柳と創と縁




お目汚し、失礼いたします。



作家の柳美里氏が、エッセイの連載をしていた雑誌「 創 」から
原稿料の大半が支払われていないことを
自らのブログの中で暴露しております。



2007年からこの「 創 」という雑誌において
エッセイの寄稿をしていた柳氏ですが
最近、原稿料未払いを理由に寄稿を中断
エッセイは休載となりました。
そして休載の理由がこの雑誌の中で告知されていないことを知り
柳氏は自分のブログにて休載理由を述べたとの事。
自分が原稿を落とした
すなわち締め切りに間に合わせることが出来なかったと
読者に思われるのが不本意だったそうでございます。



この「 創 」という雑誌
私も読んだことがないのでよく知らないのですが
察するに反保守的な総合雑誌ではないかと思われます。
ライターは各方面でのプロの知識人が名を連ねておりますが
その内実はボランティアで運営されている
同人誌的性格の強い雑誌のようでございます。
そのため、執筆や取材、資料集めなどは
ライター各々が手弁当でおこなう場合もあるらしく
原稿料がコンスタントに支払われることは
期待できないというのが実情なのでございましょう。



これに対して柳氏は
自分は、作家が原稿料を払ってもらうという
当たり前のことを要求しているに過ぎない
というスタンスでございまして
ブログでは、かなり手厳しい調子で「 創 」の編集長の男性をこきおろし
原稿料不払いに対する恨み言が書き連ねてありました。
その内容は、やはり柳氏が女性であるせいか
理路整然として舌鋒鋭く
男性編集長の言い訳をあげつらって容赦なく責め立てるという
何やら「 言葉責め 」に通ずるものが感じられ
読んでいて股間がうずいてくるような衝動を覚えます。
きっと「 創 」の編集長も同じ気分だったことでしょう。



おそらく水面下では
何らかの話し合いがなされているのだろうとは存じますが
柳氏にとっても「 創 」にとっても納得のいく結論が
得られることになるのでしょうか。
もしそのような結論が得られなければ、柳氏と「 創 」との間には
エッセイの連載を開始した当初から
根本的なところで認識の相違があったことになりましょう。
「 金の切れ目が縁の切れ目 」と申しますが
柳氏の場合は
最初から「 縁がなかった 」と言うべきかもしれません.....






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