反則技




お目汚し、失礼いたします。



昨日、天気も良かったので
とある山の上にあるお寺へ行ってまいりました。
境内をブラブラ歩いておりますと
絵馬を奉納してある場所がございまして
様々な願い事が記された絵馬が掛けてあります。
時節柄、受験関係の願い事が多かったようでございまして
あとは健康祈願、商売繁盛
良縁の到来や人間関係の修復を願うものなどでございました。



ITや医学、バイオテクノロジーが日進月歩で発達し
新しい法律や今までに無かった価値観に
人間の行動が左右されている現代においても
どうにもならないことや一筋縄ではいかないことが多々ございます。
どうせなら

「 全能の神になりたい 」

という願い事もアリではないかと存じますが
私が拝見したところでは、そういう反則技のような願いを記したものは
一つとして見かけませんでした。



それは、絵馬に願いを託すことを
所詮空しいことだと割り切っているわけでもなく
そういう願い事をするのは罰当たりだと考えているわけでもないと存じます。
おそらく、どなたも皆、そういうことを考える余裕さえ無いほど
切実な思いで願いを書かれているのでございましょう。



もちろんそれは私の思い込みでございますし
絵馬を一つ一つよく調べてみれば
反則技のような願い事を記している絵馬の一つや二つ
見つかるかもしれません。
しかし、人里離れた山の中のお寺で
願い事を書いた数多くの絵馬を目の当たりにすると
そんなふうに思えてくるのでございます。



鬼籍に入っている某大御所歌手の歌に

「 人は哀しい 哀しいものですね 」

という歌詞が出てまいりますが
その言葉に説得力を感じた光景でございました.....






コメント

非公開コメント