童神




お目汚し、失礼いたします。



幼い子供というのは可愛いものでございます。
YouTubeにUPされている動画で、赤ちゃんの寝返りやよちよち歩きの子供
片言で喋る幼児の声などを見聞きしておりますと、自然と顔がほころんでしまうもの。
「 泣く子と地頭にはかなわぬ 」などと申しますが
私は幼い子供というだけで、もうお手上げでございます。



そんな動画の中で、ある印象的な動画がございました。
一歳ぐらいの男の子が、ビデオのカメラに向かって
よちよち歩きで近づいて来る様子を映したものでございます。
音声は無く、陽気なシャンソン風のBGMが流れておりました。
そのBGMをバックに男の子は、恐らくは母親と思われるビデオカメラの撮影者に向かって
ときおり笑みを顔に浮かべ、足をふらつかせながら近寄っているのでございます。



なんと言うことはない、普通の微笑ましいビデオでした。
そして途中、男の子がつまずいてこけるシーンがあり
こけた後、男の子はヨッコラショッと立ち上がると
再びこちらに向かって笑顔を見せながらフラフラと近寄って参りました。



こけてもすぐに立ち上がり、笑顔さえ見せて臆することなくこちらへ進んで来る。
頑是無い子供のなんでもない動作でしたが、子供の持つ無邪気さが発する
エネルギーや強さをハタと感じさせられたような気がいたしました。
ときおり、いっそ世界中が滅んでしまえばいいと投げやりになり
早く自分の死期が来ることを望んだりする私なのですが
こういった幼い子供が見せる神々しさに触れるたびに
何やら生き返るような気がいたします.....





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