就職戦線異常アリ 【 1/3 】




お目汚し、失礼いたします。



先月下旬のことになりますが、通勤途中の車の中から
リクルートスーツを身にまとった
二十歳前後の若い女性を見かけました。
暑いさなか、黒いジャケット、白いシャツブラウス、黒いパンツを着て
黒いビジネスバッグのようなものを抱えておりました。



最近は、私が就職活動をしていた頃と比べて
就職活動の解禁時期がかなり早くなっているようでございまして
公式的には大学3年の12月から解禁とのこと。
もっとも私が就職活動をしていたころも
実質的にはそのぐらいの時期から、いや、もっと早い時期から
青田買いやインターンシップはおこなわれていたのでございましょう。



最近は多少景気が良くなったせいで
労働力は売り手市場になっているようでございます。
私が就職活動をしていた頃も、ややそんな傾向にあり
そのせいか何やら勘違いしている就活生もいたようでございます。



30年ほど前、某自動車メーカーの面接会場へ
私が面接試験を受けに行ったときのこと。
会議室のような広い部屋で
大勢の男子学生が4人一組のグループになり
隣接した面接室の前で待っております。
その中には面接官が2人いて
呼び出しがあると一グループずつ面接室のドアから中に入りまして
面接官は、入って来た学生をランダムに選んで質問をするという形。



4人の学生の中には全く面接官から声をかけてもらえずに
スルーされてしまう者も居ました。
そして面接が終わると、入ってきたドアから4人は退出し
後日結果の連絡が届くのを待つことになります。



それまでの人生において
面接なるものを受けるのは生まれて初めてでございましたので
私は緊張しながら、自分のグループが呼ばれるのを
待っておりました。
ドアの向こうから声は聞こえてきますが
その声は不鮮明で正確には聞き取れず
中でどのような面接がおこなわれているのか
まったくわかりません。



やがて私のすぐ前のグループがドアの中に入り
面接が始まりました。
ところがそのあと、何やら穏やかならぬ声が
ドアの向こうから聞こえてきたのでございます.....



恐れ入りますが話が長くなりますゆえ、次回の記事に続きます。






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