おたがいさま




お目汚し、失礼いたします。



今朝テレビで保育園の映像が流れておりました。
近所から子供の騒ぐ声がうるさいという苦情が来ないよう
保育士さんが子供たちを静かにさせる様子が映っております。
子供たちを連れて外出するときは
声を出さないように忍者のまねをさせておりまして
智拳印を結んだおチビさんたちが保育園から次々と出てまいりました。



保育園や幼稚園が近隣住民に対して非常に気を遣う今日この頃でございます。
園内から聞こえてくる子供の声やお遊戯の音が騒音だとして
訴訟沙汰になったり、脅迫事件に発展したりするケースがあるとの事。
子供というものは騒いでナンボだろ、大目に見ろよという声がある一方
近所の人間にとっては死活問題になることだってありうる
という意見もございます。



何やら子供がかわいそうでございます。
私は「 寛容 」という言葉に対して非常に胡散臭いものを感じますので
子供の声を騒音だと感じる人々に対して寛容さを要求しようとは思いません。
しかしかつては自分も子供だったはずであり
何かに喜び、何かに悲しみ、何かに怒り、何かに怯えた時
あたりはばからずに大声を出したり騒いだりしていたということを
いつも心に留め置いていただきたいのでございます。



それでも

「 いや、私に限ってそんなことはない」( キリッ )
「 私はいつもおとなしい子供だった 」( キリッ )

とおっしゃるのでしたら、よ〜く考えてほしいのでございます。
あなたをこの世に生み出すために
あなたの御両親がなにをなさったかを。
そのとき、御両親が出す声や音に御近所が悩まされていなかったかを。



この世はすべて「 おたがいさま 」なのでございます.....






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