食べ物ではない




お目汚し、失礼いたします。



食欲の秋などと申しますが
気分的に落ち込んでいるときや
激しい不安、根深い心配事に悩まされているとき
当然食欲などございません。
しかし、だからといって食べなければ
健康を損なってしまいます。



私も、ときたまそういう状態に陥ることがございます。
本当なら食べたくないのでございますが
体調を崩して仕事に差しさわりが出るのも困り物。
ではどうすればいいかと私、考えつきました。
食べるという意識を完全に捨て去ってはどうかと。



まず、食べようとするオカズなり御飯なりを
食べ物とは認識いたしません。
「 栄養分を含んだ物質 」として捉えるのでございます。
また食事は「 食べる 」のではなく
「 栄養分の補給 」として意識いたします。
そして栄養分を効率よく体内に取り入れるためには
オカズや御飯を細かく砕かなければなりません。



そこで咀嚼でございます。
口の中にほおばったものを
食べ物ではなく物質として認識し
歯と顎で粉砕いたします。
咀嚼を繰り返すことにより唾液の分泌も盛んになり
食物の消化ばかりでなく
口内衛生にも好影響をもたらします。
私は一口あたり最低30回は咀嚼いたします。
理想としては200回ぐらいは必要ではないかと存じますが
時間がないときはいたしかたございません。



とにかく美味しい不味いは無視してひたすら咀嚼に努め
できればドロドロのゲロ状態にいたしまして
おもむろにゴックンと飲み下すのでございます。
このとき食べ物だと思ってはいけません。
栄養補給物質もしくは薬だと思って
飲み込むのでございます。
食べ物だと思ったり
間違ってもゲロだと思ってはいけません。
思った瞬間、本当にゲロを吐くことになってしまいます。



精神的にまいっている時でも
このように単なる栄養補給作業と割り切ってしまうことによって
私は一日3回、きちんと食事が取れました。
こうすることによって胃の負担も軽くなりましょうし
私個人の体験から申しますれば便通も良ぅございます。



楽しい食事というのが望ましぅございましょうが
いつもいつもそういうわけにはまいりませんし
別に食事が楽しくなくてもよろしゅうございましょう。
精神的ストレスが原因で食欲不振のおりは
みなさんもこういう対処の仕方を
一度お試しになってはいかがでしょう。
ただし効果のほどは保証できません。
あくまでも私個人の対処法でございます.....






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