スケベオヤジ




お目汚し、失礼いたします。



長い話でございまして、おまけに愚痴でございますが
よろしければお付き合い下さいまし。



先日、とあるお得意様が私の店においでになりまして
仕事のお話を持ってこられました。
詳しい内容は伏せますが
至極簡単な仕事で楽勝ものの案件でございます。
遠方の出張を伴うものの
私にとっては朝飯前のような仕事でございました。



とはいえ、相手方の言うことを鵜呑みにするわけにもまいりません。
このお得意様、60代半ばの好々爺たる雰囲気のお方でございますが
私は以前、このお得意様にハメられたという苦い過去があり
その経緯を当ブログの記事にしたことがございました。

→ 胸騒ぎの悪勘 ( 2013年1月26日 )
http://omeyogoshisitsurei.blog.fc2.com/blog-entry-139.html



あの一件で懲りていた私は、仕事の内容を細部にわたってお尋ねし
「 裏がない 」ことを何度も念を押して確認いたしました。
その結果「 大丈夫だ 」というお返事を戴きましたので
引き受けることにいたしました。



ところが、でございます。
翌日、そのお得意様から電話で御連絡がありまして
なんでも、仕事の内容に若干、変更が生じたとの事。
概ね同じ内容だったのですが
言葉の端々に何やら曖昧な点が出てまいりまして
しかも更にその翌日、翌々日にも御連絡があり
だんだん雲行きが怪しくなってまいりました。



いつのまにやら仕事の内容が
とんでもない揉め事へまともに首を突っ込むような
きわめて危なっかしいものになっているのでございます。
最初にこの仕事の話をお聞かせいただいた時
私が一番気にかかっていたのは、まさにその点でございまして
そんな事態にならないかどうかを確認したら
「 大丈夫だ 」とおっしゃっていたからこそ
お引き受けしたのでございます。



それがだんだん話がアヤフヤになってまいりまして

「 大丈夫だ。心配無い 」
 ↓
「 心配無い。なんとかなる 」
 ↓
「 なんとかなるだろう 」
 ↓
「 なんとかなるはずだ 」
 ↓
「 なんとかできるはずだ 」
 ↓
「 なんとかしてくれ 」
 ↓
「 まかせたぞ 」

と、なっているのでございます。



正直なところ、どす黒い怒りの炎が込み上げてまいりましたが
私は、にこやかな笑顔でキリッとお断りいたしました。
おそらく、仕事の過程で何らかのトラブルが生じた場合は
私に話をつけさせるか、または露払いの役目をさせよう
という算段だったのでございましょう。



そもそも私には弁護士や示談屋、ネゴシエーターなどの才能はございません。
そして、私は「 人が良い 」というよりかは
自他共に認める「 馬鹿 」なのですが、馬鹿もここまで馬鹿にされると
ヘソの一つも曲げてみたくなるものでございます。



はっきり申しまして、あのお得意様のお顔はもう拝見したくありません。
あのお顔を拝見するたびに、「 ちょっと休むだけだから 」と言って
女性をラブホに連れ込もうとするスケベオヤジを連想するからでございます.....






コメント

No title

業種は違えど、
罠にはめられて、しかも責任が全部こちらのせいにされる、・・・
「戦友」を見ているような気持ちになりました。

お互い、頑張り過ぎない程度にやり過ごしましょう。
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