老け専ではございませんので
背が低くて穏やかな物言いをする初老の男性と
一発ヤリたいというわけではございません。
そして特にこういった場合のジェラシーは「 ジラシー 」と呼ぶのが
理にかなっているような気がいたします。



で、結局何が言いたいかと申しますと
この「 ジラシー 」という駄洒落が言いたいわけでございまして・・・・・・・・・・・・・・・・・
申しわけございません.....






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