夏の思い出




お目汚し、失礼いたします。



今日から7月でございまして、梅雨明けはまだのようですが
暦の上では本格的な夏でございます。
夏と申しますと、私にとっては少年時代から
あまり好きな季節ではございませんでした。



まず暑いのがイヤですし
カナヅチだったので学校でおこなわれるプールの授業が苦手でした。
また薄着をして着衣の量が減るため
痩せて貧相な体つきが、この時季は余計に目立ってしまいます。
そのため夏の間は私、あまり活動的ではございませんで
海で泳いだり山を登ったりといったアウトドアレジャーに
積極的に身を投じたことはございませんでした。



今でも私、夏は依然として活動的ではなく
アウトドアレジャーについては消極的なのでございますが
しかし最近は夏という季節に対して
さほど抵抗を感じないようになりました。
たとえば年のせいか近頃はめっきり体が冷えやすくなりましたので
暑いのはあまり苦になりません。
プールの授業など無縁になりましたし
体型を気にする年齢はとっくに越えてしまいました。



今ではむしろ夏という季節にノスタルジーのようなものを感じております。
それは過去の楽しかった夏の思い出を懐かしむと言うよりかは
あんなことをすればよかった、こんなふうにすごせばよかったと
少し悲しい思いに浸りながらも
その体験を空想して楽しむという感覚なのでございます。



それゆえ自分が夏の間に活動的でなかったことは
あまり後悔の種にはなっておりません。
その代わりとして空想の羽根を広げることが出来るのでございます。
海水浴場で水着姿のオネーチャンをナンパして
イソギンチャクのくっ付いている荒磯の陰で豪快なHをするとか
カノジョと一緒に泊りがけで山登りに行き
御来光を仰ぎながら初体験を済ませるとか。
まぁ、そのほとんどが妄想と呼ばれる範疇に属するものでございますが.....






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