レベルは無限大




お目汚し、失礼いたします。



福島第一原発の敷地内において、
放射能汚染水を貯めておくタンクがございますが
先日、そのタンクから汚染水が漏れ出しているとの発表がございました。
当初、その漏出量を120㍑と発表していた東電は
その舌の根も乾かないうちに
漏出量は300トンだったと言い直しております。
300㍑ではございません。300トンでございます。



これまでにも東電は、原発事故に関する発表内容を
コロコロと変えたことがございまして、この300トンという数字も
ことによると少なめに報告しているのやもしれません。
状況報告を軽いめに済ましておいて
あとで深刻な実態を打ち明けるというこのやり方
情報を受け取る側としては精神衛生上、非常に悪ぅございます。



実にイライラするような東電の対応でございますが
向こうは向こうで国民に対して苛立っているのかもしれません。
原発事故関連の発表が、こんなにも猫の目のように変わったり
情報の後出しをおこなったりするのは
それだけ最悪の事態に陥っているということなんだよ。
俺たち、もう限界。いいかげん気付けよ。空気嫁……
とでも言いたいのでございましょう。



まぁ最悪の事態に陥っているというのはなんとなくわかりますが
俺たちもう限界だとか、いいかげん気付けよとか、空気嫁とか言われても
困惑するばかりでございまして、それならとっとと国営化して
必要とあらば恥をしのんで
他国や国際機関の助けを求めるべきでございましょう。
煮え切らない態度でいると、バッシングは余計に激しくなるばかりでございます。



そんなバッシングに嫌気が差したのか、それとも他に何か理由があるのか
東電から社員がどんどん辞めていくそうでございます。
バッシングを受けるような会社そのものにも問題は有りましょうが
そうやって人手が足りなくなり、事態の収束が長引くことに対して
「 オラシラネ 」とばかりにさっさと居心地の良い船に乗り換えようとする
ネズミたちにも、何やら違和感を覚えます。



原子力規制委員会は、貯蔵タンクからの汚染水漏れについての
国際原子力事象評価尺度をレベル3( 重大な異常事象 )と決定し
IAEAにその決定が妥当かどうかを照会するとのこと。
IAEAがどのような裁定を下すか存じませんが
この評価尺度は最高レベルが「 8 」でございます。
この「 8 」という数字、見ようによっては
「 無限大 ( ∞ ) 」という記号に見えなくもなく
ひどく不気味でございます。



東電の皆様、他にも何か隠していることはございませんかな。
有るなら洗いざらい吐き出して、早いとこ楽になりましょうぞ。






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