竜巻の恐怖




お目汚し、失礼いたします。



このところ、竜巻による災害が立て続けに起きているようでございます。
今月2日には埼玉県や千葉県、そして4日には栃木県で竜巻が発生し
各所で家屋の損壊が相次ぎ、ケガ人が続出しております。



竜巻といえば、昔、竜巻とその研究者の姿を描いた
「 ツイスター 」という米国映画がございました
映画の一場面に、牛が風に飛ばされて宙に浮いているシーンがございまして
そのときは何やら大げさな演出だという印象を受けたのでございますが
埼玉や千葉、栃木などでの竜巻による被災状況を見ておりますと
あのシーンは、さもありなんという気がいたします。



実際に牛が宙に浮くぐらいなら人間とて同様でございましょう。
そしてもし自分が竜巻で吹き飛ばされて宙に浮いてしまったらと考えると
背筋が寒くなってまいります。
足が大地を離れ、グングン空へ向かって舞い上がっていくその恐怖たるや
相当なものでございましょう。
高所恐怖症の私ならもちろんでございますが
そうでないかたでも恐怖を感じるはずでございます。



これもまた映画のワンシーンで恐縮でございますが
少年時代に見た「 ガメラ対ギャオス 」という怪獣映画で
新聞記者の男がそれとは知らずに怪獣の手の上に乗ってしまい
怪獣が手を動かすと同時に男の体が上昇し
その怪獣に食べられてしまうというシーンがございました。
まるで超高速のエレベーターに乗っているかのように
ものすごい勢いで男の体が上昇するシーンの
シュールさ・不条理さが、今も印象に残るトラウマ体験となっており
そのことから空へ浮き上がっていくことが
なおさら私にとって恐怖の対象となっているようでございます。



竜巻によって自動車が横転したり、家の屋根が吹き飛んだり
風で飛んできたものが人間や家屋にぶつかってきたりというのも
恐ろしゅうございますが
高所恐怖症の私にとっては、自分自身の体が宙に舞い上がるというのも
十分恐怖に値する体験でございます。
また周囲の人間にとっても、私のような五十路のむさくるしいオッサンが
メリーポピンズよろしく空中をさまよっている姿など見たくはないでしょう。



「 この空を飛べたら 」とか「 雲に乗りたい 」とか
空中に浮かぶことに憧れる歌は数多くございますが
そのような憧れは歌の中だけで十分でございます.....






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