秋の味覚




お目汚し、失礼いたします。




秋の味覚といえば、皆様は何を連想されるでしょうか。
私の個人的な印象から申しますと、サツマイモでございます。
蒸かしてよし、焼いてよし、天麩羅よし
またちょっと手間がかかりますが、大学芋なども美味しゅうございます。



ただ難を申せば、食後に生じる例の音。
サツマイモ大好きな御婦人がたにとっては
この音が大敵でございましょう。
しかも音が無い分、ニオイがきついという場合もございますゆえ
人前でサツマイモを食した後は
肛門の筋肉に緊張感を持たせる必要がございます。



申し訳ございません。
なにやら尾篭な話になってしまったようでございます。
ところで私がもうひとつ、個人的に秋の味覚として思い浮かぶのは
銀杏でございます。



秋になるとイチョウ並木の下に
銀杏がこぼれ落ちているのをよく見かけます。
落ちた実は食べるために拾われていったり
そのままほうっておかれたりいたしますが
歩道に落ちているものが、人の足や自転車のタイヤで踏み潰されますと
汚らしく見えるばかりか銀杏の実特有の臭気が漂い
夥しい数の銀杏の実が潰されて路面にこびり付いている有様は
あたかも酔っ払いが吐いた跡のようでございまして……



申し訳ございません。
いささか尾篭な話になってしまったようでございます。
で、この銀杏の実ですが
いろいろな食べ方・調理法があるようでございまして
私が今まで一番美味しいと感じたのは
シンプルに「 焼く 」という調理法でした。



高校生だったころ、どこかの神社かお寺へお参りに行った際
銀杏を焼いたものが参道の土産物店で売られておりました。
焼いた銀杏の実が紙袋にドッサリ入っており
殻を割って食べるのでございます。



物珍しさから気まぐれで買ってみたのでございますが
自宅に持って帰って食べてみるとこれが思いのほか美味。
ほんのりと苦味が利いており
見た目は緑色の宝石のようで食欲をそそられ
あっという間に私
紙袋に入っていた銀杏の実を一つ残らず食べ尽くしてしまいました。



しかし銀杏の実が初体験にもかかわらずに一気食いをしたのが
祟ったのでございましょう。その晩、私の腹は
「 ゴッゴロ、ゴッゴ~ロ  ゴッゴロ、ゴッゴ~ロ ♪ 」とか
「 ゴ~ロ、ゴ~ロ、ゴロ  うんこの子 ♪ 」とかいうような音を奏で始め
やがてスタジオシブリ腹となってしまいました。
それから私は断続的に訪れる中途半端な便意と格闘を続け
明け方近くまでトイレと寝床を行き来しておったのでございます。



申し訳ございません。
結局、尾篭な話になってしまったようでございます。
秋の味覚について語るのは、また別の機会に.....






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