放置国家




お目汚し、失礼いたします。



某ラジオ局の電話による人生相談の番組を
ときたま聴くことがあるのですが
その中で身内や知り合いにちょっと問題のある人間や
先々の行く末が心配な人間がいて
その人間のことで色々と振り回されている、気がかりでしょうがない
といった相談内容を耳にすることがございます。



相談内容にもよりますが、そういうとき回答者は
あなたが干渉しすぎだ、放置しなさいというアドバイスをすることがございます。
そしてそれを聞いた相談者が「 わかりました 」と
ホッとしたような声で相談を終え、電話を切ることがございます。



何か心配事や悩み事があったとき
それを放置かスルーという解決策で対応するのが最も楽でございましょう。
相談者のホッとした様子は
まさにそういうことを物語っているのではないかと存じます。
しかしそれでは済まない問題も現実にはあるわけでございまして
たとえば欲求不満の奥方を放置すれば、ろくなことにはなりません。
オモチャを買い与えるような小手先の対処ではなく
せめて体位を変えるぐらいの努力は必要となってまいります。



人間誰しも面倒には関わりたくないもの。
そして放置が解決策となる場合もございましょう。
しかし、そこに大きな落とし穴があるかもしれません。
個人を尊重する、私生活に立ち入らない、プライバシーを保護する。
あまり考えたくないことではございますが
それらが大きな悲劇を生むケースもあるのでございます.....






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