敗走兵




お目汚し、失礼いたします。



最近、夜中によく目を覚まします。
たいていはトイレなのですが
トイレでもないのになぜか目を覚ますことが頻繁にございます。
原因は不明で、精神的なストレスが原因なのかもしれません。



単に目が覚めるだけなら別に構わないのですが
睡眠不足は容赦なく私の体を蝕みます。
昼間、倦怠感に悩まされ、集中力・記憶力・意欲の低下に苦しみ
体調を崩して風邪をひきやすくなります。
これではイカンということで私、体力や精神力、健康の維持のため
近頃は昼の休憩時や時間の空いているときなどに
昼寝をするようにいたしております。



そういえば遠い昔、私が幼稚園児だった頃、午睡の時間がございました。
確か昼食が済んでからちょっとしたお遊戯をしたのち
おやつの時間が来るまでの間だったかと存じます。



寝ろと言われても、4、5歳の子供がおとなしく寝るわけがありませんし
午睡の次はおやつの時間なのでございます。
みんな寝たフリをして、ゴソゴソ体を動かしたり
ヒソヒソとおしゃべりをしたりして、おやつを心待ちにしており
寝ている園児たちは半数ほどでございました。



あの頃が懐かしゅうございます。
当時の元気の十分の一でもあればと思う今日この頃でございます。
確かに昼寝をすれば睡眠不足の解消に役立ちますが
100㌫とまではいかないのでございます。



おまけに私、寝覚めが良くないもので
目が覚めるには目が覚めるのですが
昼寝をする前の記憶が飛んでしまっていることがございます。
自分がいつどこで眠ったかを覚えていない・思い出せないため
起きたときに
「 ココハドコ? ワタシハダレ?」
という精神状態になっている場合が多々ございます。



シルベスター・スタローン主演の映画「 ランボー 」の終盤で
主人公のランボーがトラウトマン大佐に向かって
ベトナム戦争によって自らが心に受けた傷について
涙ながらに語るシーンがございます。
鬼気迫り、胸が締め付けられるようなシーンでございますが
その中に「 目が覚めて自分がどこにいるのかわからないときがある 」
というランボーのセリフが出てまいります。



私はベトナム帰還兵ではございませんが
これまでの人生を一種の戦いだとみなすならば
今の私は上記のようなランボーの精神状態と何百分の一かは
似通っているのかもしれません。
もっとも私の場合、戦場では逆襲に転じることなど一度も無く
敗走に次ぐ敗走だったわけですが.....






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