青春ドラマ




お目汚し、失礼いたします。



実写映画化もされておりますが
漫画家、岩明均氏の作品「 寄生獣 」がアニメ化され
テレビでオンエアされております。
ただ、ゴールデンタイムのお茶の間で流すには難の有る作品ですので
放映時間は深夜になっております。



ファンというわけではございませんが私
この「 寄生獣 」という漫画が気に入っておりまして
17、8年ほど前になりましょうか
とりあえず単行本全10巻、すべてそろえて読みました。
今も実家の押入れの中をさがせば、全巻出てくるはずでございます。



「 寄生獣 」はホラー漫画という体裁をとりながら
哲学的な色彩の濃い作品でございまして
確かにそういった評価も巷ではあるようでございますが
物語が主人公、泉新一の10代後半のことを描いているという点に着目すれば
青春ドラマという側面を持っていることも否めないのではないかと存じます。



もっともそれは今までのような学校を主な舞台として
若い世代を中心に描く従来型の青春ドラマではございませんし
ましてや沈んでいく赤い夕日に向かって
海辺で「 バカヤロー!」と叫ぶような類のものでもございません。
むしろ、赤い血の海に沈んだ肉片や臓物を目の当たりにして悲鳴を上げながら
その海の方へ向かって進んでいくという青春ドラマでございます。



価値観や生活環境、社会情勢の流動化・グローバル化にさらされている
今どきの若い衆が、この「 寄生獣 」という作品に接するとき
今までに無い全く新しいタイプの青春ドラマとして影響を受けるのではないか
そんな気がいたします.....






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