子供の喧嘩を親がする




お目汚し、失礼いたします。



テレビの芸能ニュースでも取り上げられておりましたが
タレントで女優でもある江角マキコ氏が
自らが被害者となったママ友イジメ体験をブログに綴り
それがきっかけとなって大きな一連の騒動になっております。



ママ友イジメの加害者とされるのは
元プロ野球選手、長嶋一茂氏の妻だとのことでございますが
その妻の自宅すなわち長嶋一茂氏の自宅に
江角氏が所属していた芸能事務所の元マネージャーの男性が
ペンキで落書きをしたことを週刊誌上で告白しております。
この狼藉については江角氏の関与まで取りざたされて
警察が動く事態へと発展いたしました。



ところが奇妙なことにこの元マネージャー
当初は週刊誌の取材に対して
江角氏の関与をほのめかしていたものの
警察の事情聴取に対しては自分ひとりでやった
江角さんは関係ないという供述をおこなっております。
この元マネージャー、落書きそのものについては
自分がやったと認めているわけですが
江角氏の指示が有ったか無かったかでは
事の様相がまったく違ってまいりましょう。



元マネージャーが週刊誌上で告白した話を見聞きした私は
当然、江角氏が元マネージャーの男性に
「 アタシの言うことをきいたら、ヤラせてあげるわよ 」と
囁いて嗾けたのだと思っておりました。
かつて「 元気印の女たち 」という本の中でも取り上げられた
江角マキコ氏でございます。
そんな女性に「 ヤラせてあげる 」と囁かれたら
どんなに覇気の無い男でも、たちまち元気になりましょう。



そして江角氏から元気をもらった元マネージャーが
「 元気があれば何でもできるーー! 
「 ペンキがあれば何でも書けるーー! 」とばかりに
いわゆる一つの野球界の大御所の息子の家へ行き
「 バカ息子 」と落書きをした……
そんなところだろうと踏んでいたのですが
一転、事は不可解な色合いを帯びてまいりました。



噂では、今回の騒動には江角氏の芸能事務所の独立をめぐる
いざこざが絡んでいるのではないかとの事でございます。
問題となっている元マネージャーは
江角氏が独立する前に所属していた芸能事務所で働いておりました。
噂の根拠はそこにあるのかもしれませんが
多くの有名芸能人が所属している芸能事務所が
わざわざ警察沙汰になるようなことに手を出すのかどうか
あるいはそういったことに首を突っ込もうとするのかどうか
はっきり言って疑問でございます。
もし仮にそのようなことが実際にあるのだとしたら
芸能界というところは、まさしく魑魅魍魎が蠢く
伏魔殿と言うべきでございましょう。



ところで、一連の騒動に対する江角氏の対応が
遅い上に稚拙だという声があるようでございます。
確かに落書きの件が発覚してからの江角サイドの対応は
危機管理のプロから言わせると
素人以下と評されても仕方ないようでございます。



とはいえ、今回の騒動の発端となった
江角氏のブログを読んでみたところ
そこには「 他人は他人、自分は自分 」という
江角氏のスタンスが明確に綴られておりました。
それゆえ対応が遅れたばかりか
ブログの更新というやり方をもって記者会見に代えたのは
江角氏がこのスタンスにこだわっていたせいなのかもしれません。



しかしあえて申し上げるならば
今回に限って言えばそれは間違っております。
今回の騒動、有り体に申しますれば
江角氏の方からブログを使って吹っ掛けた
「 喧嘩 」が原因でございます。
それもママ友イジメをめぐる大人同士の喧嘩でございます。
火を点けた方が「 お前はお前、俺は俺 」と申すのは
虫が良すぎるというものでございましょう。



また、子供の喧嘩ならお互いに意地を張っていても
いつかは大人が間に立ってくれたり
仲裁をしてくれたりすることも有りましょう。
けれども大人の喧嘩は大人同士でしか解決できません。
本当に自分の生き方や価値観を貫き
他人は他人、自分は自分というスタンスを固持するのなら
むしろ事態の解決に関して
もっと積極的になるべきだったのではございませんかな?



「 子供の喧嘩に親が出る 」などと申しますが
親の喧嘩に子供が出ることはできないのでございます。
そして親同士の喧嘩で一番迷惑をこうむる者
それは言うまでも無く、子供なのでございます.....






コメント

非公開コメント