失われた興奮




お目汚し、失礼いたします。



千葉県船橋市にある「 ふなばしアンデルセン公園 」というテーマパークが
大人気のようでございます。
世界最大と言われる某旅行口コミサイトにて
2015年における日本のテーマパークの人気ランキングが発表され
1位の東京ディズニーランド、2位の東京ディズニーシーに次いで
ふなばしアンデルセン公園が3位にランキングされているとのこと。
私の地元、大阪府の大阪市此花区にございます世界的テーマパークの
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、その次の4位に甘んじております。



この「 ふなばしアンデルセン公園 」ですが
1987年に「 ワンパク王国 」の名で開園し
その後、1996年に現在の名でリニューアルオープンしたようでございます。
一時期、テーマパーク不況の嵐が吹き荒れ
全国各地でテーマパークの閉園、廃業が相次いでおりましたが
そういった荒海の中をどうにか乗り切って今日の名声を獲得したというのは
地元民にとっては実に喜ばしいことでございましょう。



ところで、テーマパークの主役は子供でございます。
子供にとってテーマパークでの体験や記憶は
貴重な人生の一ページとなります。
それゆえ、そのテーマパークが人気を博して入場客が増えるのは
望ましいことでございますが
逆に閉園や廃業となると、子供は悲しい思いを抱くことになりましょう。



兵庫県宝塚市にかつて「 宝塚ファミリーランド 」という
テーマパークがございました。
宝塚歌劇場のすぐ近くにあったかと存じますが
子供の頃の私、親に連れられて何回かこのテーマパークへ行きました。
当時はテーマパークとは呼ばず
この手の施設は総じて遊園地と呼ばれておりましたが
宝塚ファミリーランドは、遊園地の施設以外に
動物園や植物園も併設されておりました。



私の記憶が確かなら阪急電車の宝塚駅を降りると
すぐに宝塚ファミリーランドの正面入口がございました。
そしてその向こうから生臭い水のにおいとともに
オットセイの鳴き声が聞こえてまいりまして
当時、小学生だった私はいつもその時
まだ遊園地の中に入っていないにもかかわらず
何やら異様なワクワク感やときめきを覚えたのを記憶しております。



このテーマパーク、10年ほど前に閉園となりましたが
あのときのワクワク感やときめきは、今も覚えております。
もう一度、あの興奮を味わいたいものでございますが
あのような興奮に出会える機会はこの先、もはや無さそうですし
あのような興奮を味わうには私はあまりにも年を取り過ぎてしまいました。



ときおり、ネットで初訪問のエロサイトに入るときや
久しぶりに更新された行き付けのエロサイトに入るときなど
似たような興奮を味わうことがございます。
しかし生臭い水のにおいとオットセイの鳴き声がもたらしてくれた
奇跡のようなあの時の興奮には、所詮、足元にも及びません.....






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