五十歳からのダイオウイカ




お目汚し、失礼いたします。



最近、ダイオウイカが頻繁に水揚げされるようでございます。
今朝もテレビの朝の情報番組でダイオウイカ関連のレポートがされておりました。
深海に住むはずのダイオウイカが浅瀬に現れるのは
大地震の前触れではないかとも言われておりますが
専門家の意見では地球温暖化による
海面温度の微妙な変化が影響しているのではないかとのことでございます。



小学生か中学生の頃に読んだ児童向け雑誌に
科学関係の記事が載っておりまして
その中に、天敵のマッコウクジラと戦うダイオウイカの姿が
イラストで描かれておりました。
その姿はかなり大きく、イラストの横にダイオウイカの体長は
「 30メートル 」もあると書かれていたように記憶しておりますが
残念ながらそれほど巨大なものはまだ見つかっていないようでございます。



画像や映像で、水揚げされたダイオウイカの姿を拝見しますと
私が小中学生の頃に想像していたほど大きくはなく
卸売り市場に出荷されるその他の魚介類と大差のない印象でございました。
ちょっと前に、生きたダイオウイカの姿を撮影した映像も拝見しましたが
やはりごく普通の深海生物の一種にしか見えません。
私にとってダイオウイカなるものは
UMA( 未確認動物 )というイメージだったのですが
いずれも大きさの点でインパクトが弱いため
UMAのようなミステリアスな雰囲気は感じることができませんでした。



この先、30メートル級のダイオウイカが発見されることはあるのでしょうか。
たぶん、無いでしょう。そして仮に発見されたにしても
小中学生だった頃ならいいのですが、五十歳を越えたこの年になって
30メートル以上もあるダイオウイカを見ると
恐怖よりもむしろ疲労感や倦怠感の方が先立つような気がいたします。



ならば最近目にするダイオウイカの姿は
五十路を過ぎた私には程よい大きさなのでございましょう。
それほどまでに私、老いさらばえ、やつれてしまったのかもしれません.....






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