ミスと罰




お目汚し、失礼いたします。



面倒なことになりました。
お客様のところへお詫びに行かなければなりません。
私に手落ちは無いのですが
私が商品を仕入れているメーカーの担当者が
チョンボをしたのでございます。



お客様はウルサ型の御婦人で
私が詫びるだけでは済まないかもしれません。
場合によってはミスをしたメーカーの担当者も
連れて行かなければなりません。
二人並んで雁首そろえて、謝るのでございます。



相手は鬼のように怖い御婦人でございます。
おそらく担当者と私、ハゲしい言葉の鞭にさらされるでしょう。
肉体も精神も身包み剥がれて
容赦の無い鞭の洗礼を受けるのでございます。



これでもか、これでもかと襲いかかってくる鞭、鞭、鞭。
そして素っ裸にされて四つん這いにさせられた担当者が
火矢のような鞭の雨を浴びながら
その横で同じく全裸で這い蹲っている私に語りかけます。



「 社長、すみません。僕のせいでこんな目に遭わせてしまって…ウッ!」
「 いや、私こそ君をこんなことに巻き込んでしまい、すまないと思って…アッ!」



てなことにならないか、ワクテカ…いや、ガクブルしている次第でございます.....






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