富豪社員




お目汚し、失礼いたします。



先月17日抽選分のロト7の一等当たりくじ3口のうち
2口が香川県にある同じ宝くじ売り場で売り出されていたとのこと。
ロト7は1から37までのうちの7つの数字を選んで当てる宝くじなのですが
その7つの数字が当選番号と全部一致すると一等となり
この17日抽選分の一等当選金は1口につき8億円だとのことで
2口で1,600,000,000円となる勘定でございます。



確率的に別人が1口ずつまったく同じ7つの数字を選ぶとは考えにくく
おそらく同一人物が同じ7つの数字の組み合わせで2口買ったものと思われ
この人物は16億もの大金を一人で手にしたであろうとのこと。
どのような方かは存じませんが
一夜にして人生がガラリと変わってしまったのではないでしょうか。



サラリーマンの方でございましたら
即日会社に辞表を提出しているかもしれません。
しかし今、そのようなエキセントリックな行為に出れば
会社側に対して、たとえ一身上の理由だなどとはぐらかしても
「 おい、何だ急に? ん? ははぁ、さてはあのロト7で
一等を2口も買っていたのは、おまえだなぁ~~~ 」と感づかれ
大騒ぎになってしまいます。
ここは半年か一年ほど何食わぬ顔で今までどおりに勤め上げ
頃合を見計らって退職するのが賢明でございましょう。



もっとも、辞表を提出せずともそのまま会社に勤め続けるというのも
選択肢の一つでございましょう。
かつて私が勤めていた会社の取引先に
社長よりも資産が多いという社員のかたがおられました。
私より一回り年上の男性でございまして
社長とは何の縁もゆかりもない赤の他人だったのですが
土地だの株だの銀行預金だのと、かなりの資産を持ち合わせ
社長よりも金持ちだったのでございます。



私も仕事の関係上、その取引先を訪問した際に
何回かこの社員のかたとお話をしたことがございますが
会社の中では威風堂々、モノに動じるということが無く
しかも非常に居心地が良さそうでございました。
「 社長がナンボのもんじゃい 」という意識は常に有ったようですが
関東の本店ではなく関西の支店に勤務していたために
社長と直接顔を合わせる機会は少なく
確執や軋轢のようなものが生じることは無かったようでございます。
まぁ人事か総務の方で気を利かし、そのかたを支店勤務にしていた
ということは十分考えられますが。



ともあれ、宝くじで莫大なカネが転がり込んできた社員がいると
会社としては使いにくいことでございましょう。
小さな会社なら、事あるごとに
「 ゴタゴタぬかしとったら、会社ごと買い取ってまうどゴルァ!」
と凄まれるのではないかと戦々恐々ではないでしょうか。
むしろシレッと辞表を提出し、スパッと会社を辞めてくれたほうが
ホッとすることでございましょう.....






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