玄人まがい




お目汚し、失礼いたします。



素人より怖いのは「 玄人まがい 」というやつでございまして
私もプライベートや仕事関係では、そういった玄人まがいに
何回か大変な目に遭わされた事がございました。



まぁ災難に遭わされることは無くとも
玄人まがいとは何かにつけてイタイタしいものでございます。
そのモデルケースのようなものを先日、YouTubeで見つけました。
某ラジオ局の人生相談番組の内容をアップしたものなのですが
契約社員で働いている若い男性が
「 仕事が長続きしない。どうすればいいだろうか 」
という悩みを相談していたのでございます。



相談の回答者は90歳近い医学博士と体育会系の武骨な俳優。
医学者としての立場から、あるいは俳優としての経験から
何か有意義なアドバイスや回答をするのかと思いきや
誰でも考えつきそうな我慢・忍耐・努力という
今どきプロはもちろん素人でもしないようなアドバイス。
どういうふうにして我慢・忍耐・努力をするかという
肝心で具体的なノウハウやヒントが抜け落ちているのでございます。



私はこの二人の回答者を叩くつもりは毛頭ございませんし
確かに相談者にも何らかの問題があるのかもしれませんが
「 退路を断ちて道始まる 」という言葉で片付けてしまうのなら
誰も最初から相談などしないでしょう。
むしろ逃げ道があるからこそ気分的に余裕ができ
「 こういうやり方もあるな。駄目元でやってみるか 」という具合に
何かアイディアが浮かんでくるのではございませんかな。



気分的な余裕が無ければ、物事はうまくいきません。
かの水戸の御老公も、村娘が悪代官に強姦され
娘の父親が悪代官の手下に惨殺されたときでさえ
「 もう少し様子を見ましょう 」とのたまわれ、余裕綽々としておられました。
決してドラマに尺が足りなかったわけではございません。
そして最後には印籠を見せつけて悪代官とその一味を懲らしめ
村には平和と安心が訪れたのでございます。



まぁそれはともかく、いやしくも全国的に流れているラジオ番組で
人生相談の回答者として名を連ねているのなら
もう少しマシな回答はできなかったのでございましょうか。
はっきり申し上げますが
あれでは玄人まがいと言われてもいたしかたないでしょう.....






コメント

ラジオの人生相談然り、
最近の○河ドラマ然り。

「何の捻りも無い」ことで仕事が成り立っている人達はある意味羨ましいですね。

一方我々は、名はもちろんさして多くない収入を上げることに少しも結びつかなくても、「捻りを効かせたソリューションの創出」で日々暮らしてるわけですが・・・(待遇に文句を言わないのもプロ=玄人の必要条件ですねw
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