知らぬが仏




お目汚し、失礼いたします。




叩いても叩いても湧いてくる蚊のように
ネットに自らの愚行をひけらかす画像をさらし
顰蹙を買う愚か者が後を絶ちません。
何やらUSJで羽目をはずしていた例の大学生の一件以来
その流れは脈々と受け継がれていたようでございまして
コンビニやスーパーなどにある食品の陳列ケースの中に
人間が入った写真がネット上に公開されて騒動になってからというもの
この手の振る舞いは大輪の花を咲かせているような気がいたします。



しかしあえて申し上げますが、食品関係の業界では
このような悪ふざけは今まで露見していなかっただけで
けっこう日常茶飯事だったのではございますまいか。
もちろん、ネットというツールが身近になることが
そういった行為への誘惑を強め
ハードルを低めることになっているのは否めませんが
ネットのコンテンツと現実が同時進行しているというわけではございません。
ネットが日常的なものになる以前から
こういう不届き者は存在していたはずでございます。



完全に自動化された工場ならまだしも
人の手を介して食品を扱う店では
どれだけ清潔さがアピールされていようと
商品や食材がこういった不潔な扱いを受けているリスクは
全くのゼロというわけにはいきますまい。
そういう店で何かを買ったり、何かを食べる場合
ある程度の達観や諦観が必要となってまいります。



かく言う私でございますが
多少、不潔恐怖症のところがございまして
そのためときおり難儀することがあるのですが
そんな私でも外食する場合は「 知らぬが仏 」
というスタンスをつらぬくようにいたしております。
そのため、外食先で不快な思いをしたのは今までに三回しかございません。



最初は、    というファーストフード店で
サイドメニューの食材の中に
ホッコリと茹で上がった    をみつけたこと。
二度目は、   という中華料理店でラーメンの具材に
    が這っていたこと。
三回目は旅先の某喫茶店で、アイスコーヒーに が浮いていたこと。
この三つだけでございます。
いずれの場合も私、口をつけることは一切いたしませんでしたが
かといって、クレームをつけることも一切いたしませんでした。
毒物や異物が入っていたわけではなく
不潔ではございましたが、いわゆる生き物の類でしたので
( まぁ、こういうこともあるさ )と鷹揚に構えていたのでございます。



もっとも「 仏の顔も三度まで 」と申します。
次にどこかでこのようなことがあった場合は
さすがに何か一言モノ申すつもりではございますが.....






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