性悪説




お目汚し、失礼いたします。



人間という生き物の本質は何なのか。性善説が正しいのか性悪説を基本とすべきなのか。
これは難しい問題でございまして、結論を出すためには
法律や道徳規範、社会常識といったものの意義やその成り立ちを論じなければならないでしょうし
ことによると自然科学を含めた多方面の分野での考察も必要となってくるかもしれません。



こういった難しい問題は、私のようなボンクラには到底結論が出せません。
しかしそんな私が最近、とりあえずこの問題に関して出した結論、それは性悪説でございます。



数日前のことでございました。
自家発電のオカズを探すため、徒然なるままにネットでエロ動画を漁っておりましたら
両手足と頭を拘束された全裸の男が鞭で殴られているというSMプレイの動画を見かけました。
鞭打たれているのはクルーカットの若い外人男性でございまして
鞭を振るっているのも外人の男のようですが
こちらの方は鞭を持った手が画面に映るだけで、年恰好や人相風体はわかりません。
若い男は延々と鞭で殴られ続け、やがて背中から尻にかけてが
地肌の色もわからなくなるほど何本ものミミズ腫れで覆われてしまいました。



そんな凄惨な光景を眺めているうちに、ふと

「 このミミズ腫れを触ってやると、さぞかし痛がるだろうな 」

という意地の悪い思いつきが私の頭に浮かびました。
すると、これはいったいどうしたことでございましょう。
動画の終わりごろになって、そんな私の嗜虐的な思いが通じたのか
鞭の使い手が殴るのをやめ、鞭打たれていた男のミミズ腫れへおもむろに手をのばすと
撫でたり揉んだりし始めたのでございます。



ミミズ腫れをナデナデ、モミモミされた男は頭と両手足を固定されているために
逃れることができません。
身を捩じらせながら、「 NNNNNO~~! OH~,AH~~,OH━━━━━━━!
と苦悶の叫び声を発しております。
本当は気持ちイイくせに、痛そうな演技をしていたのかもしれませんが
突然私は不思議な感覚に陥りました。



私の悪意が、理屈を越えた玄妙な摂理によって実現されたような感覚でございます。
しかもこの動画はリアルタイムで撮影中のものを配信しているのではありませんから
私の悪意が過去にまで遡り、動画の内容を変えてしまったような気さえいたしました。
人間の悪意というのは、それほど強い負のエネルギーを持っているのではないかと思い
そして悪意というのは非常に強い感染力を持った伝染病のようなものではないかと感じました。



性善説が人間の本質なのか、はたまた性悪説か。
その根本的な答えを出すことは私にはできません。
しかしこれほど強いエネルギーと伝染性を有する人間の悪意というものには
性悪説をもってしなければ太刀打ちできないと、直感的にそう思ったのでございます。



人間の悪意が持つエネルギーと感染力の強大さ。
ちょっと大げさですが、何やら一つの学術的なハッケンをしたような気がいたします。
まぁ実際はただ単に、鞭の使い手の男、鞭打たれている男、そして私、という三者の
趣味趣向が似通っている、もしくは相性がいい、というだけのことだったのかもしれませんが.....


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