活字のチカラ




お目汚し、失礼いたします。



私事で恐縮でございますが
私の今年の盆休みは8月13日から同16日まででございます。
まぁ当ブログの御訪問者様にとってはどうでもいいことなのでございますが
今年の8月は私、フトコロに余裕がございません。
そのため盆休み中、特に出かけるアテが無ければ
図書館で本を読むことにいたしました。



ところで、4年前に亡くなられた俳優、児玉清氏は
読書家としても有名でございました。
俳優やタレントとして忙しい生活をされるなか多くの本を読まれており
外国の著作については原書で読むこともあったようでございまして
まさに読書家の鑑とも言えるようなかたでした。



ラジオ番組の中で自らの読書について語る氏の言葉を
いくつか聞いたことがございますが
氏はよく、読書の楽しみは読むことによってその本の中に入り込むことができる
作品に精神を集中して空想や物語の中で自由になれることだ
というようなことを仰られておりました。



これはある意味、現実からの逃避を意味しているように思えて
最初、この言葉を聞いたときは、はっきり申しまして多少違和感がございました。
もちろん、氏が実際に現実から逃避する傾向にある人間だったかどうかは
別問題でございます。



しかし、そのような読書による現実逃避がある一方で
今やネットを介して自分の気に入った画像、動画が
簡単に入手できる時代でございます。
わざわざ活字で書かれたものを読んで想像力を働かせなくとも
画像や動画によって現実逃避はいくらでもできるのでございます。
それゆえ、読書という形で脳を働かせ
想像力を駆使して逃避する氏のスタンスは
いわば「 体育会系 」と言えましょう。



そういった体育会系の現実逃避は、容易には崩れない強靭さがございます。
むしろ写真やビデオで現実逃避をしていた人間は
そのよりどころとなる媒体が無くなってしまえば
あっさり現実と真正面から向き合う生き方をしてしまうような気がいたしますし
媒体をコントロールすることによって単純に洗脳されてしまうかもしれません。



それゆえ、常日頃、自家発電の燃料は画像や動画に頼っている私ですが
ポルノ小説の名作や文学作品のエロシーンを燃料にすることも重要だと
ときおり自らに言い聞かせている次第でございます.....






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