皸地獄




お目汚し、失礼いたします。



ここ最近、厳しい寒さと大気の乾燥が続いておりましたので
私の手はアカギレまみれになってしまいました。
折りしもこの時期、テレビを拝見しておりますと
寒さと乾燥からお肌を守るための外用薬のCMがよく流れております。



以前流れていたその手のCMのなかに、女性が恨めしそうな顔をして
「 パックリ~ 」「 パックリ~ 」「 またパックリ~ 」と言いながら
アカギレでクパァ~と裂けた指をこちらに見せ付けている
というものがございました。
裂けた傷口から赤い肉がはみ出ているように見えて
それはそれはキモぅございます。



きわめてグロいCMでございますが
アカギレのあの痛さを的確に表現しているなぁと私、妙に感心いたしました。
同じ外用薬メーカーのCMで、タオルを絞ったときに指が裂けたり
歩いているときに踵が裂けたりするという
アカギレの痛さを表現したものが最近流れておりまして
このCMは私、特に身につまされます。



と申しますのも私、唇が乾燥しやすい体質でございまして
不用意に何の気なくアクビをいたしますと
ピキッ!と唇が裂けることがあるのでございます。
口周りのことゆえ、いったんそうやって裂けて傷口ができると治りにくく
そのため、空気が乾いてなおかつ唇が乾燥しているときは
アクビがしたくなったらむりやり噛み殺すか
もしくはあらかじめ唇を舐めて湿らせておいてから
アクビをするようにいたしております。



若いころはこんなことはございませんでした。
アクビがしたければ、したいときに
思いっきり大口を開けてアクビをしていたのでございます。
今、アクビにこれほどまで神経をとがらさねばならないのは
寒さと乾燥という原因以外に
老化のせいで、体内の水分の循環がうまくいっていない
ということも大きな要因となっておりましょう。
そのうち、体中のいたるところが乾燥し
何か体を動かすたびに「 ピキッ!」「 ピキッ!」と所構わず
裂けてしまうという深刻な状態に陥るかもしれません。



年はとりたくないものでございます。
そうなってしまえば、せっかく股間が元気でも
勢い良く頭をもたげるたびに
「 ピキッ!」「 ピキッ!」と裂け目が入ってしまい
イチモツが満身創痍になってしまいましょう。
そんな状態では女性を満足に悦ばせることなどとてもできません。
某アントニオ猪木氏が
「 元気があれば、なんでもできるぅ!」と吼えておりますが、
今のこの季節、必ずしもそういうわけにはいかないのでございます.....






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