Good-bye Cellophane




お目汚し、失礼いたします。



明日から4月、新年度でございます。
新年度になると学校や職場において
そのための行事が色々と催されることでございましょう。
健康診断もその一つではないかと存じます。



その健康診断の一環として
小学校ではギョウチュウ検査がおこなわれておりますが
このギョウチュウ検査、今年度限りで廃止されるそうでございます。
私も経験がございますが、ギョウチュウ検査というのは
学校から配布された半透明のセロファンのようなものを肛門にこすりつけ
そのシートにギョウチュウの卵が付着していないかどうかを調べて
体内のギョウチュウの有無を確認するというものでございます。



今もそうかもしれませんが、学校からの指示で
肛門へシートをこすりつける作業は私、親にやってもらっておりました。
小学生には手に余る作業ですし、怖がったり気持ち悪がったりして
きちんとした作業ができないからでございましょう。



ところで私が小学生だった当時、噂で聞いた話なのでございますが
某小学校で、そのシートがいつもとは違っていたことがございました。
薄い透明なプラスチックのプレートに、セロファンのシートを貼ってあるものが
生徒たちに配布されたのでございます。



いつもは、貼り合わせてあるシートを剥がして
作業後、また貼り合せて学校へ持って行くようになっていたのですが
その学校でそのとき配布されたものは、薄い透明なプラスチックのプレートに
作業後のセロファンを貼り付けるという仕様だったのでございます。



ところが、担任の先生の説明が悪かったのもありましょうが
いつもと違う仕様になっているため
生徒はもちろん、その親も使い方がわからず
あろうことかプレートの方を子供の肛門にこすりつけた親が
数人いたそうでございます。
さぞかし痛かったことでございましょう。



なぜこんな仕様になっていたのかは存じませんが
察するに、検査を請け負った会社が業務を簡略化するために
そのまま顕微鏡で見ることができるような仕様にしていたのではないかと。
つまりプラスチックのプレートは顕微鏡を使った検査のときに使う
プレパラートのようなものだったのではないでしょうか。



私が申すのもヘンですが
当時はずいぶんと大らかな時代だったようでございます。
今ならモンスターペアレントの格好の餌食になってしまいましょう.....






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