特殊なオツム




お目汚し、失礼いたします。



昨年12月、危険ドラッグ愛用者の男が
アパートの隣人女性に刃物で切り付けて逮捕されました。
その公判が昨日おこなわれたのですが、この男
法廷ではかなりアグレッシブでエキセントリックな言動に及んだようでございます。



罪の意識を問われて逆ギレしたり
自分が犯した犯罪行為について責任転嫁をしたりと
それはもう言いたい放題だったのでございますが
どうやらこの男、かなり勘違いをしているようでございます。
原告の検察官が女性だということで、なめていたのかもしれませんが
被告を油断させてなりふりかまわぬ言動で泳がせ
心証を悪くさせようという検察側の魂胆を
この男は気づいていないようでございます。



しかも女性の検察官でございますから徹底的に追い詰めるでしょう。
求刑満額、ヘタをすればそれ以上の刑を食らうことは
覚悟しておいた方がいいかもしれません。
まぁ、このような男が早々にシャバに出てくるのは
危なっかしくてしょうがありませんので、公費がもったいないことは別として
刑期が長いに越したことはないのですが。



ところで逮捕されるときにこの男が発した
「 シェシェシェのシェ~!」という奇声が有名になっておりますが
どういうつもりでこのような声を発したのでございましょう。
その由来や語源が気になるところですが
この言葉、私たちオッサン世代にとっては
ある意味、懐かしい言葉を連想させてくれまする。



かつて1960年代にギャグ漫画で一世を風靡した漫画家
故・赤塚不二夫氏の創造したキャラクターに
フランスかぶれの「 イヤミ 」という名の男がいるのですが
この男が驚いたりキレたりしたとき
両手と片足を互い違いに曲げてジャンプしながら「 シェー!」と叫びます。
このパフォーマンスは一時期かなり流行いたしまして
あの世界的に有名な怪獣のゴジラでさえ演じたこともあるぐらいでございます。
男の発した奇声は、このイヤミの
「 シェー!」に由来するものであるような気がいたします。



また、もう一つ連想いたしますのは、今度は劇画なのですが「 ゴルゴ13 」。
その主役のスナイパー、デューク東郷が、敵に手刀を打ち込むときに
「 シェッ!」という空気を切るような、あるいは気合のような音が発せられるのですが
この音に由来しているのかもしれません。男が警察に逮捕される際
デューク東郷が「 シェシェシェッ!」と素早く手刀を繰り出して抵抗するさまが
その脳裏には浮かんでいたのかもしれません。



男はまだ30歳前後だとのことで
赤塚不二夫氏やイヤミ、あるいはゴルゴ13に関してよく知っているのかどうか
微妙なところでございますが、もしそうだとしても
漫画や劇画に出てくるセリフや効果音のようなものを
警察に逮捕されるときに発するような人間のオツムは
かなり特殊なものだと言わざるを得ません.....






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