禁じられた話題




お目汚し、失礼いたします。



光学機器メーカー、オリンパスがおこなった企業買収にまつわる不祥事が報道され
上を下への大騒ぎとなっておるようでございます。
バブル崩壊による企業損失をオープンにすることができず
うまくカモフラージュしながら処理しようとして失敗したというのが
事の顛末のようですが、この手の金融関係の不祥事ではおなじみの「 ケイマン諸島 」。
マネーロンダリングとかペーパーカンパニーとか脱税とかいった
ネガティブなイメージのあるイギリス領でございまして
今回問題となっている買収劇にも、このケイマン諸島に籍を置く
ペーパーカンパニーらしきものが介在していたとのこと。



買収に関わったオリンパスの関係者たちにしてみれば
この「 ケイマン諸島 」については禁句や鬼門の類だったでしょう。
恐らく、仕事やプライベートで裏事情を知らない人間と会話を交わすときは
この島のことが話題になれば、それとなく席をはずすか、さりげなく話題を変えるか
あるいは完璧にしらばくれるかしなければならなかったに相違ありません。
買収には何百億という巨額のカネが動いたわけでございますし
何らかの経済犯罪の構成要件に該当すれば、当然警察の御厄介にもなりましょう。
かなりの精神的ストレスを抱え込み、やがて「 ケイマン諸島 」の「 ケ 」でも聞こうものなら
たちまち顔は青ざめ、胃が禿げしく痙攣するようになったことでございましょう。
「 ケイマン 」という言葉を連想させるものにさえ拒絶反応を示し
毛の生えたマンコを見ているうちに、白目を剥いて卒倒する関係者もいたのではないでしょうか。



しかしそんな苦労も水の泡。
空気の読めないイギリス人の禿げオヤジを社長に据えたばっかりに
すべては白日の下に晒されてしまいますた。
とはいえ、そもそも20年前のバブル崩壊がもたらした今回のスキャンダル
最初から損失の有無を開示していればこんなことにならなかったはず。
一企業の愚行だということを祈りたいのでございますが
似たようなことに手を染め、胃が痛くなったり卒倒したりしている企業関係者が
オリンパス以外にもいるのではないか、何やら心配でございます.....





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