担保付政治




お目汚し、失礼いたします。



政府は消費税増税を実行するか否かについて
GDPの値を参考にしてこの秋、決定するようでございます。
具体的には今年の4月から6月のGDPの値を見て判断を下すようですが
野党のみならず政府与党内の一部でも
依然として増税に対する慎重論が見え隠れしております。
世間一般の人々の胸のうちも、増税止む無しとは思えど
あけてビックリ玉手箱、上げてゲッソリ消費税というリスクを恐れて
増税による景気の冷え込みや急激な物価高などへの不安が拭えない
といったところでございましょう。



今までの政府はこの件に関してずっと先送りをしてまいりました。
あるいは増税したものの、その後の選挙で大敗する
というしっぺ返しを食らうことがございました。
しかしおそらく、4~6月期のGDPの値が芳しくないものであっても
現首相は増税を実行するでしょう。
よほどのことが無い限り、それは既定路線ではないかと存じます。



たぶん「 私の責任において消費税増税を敢行する 」などと申して
強引に消費税アップの法案を国会で通すのでございましょう。
そしてそのあと適当に理由をつけてヤリ逃げのように
首相を辞任するのでございましょう。
首相を辞めても、いや、いっそ政治家を辞めて無職になっても
食うには困らない人間にしかできない芸当でございます。
そういえば「 尖閣は日本が中国から盗んだ 」と申していた馬鹿も
大金持ちでございました。



元々、政治というものはそういった「 富める者 」が先導役となって
執り行うものなのかもしれませんが
これからはそういう傾向がなおいっそう強まりましょう。
また、現代はあらゆる意味で「 保険社会 」でございます。
いずれ、政治を執り行う上で生じるリスクをカバーする保険
「 ポリティカル・インシュアランス 」なるものが登場するやもしれません。



国民から総スカンを食らいそうな政策を採用した場合に備えて
支持母体をつなぎとめておくための活動資金の支給。
その後の選挙で落選した党員の生活費の保障。
政党または政治家個人を狙ったテロを回避するための
セキュリティ関連費の給付、等々。
もはや政治は、カネで買うとかカネ目当てとかいうレベルを通り越し
その存在や実行がカネによって担保される時代が到来するのでございます.....






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