現象論




お目汚し、失礼いたします。



この前の日曜日ですが、図書館へ行っておりました。
書架に並んだ本を色々と眺めておりましたら
赤ん坊の声が聞こえてまいります。



首を伸ばして書架越しに声のするほうを覗いてみますと
30歳前後の父親らしきかたが
1歳になるかならないかという赤ちゃんを乗せたベビーカーを
ゆっくりと押しておられました。
赤ちゃんは声を出してはいるものの
むずかったり泣いたりしているわけではなく
ときおり歌うような声を発するだけでございました。



図書館へ赤ん坊や幼い子供を連れて行くのは
少々勇気が必要でございます。
ついさっきまでおとなしくしていた乳幼児が
突然大きな声で騒ぎ出すのはよくあることでございまして
たとえその子が上機嫌だったための大声であっても
図書館という静寂に満ちた空間では憚られるものでございます。



それに、図書館では「 青木まりこ現象 」なるものが起きる可能性がございます。
突然オムツが濡れてきたので気持ち悪くなり
せっかく機嫌が良かった赤ちゃんが、急にむずかって泣き出すリスクは
他の場所よりも高いと言えましょう。



にもかかわらずその赤ちゃん、きわめて大人しゅうございました。
ひょっとするとこれはむしろ
「 青木まりこ現象 」の乳幼児バージョンだったのかもしれません。
通常なら図書館において便意を催す現象が
乳幼児にはむしろ真逆の現象を引き起こし
肉体的・精神的に落ち着いた状態になるのではないでしょうか。
そういえば私、今まで図書館において
大泣きしたり騒いだりしている乳幼児を見たことがございません。



まぁ、所詮は私の当て推量でございます。
たまたまそんな乳幼児に遭遇しなかっただけなのかもしれません。
外を出歩いている時に女性を見かけると、不埒な妄想で股間が膨らんでくる
「 乱文紳士現象 」に取り憑かれた私の考察や分析など
何の説得力もございません.....






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