気取り屋




お目汚し、失礼いたします。



先日、某家電量販店に陳列されている携帯音楽プレーヤーを見たのですが
カセットテープで再生していた頃と比べると
いまどきの製品はまるでマッチ箱か消しゴムのようでございます。
まるで尻の穴にでも入りそうなぐらいコンパクトでございまして
音楽データはもはやテープやCDなどではなく
フラッシュメモリやハードディスクに収められているとのこと。



以前、日曜の朝に流れているテレビの某ニュース情報番組において
女性のコメンテーターが昨今の若者たちの精神的閉塞感を訴え
一人で携帯音楽プレーヤーを聴いている若者たちのことを
「 まるで耳から点滴を打ってもらっているようだ 」と申しておりました。



数年前のことでございまして
その当時の若者たちが閉塞感に苛まれていたかどうか
残念ながら覚えておりませんが、何やらそのコメンテーター
その「 耳から点滴 」などという気取った言い回しが言いたかったのではないか
という気がいたしまして、ドヤ顔でその言葉を口にした彼女の顔を見た私
非常にイヤラシイ女だなという印象を受けました。



そもそも、若者が閉塞感に包まれていない時代などございません。
その女性コメンテーター、今ならどのような気取った表現を
使うつもりでございましょう。
尻の穴に入るほどコンパクトな携帯音楽プレーヤーを聴いている若者を見て
「 耳から座薬を入れている 」とでも申すつもりなのでしょうか.....






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